源ノ明朝フォント、使いやすくて良いですよね。文字数、デザイン、ライセンスのバランスが良くて汎用性が高いです。超縦書でも、以前はIPAex明朝のカスタムフォントを同梱していましたが、現在では源ノ明朝のカスタム版に変更しています。
そんな源ノ明朝ですが、縦書きで使うと、Safari10.1.1で開いた際に半角数字が正立してしまうのでご注意ください。
- jsbin.comのサンプルコード(Safariで開くと再現できます)
詳しくはCSS Writing Modes 3やUAX#50を参照いただくとして、本来英数字はUAX#50のプロパティがR
なので、text-orientation: upright
を指定しない限り横向きになる(=横に寝る)はずであり、他のブラウザやSafariでも他のフォントでは横になります。
色々試してみたところ、フォントにlocl
テーブルがありそれで置換されたグリフは、問答無用で正立してしまっているようでした。ちなみに源ノゴシックでは英数字のlocl
置換は入っていないので、この問題は発生しません。
WebKitにバグレポ投げたらradarにインポートはされたので、多分そのうちに直るとは思いますが、しばらくはlocl
外したビルドを作るなりfont-feature-settings: "locl" 0
するなりの工夫が必要そうです。