今回の公募増資・売出(PO)関連情報
銘柄名 | ニッコンホールディングス |
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コード | 9072 |
市場 | プライム |
仮条件・ディスカウント | 3% |
条件決定日 | 2024/06/17 |
交付日 | 2024/06/20 |
幹事 | 三菱 |
募集総額(億円) | 63 |
時価総額(億円) | 1,853 |
募集 / 時価総額 | 3.4% |
信用 / 貸借 | 貸借 |
ニッコンホールディングスのPOの評価
貸借銘柄なので売り繋ぐことができますね。募集する金額の半分くらいは自社株買いするとも発表されているので安定操作とは別に底堅いかもしれませんね。募集割合も小さいですし株主も貸し出してくれそうなところが揃ってますしで、REITほどではないにせよ逆日歩の心配も少なそうですね。募集金額は小さいものの三菱モルガンスタンレーさんが全部もってるので関係値によっては多めにもらえそうです。
著者の株式投資日記&コメント
日経ダウ38,000円台近辺での攻防が続いてますね。もうこのへんが良いところなのかもしれませんね。
近頃よく相談いただくのは、「今まで配当利回り4%くらいしかなかった安定したREITの配当が5%に近づいてきている!これは買いでは?」です。確かに通常3%後半~4%の配当利回りが普通の大手・古参REIT(89番台あたりですね)は安くなってますし4%~5%近くも回っていれば超長期保有によって最終的に損するリスクは少ないかもしれません。
ただ、前提となる配当率の感覚はマイナス~ゼロ金利を前提としたもので、金利上昇した後では全然話が違います。最近で配当が3.5%だったものが4.5%まで上昇しているのは、金利がゼロから日本国債10年の金利が1%になったからです。元々、銀行に預けておいても0%だから配当で4%もらおう、だったのが、銀行に預けておいても1%もらえるならリスクをとって配当を選ぶ基準は5%かな、という考えにシフトしているからですね。10年国債が仮にまた上がればREITなどの配当利回り重視銘柄に求められる水準がまた上がるため当然価格は下落します。
もちろん「キャピタルロスがあっても配当による収益のほうが結果的に大きければいいじゃん!」という考えもあると思いますし、もとよりそのつもりで私はREITや銀行株など長期保有する前提の株を多く購入しているわけですが、それにしても金利が近々であがるかもあがるかもと言われているこのタイミングで買うのは微妙で、買うとしたら金利上昇が確定してからです。まだまだ上がらないほうに賭けるなら現在価格が下がっているところで購入するのもありですね。
最近NISAを始めた知り合いから特に相談が多いNTT株についても同様です。もちろん新しい情報がでてさらに上がる可能性もゼロではありませんが現段階ではまだ高いところにいます。まあいずれにせよいい会社なので長期保有前提なら過度に心配する必要はないでしょうけれど。
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