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SQLite on Railsシリーズ(08)Active Recordアダプタを強化した2つのプルリク(翻訳)

概要

原著者の許諾を得て翻訳・公開いたします。

参考: Rails 8はSQLiteで大幅に強化された「個人が扱えるフレームワーク」(翻訳)|YassLab 株式会社

日本語タイトルは内容に即したものにしました。

SQLite on Railsシリーズ(08)Active Recordアダプタを強化した2つのプルリク(翻訳)

Ruby on Railsは、今も活発に繁栄しているフレームワークです。残念ながら、データベースアダプタに関する注目や取り組みの大部分がMySQLアダプタやPostgreSQLアダプタに集中しています。SQLiteは、Railsで最近サポートが追加されているデータベース機能の多くをサポートしています。

そういうわけで、今日から私は、RailsでSQLiteを使うときの開発者エクスペリエンスを可能な限りシームレスで強力なものにするための作業に手を付け始めています。皆さんも参加しませんか?


本日、私はRailsのSQLite3Adapterを強化する取り組みの手始めとして、以下の2つのプルリクをオープンしました(訳注: 以下は2つともマージ済みでRails 8で利用できます)。

今回の記事は、私の個人的な意志の宣言です。私は、SQLiteアダプタにActive Record新機能をできるだけ多く導入するために自分の役割を果たすつもりです。

自動入力カラム機能が複合外部キーから仮想カラムにいたるまで投入されれば、SQLiteはPostgreSQLやMySQLに遅れをとることはなくなります。

しかしこれは簡単な作業ではありませんし、私が目にした以外にも多くの機能があることは確かです。すなわち、本記事は皆さんの行動を促すためのものでもあります。SQLiteとRailsを愛してやまない方は、ぜひご参加ください。一緒にSQLite3Adapterのレベルアップを始めましょう。一歩ずつ進んでいけば、production環境のRailsアプリケーションでSQLiteが普及するのを後押しできるでしょう。


今回はこれで終わりです。
ただし、RailsでRETURNING機能がサポートされれば、UUID または ULIDを主キーとして利用可能になることについて記事を出しますので、どうかお見逃しなく!

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