Amazon から Kindle Worldsが発表されました。日本では、コミケがもの凄く大きなコンテンツになっているので、このようなアナウンスは、今後のコミケに大きな影響を与えるかもしれません。
アマゾン、二次創作を公認販売するKindle Worldsを開始
これまで、著作権、利益分配、作品イメージなどに大きな影響が出てしまうため、二次創作に対して必ずしも良い印象がありませんでした。日本でも、コミケの存在を認識しているものの、ある程度容認はされていました。
二次創作によって、作品の認知度が上がり、ファンが増え、結果的に原作が売れるなどという好循環を生み出していたこともあると思います。また、大きくなり過ぎたせいで、対応するにも大きなコストがかかってしまうので、放置していたこと部分もありました。
そんな中、Amazonは、二次創作を応援しようという姿勢を示しました。アメリカにもFan Fictionという二次創作が行われていたので、日本もアメリカも同じ課題を抱えていましたが、アメリカは攻めの姿勢を見せたといったところでしょうか。
Amazonが、アメリカで成果を出してしまうと、どんどん日本にもその波がやってくるかと思います。アメリカで始まった電子書籍も、日本には結局2、3年遅れでやってきました。Kindle Worldも結局、日本にやってくることになるでしょう。n
Kindleが日本に本格的に参入し、マンガ業界にとって大きな変化を求められている時に、こんなビッグニュースが舞い込んでくるなんて、さすがアマゾン!
今後の展開が楽しみですね。
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