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Windows 11 でDocker 開発環境を構築する

はじめに

Windows 11 を使うことになった経緯

2021年秋に、Windows 11 がリリースされました。
会社としては、Windows 11 へのアップデートは
しばらく様子を見てからするようにとのことでしたが、
PCを入れ替えることになったためWindows 11 が自動的にインストールされ
結果的にWindows 11 を使って業務を行うことになりました 🙇

以前の開発環境について

入った当初(2019年)は今以上に知識が疎く、当時トレーナーの方に開発環境のほとんどを作っていただきました。🙇
構成は以下のとおりでした。

WSL構成.drawio

Windows 11 でDocker 開発環境を構築

ここからは、早速ではありますが作業したもののログとなります。

エディション:Windows 11 Home

WSL2/Linuxをインストールする

以下の記事を参考にしました。
【Hyper-V対応】Windows 11にWSL2/Linuxをインストールする

まず、powerShell を管理者モードで入り、以下コマンドを入力します

# powerShell(管理者モード)
wsl --install

特に問題なく、正常終了しました。😌
表示のとおり再起動を行うと、Ubuntu の初期設定(ユーザ名とパスワードの設定)があります。
指示に従い、入力をします

関連の作業は以上のようで
エクスプローラを開くと、左下にUbuntu フォルダが出現していました!

\\wsl.localhost\Ubuntu

クリックすると、上記パスにアクセスしているようです
詳細をしっかりと把握はできていませんが、アクセスが簡単になりとても便利です。

ちなみにUbuntuのバージョンはUbuntu 20.04 でした。

WSL2/LinuxにDocker Engine をインストールする

上記によりUbuntuのサーバーができ、操作できるようになったため、この環境にDocker Engine をインストールします。

以下のサイトを参考にしました。

$ docker run hello-world が成功することが確認できました 🎉

WSL2/Linuxにソースコードをgit clone

git はすでにインストールされていたため、git clone を行いました。

WSL2/Ubuntu の配下にソースコードを置きました。
(前のPCで、Windows 上にファイルを置いたところ、ホットリロードできなかったため
今回も同じ構成にしました)

プロジェクトのREADME に従い動かしてみる

README のとおり
docker-compose builddocker-compose up の実施を行い
ブラウザ上での確認など、できました 🎉

まとめ

  • Windows 11 にWSL2/Linux をいれ、その環境にDocker Engine をいれました
    • Docker for windows は、前のPCでは入れていましたが、使いこなせず、今回はいまのところ入れていません
  • ソースコードは、WSL2/Linux のディレクトリに配置しました

感想など

  • WSL2/Linux インストールがとても簡単でした。🎉
  • PCのスペックが上がったことにより、docker の起動速度が改善して、とてもうれしいです 😀


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