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Ruby 3.3.1/3.2.4/3.1.5/3.0.7がリリースされました(セキュリティ修正あり)

Ruby 3.3.1/3.2.4/3.1.5/3.0.7がリリースされました。

詳しくは上記リリース情報をご覧ください。

上記でリリースされたRuby本体には、通常のバグ修正に加えて、以下のセキュリティ修正も含まれています。バグ修正の内容はバージョンごとに異なる可能性があります。

また、以下で既に修正されたrdoc gemとstringio gemも上記リリースに含まれます。

Ruby: rdoc gemとstringio gemのセキュリティ修正がリリースされました

🔗 修正の概要

以下の脆弱性が修正されました。

影響を受けるRubyバージョン

  • Ruby 3.3.0
  • Ruby 3.2.3以下
  • Ruby 3.1.4以下
  • Ruby 3.0.6以下

注意

注: 上記の情報はRuby 2.7以下が安全であることを意味しません。Ruby 2.7は既に2023-03-31にEOL(end-of-life: サポート終了)に達しているのでセキュリティ調査や修正は行われません。Ruby 2.7以下を利用している場合は、速やかにサポート中のRubyバージョンにアップグレードしましょう。

Rubyのメンテナンスポリシーについては、以下を参照してください。

修正されたRubyバージョン

上記セキュリティ情報では、修正方法としてRuby 3.3.1にアップグレードすることが推奨されています。Ruby 3.2.x〜Ruby 3.0.xを利用している場合は、それぞれ以下の修正済みバージョンにアップグレード可能です。

  • Ruby 3.3.1
  • Ruby 3.2.4
  • Ruby 3.1.5
  • Ruby 3.0.7

補足

Ruby 3.0.xは既に2023-04-01にEOL(end-of-life: サポート終了)に達していましたが、今回は特別に3.0.7がリリースされ、EOLが2024-04-23に変更されました。
今後Ruby 3.0.xについてはセキュリティ修正のリリースを期待するのではなく、サポート中のRubyバージョンにアップグレードすることが推奨されます。

Rubyのメンテナンスポリシーについては、以下を参照してください。

参考: ruby-buildとDocker Hub

rbenvで使われるruby-buildでは、以下で既にRuby 3.3.1/3.2.4/3.1.5/3.0.7が利用可能になっています。

rbenv/ruby-build - GitHub


Docker Hubでも各種ディストリビューション向けのRuby 3.3.1/3.2.4/3.1.5/3.0.7が利用可能になっています。

: ただし、3.3.1/3.2.4/3.1.5/3.0.7リリース後にdocker-library/rubyでいくつかビルドエラーの修正が行われたので、念のため確認しておくとよいでしょう。

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