Ruby 3.3.10がリリースされました。内容は主にバグ修正のバックポートです。url gemのセキュリティ修正(CVE-2025-61594)も含まれています。
Ruby News ➜ Ruby 3.3.10 Released https://t.co/TOkcLrfk7V
— RUBYLAND (@rubylandnews) October 23, 2025
- リリース情報: Ruby 3.3.10 Released
詳しくはリリース情報をご覧ください。
🔗 更新の概要
詳しい変更内容は以下で参照できます。
- GitHubリリースノート : Release 3.3.10 · ruby/ruby
- 差分: Comparing v3_3_9...v3_3_10 · ruby/ruby
- RubyGem最新バージョン: 3.7.1
- Bundler最新バージョン: 2.7.2
🔗 関連する更新
🔗 gems
default gemsとbundled gemはしばしば変更・更新されます。詳しくは以下をご覧ください。
参考: standard librariesとdefault gemsとbundled gemsの違い - ESM アジャイル事業部 開発者ブログ
Rubyバージョンごとのdefault gemsとbundled gem編成については以下のstdgems.orgが便利です。
参考: Standard Gems 3.3.9 -- default gemsとbundled gemのリストをRubyバージョンごとに確認できます。
🔗 rbenv
rbenvで使われるruby-buildでは、以下で既にRuby 3.3.10が利用可能になっています。
🔗 Docker Hub
現時点ではDocker HubでRuby 3.3.10はまだ公開されていません。
- Docker Hub: ruby
🔗 Heroku
現時点では、HerokuランタイムでRuby 3.3.10はまだサポートされていません。
参考: Heroku Ruby Support | Heroku Dev Center
🔗 devcontainer
Railsのdevcontainerは既にRuby 3.3.10に対応しています。
参考: Package devcontainer/images/ruby
メモ
なお、Ruby 3.2は2026年3月いっぱいでメンテナンスが終了する予定です。
参考: Ruby ブランチごとのメンテナンス状況