最近は地味にiPhone SDKで試行錯誤中です。
基本的な内容ばかりになると思いますが、気づいた点を書いていこうと思います。
今日はCookieについて。
単純なHTTPリクエストのCookie
まず、一番単純なHTTPリクエストは、以下のようなコードで実行できます。
(実際は同期通信だと色々まずいので、非同期通信を使うことが多いと思います)
NSURLRequest *request = [NSURLRequest requestWithURL:[NSURL URLWithString:@"https://www.bpsinc.jp"]];
NSURLResponse *response;
NSError *error;
NSData *data = [NSURLConnection sendSynchronousRequest:request returningResponse:&response error:&error];
//結果を表示
NSString *str = [[NSString alloc]initWithData:data encoding:NSUTF8StringEncoding];
NSLog(@"%@", str);
この際、サーバ側でセッションを開始するなどしてCookieの発行を指示した場合、レスポンスヘッダにSet-Cookieが入ります。
これを受け取ると、NSURLConnection
が自動的にCookieを保存してくれます。
そのため、次回同じURLにリクエストした場合、保存されているCookieが送信されます。
Cookieの取得方法
このCookieを取得するには、以下のような手順を踏みます。
NSHTTPCookieStorage *storage = [NSHTTPCookieStorage sharedHTTPCookieStorage];
NSArray *cookies = [storage cookies]; //cookiesForURLで絞り込みもOK
for (int i = 0; i < [cookies count]; i++) {
NSHTTPCookie *cookie = [cookies objectAtIndex:i];
[storage deleteCookie:cookie]; //削除する
}
これで、セッションの強制的な解除などが実現できます。
NSHTTPCookieStorage
に保存されているCookieは、Safariなどと共有されているらしいです。
このあたりはもう少し実験してみようと思います。