Railsで簡単に使える全文検索と言えば、Sunspotが人気です。
非常に使いやすくできていて、わずか数ステップで本格的な全文検索を始めることができます。
バックエンドは信頼と実績のApache Solrなので、性能・信頼性・拡張性は折り紙付きです。
そんなSunspotですが、実際にサーバに設置してサービス運用に乗せるとなると、ローカルで試しに動かす分には必要なかったことも気にする必要がでてきます。
- データのバックアップはどうすれば良いんだ?
- 公開したあとにインデックス張り直すときは?
- この1000行以上ある設定ファイルはいったい何なんだ?
最近は、Railsシステムの高速化・パフォーマンスチューニングをさせて頂くことも増えたので、Sunspot/Solrも小規模ながら活用できるようになってきました。
これを機に社内勉強会を開催したので、そのスライドをSlideShareにアップロードしておきました。
目次
- はじめに
- Sunspotを使ってみる
- どのくらい速い?
- Sunspotの動作モデル
- Solrの概要
- Solrの管理画面
- Solrで直接検索してみる
- Solrの設定
- Sunspot Tips
まとめ
Solrの動作の概要を理解して、小規模なら運用に乗せられる・調べながら設定変更やチューニングができるようになることを目指して勉強会を開催しました。
特にschema.xmlのあたりは理解すれば柔軟で便利ですが、初めてだととっつきにくいため、この部分が好評でした。
機会があれば、1台ではとうてい捌けない規模のデータも扱ってみたいなあ。