W3C/IDPF 統合に対する DPUB IG の方針について

こんにちは、榊原です。

本件については、いろいろと気にされている方も多いようなので、少し多めに Techracho に記事にしてみようと思います。今回は、DPUB IG (Digital Publishing Interest Group) が現状どう判断しているか、についてです。

ログより

こちらが、23日に行われた telecon(電話会議)のまとめログです。

https://www.w3.org/blog/dpub/2016/05/24/dpub-ig-telco-2016-05-23-w3cidpf-plans-web-platform-wg/

現状では,公開された情報も少ないので,DPUB IG として何かが出来るわけではない,よって,PWP (Portable Web Publication) のユースケース作成を粛々と進めよう,もうちょっと公開の議論の場が出来たらその時に声をあげよう,という形のようです.

PWP に関する議論では,ウェブと出版物 (= EPUB) をもっとシームレスに利用できるように,フォーマットや UA (User Agent,ビューアのこと)に対する機能要件をまとめている最中です.方向性としてとても面白いものだと思うので,BPS でも注目してウォッチしているところです.

ちなみに,DPUB IG の共同議長には,IDPF のメンバもいますし,W3C 運営メンバも入っているので,今回の統合については事前に知っていたと思われます.

取り急ぎ,関連する団体からの速報でした.

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この記事の著者

榊原 寛

1980 年埼玉県生まれ。BPS COO。慶應義塾志木高校からそのまま慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスへ。コンピュータの勉強がしたかったので、学部1年より徳田英幸研究室へ。無線ネットワークに関する研究、ユビキタスネットワークに関する研究、センサネットワークに関する研究、仮想ネットワークに関する研究等を行い、2010年慶應義塾大学政策・メディア研究科後記博士課程単位取得退学。 IPA 未踏事業 2006年度、2007年度開発責任者。日本学術振興会特別研究員(DC2) 2008年度。技術が実際に役に立つ現場に行きたく、BPSへ。BPSでは、主に電子書籍に関する事業に従事。マンガEPUBビューアや WebKit を利用した EPUB3 の日本語縦書きビューアプロジェクトを推進。全国中小企業団体中央会によるグローバル技術連携・創業支援補助金(創業枠)及び東京都中小企業振興公社「新製品・新技術助成事業 助成金」を MangaReborn 事業にて申請・獲得。電子書籍に関する次なるソリューションについて日々試行錯誤。慶應義塾大学環境情報学部非常勤講師兼任中。慶應義塾大学 SFC 研究所所員。W3C AC Representative。 http://techracho/bpsinc.jp/skk/ , http://www.ht.sfc.keio.ac.jp/~skk/

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