paperclip3.1にしたらFileAdapterの挙動がちょっと変わった

paperclip 3.0.3から3.1.2にしてみたところ、FileAdapterのsizeが返す値が変わっていました。

※普通にattachmentを付けるだけなら何も問題ありません

あるプロジェクトにて、諸事情により、processorを独自で生成してoriginalファイルを直接書き換えていた(サイズ変更あり)ため、DBに保存されるattachment_file_sizeが変わってしまいました。
原因と回避策です。

diffを見る

3.0系から3.1系への変更なので、なるべくシンプルにこのバージョンで比較してみます。
https://github.com/thoughtbot/paperclip/compare/v3.0.3…v3.1.0

3.0ではFileAdapterは直接のクラスで、sizeやpath, rewindなどのファイル操作系メソッドは、@tempfileに委譲していました。
3.1ではFileAdapterはAbstractAdapterのサブクラスで、pathやrewindなどは挙動に変更ありませんが、sizeはインスタンス変数として保持しておく形になっています。

cache_current_valuesはコンストラクタでしか呼ばれないほか、@tempfileではなく@targetのサイズを返すため、@tempfileを書き換えた状態では3.0と戻り値が変わります。

ということで、強引に3.0系と挙動を合わせるためには、@sizeにinstance_variable_setしてやれば実現可能です。
3.0だと@sizeが無くてエラーになるので、バージョンチェックするなり握りつぶすなりしつつ。

file.instance.variable_set(:@size, File.size(file.path))

よい子は真似しないでください
originalを上書きしなくてはいけない強い理由が無い限り、素直に別のstyleを定義した方が良いです。

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この記事の著者

baba

ゆとりプログラマー。 高校時代から趣味でプログラミングを初め、そのままコードを書き続けて現在に至る。慶應義塾大学環境情報学部(SFC)卒業。BPS設立初期に在学中から参加している最古参メンバーの一人。得意分野はWeb全般、Ruby on Rails、Androidアプリケーションなど。最近はBlinkと格闘中。軽度の資格マニアで、情報処理技術者試験(高度10区分)などを保有。

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