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Rails tips: Service Objectパターンでリファクタリング(翻訳)

概要

原著者の許諾を得て翻訳・公開いたします。

Rails tips: Service Objectパターンでリファクタリング(翻訳)

このリファクタリングパターンは非常にシンプルですが、私が作業しているどのアプリでも非常に有効であることがわかってきました。Service Object(訳注: 単にServiceと書かれることもありますが、本記事では略さない方に統一しています)パターンは、クラスやメソッドのコード量が増えてしまったときにいつでも使えます。私はServiceを作るときは以下のルールを守るようにしています。

  • Service Objectのクラス名の末尾には必ずServiceを付ける
  • 単一責任の原則を守る(この原則はService Objectに限らない一般的なルールです)

Service Objectのアイデアをわかりやすく示すために、サンプルのService Objectクラスを作ってみましょう。

module Users
  class EmailDomainService
    def initialize(user)
      @user = user
    end

    def email_domain
      user.email.split("@").last if user.email.present?
    end

    private
    attr_reader :user
  end
end

このクラスは非常にシンプルでありながら、きわめて便利です。Service Objectのクラス内のコード量は抑えておくべきです。Service Objectはささやかなサービスだけを、一度に1つだけ提供すべきだからです。

このパターンは、巨大なクラスを小さなコード片に分解してサービスを分離するリファクタリングに使えます。


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