JNIでNewGlobalRef, DeleteGlobalRefを使う

JNIを使っていて、C/C++側からJavaのオブジェクトを任意のタイミングで使いたいことがあります。

たとえば、ネイティブ側で処理が終わったらonCompleteメソッドを呼び出すとか、javaのInputStreamをC側で保持しておき、適宜読み込むといった場合です。

JNIメソッドの引数やFindClass/GetObjectFieldで取得したjobjectを、Cのグローバル変数(やC++のメンバ変数など)に保持しておいて、後で使おうとすると

JNI ERROR (app bug): accessed stale local reference 0x2d00025 (index 9 in a table of size 8)

のようなエラーが発生することがあります。

これは、jobjectの参照するJavaのオブジェクトが、すでにGCによって回収されている場合のエラーです。

Cでjobjectの値を保持していても、GCはそれが参照されていることを知りません。
ちゃんと、参照カウントを増やしてやりましょう。

// これでobjのグローバル参照が取得できる。objの指すJavaオブジェクトは勝手に解放されない
jobject globalObj = env->NewGlobalRef(obj);

// 不要になったらこれを実施しないと、永久に解放されずメモリリークする
env->DeleteGlobalRef(globalObj);

基本ですね。

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この記事の著者

baba

ゆとりプログラマー。 高校時代から趣味でプログラミングを初め、そのままコードを書き続けて現在に至る。慶應義塾大学環境情報学部(SFC)卒業。BPS設立初期に在学中から参加している最古参メンバーの一人。Ruby on Rails、PHP、Androidアプリ、Windows/Macアプリ、超縦書の開発などを気まぐれにやる。軽度の資格マニアで、情報処理技術者試験(15区分 + 情報処理安全確保支援士試験)、技術士(情報工学部門)、CITP、Ruby Programmer Goldなどを保有。

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