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Rack セキュリティ修正がリリースされました: 2.2.3.1、2.1.4.1、2.0.9.1

Rackのセキュリティ修正2.2.3.1、2.1.4.1、2.0.9.1がリリースされました。2件の脆弱性が修正されています。

rack/rack - GitHub

詳しくは上記の情報をご覧ください(GitHub Advisory・Discussions・Google Groupsの内容は基本的に同じです)。

なお、cve.mitre.orgのCVE-2022-30122およびCVE-2022-30123エントリは現時点で"RESERVED"状態となっており、詳しい情報は含まれていません。

以下は2件の脆弱性が修正されたバージョンのタグとコミット差分です。

🔗 修正の概要

Rackで以下の2件の脆弱性が修正されました。

[CVE-2022-30122] Denial of Service Vulnerability in Rack Multipart Parsing

巧妙に細工されたマルチパートのPOSTリクエストによって、RackでDoSが発生する可能性があります。

[CVE-2022-30123] Possible shell escape sequence injection vulnerability in Rack

巧妙に細工されたリクエストによって、シェルエスケープシーケンスをRackのLintミドルウェアやCommonLogger経由でターミナルに書き込まれる可能性があります(潜在的にこれらのシェルエスケープシーケンスは、標的のターミナルでコマンド実行に利用される可能性があります)。RackのLintミドルウェアやCommonLoggerミドルウェアを利用しているアプリは、この脆弱性の影響を受ける可能性があります。

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