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Chrome DevTools : Elementsタブのちょっと便利な使い方

BPSの福岡拠点として一緒にお仕事させて頂いてます、株式会社ウイングドアの馬場です。
今回は、Web開発で日々お世話になっているChrome DevToolsの使い方で、最近知ったことをまとめてみました。

Chrome DevToolsとは

Chrome DevToolsは、Chromeに組み込まれたウェブ作成およびデバッグツールのセットです。

「デベロッパーツール」とか「開発者ツール」と呼ばれたりしますね。
これを起動しない日はほとんどないと言っていいくらいです。
時々見た目の変化に気づいて「あっ、更新されたんだな」と思っています。
この記事の執筆時、私の環境では以下のバージョンでした。

1. 起動

ショートカットキーから起動できます。
Macだとcommand + option + i

いつもこのように起動していたのですが、ちょっと便利な方法があることに気づきました。

右クリックで「検証」

まず起動前の状態で、検証したい内容を選択し、右クリックで「検証」を選択して起動させます。

すると、すでに該当の要素が選択された状態になってくれます。

おぉ〜、親切ですね。

2. Elementsタブ

ここで生成されたhtmlを確認することができます。
ダブルクリックで編集可能になるので、スタイルを試すのにも使えます。

子要素をキーボードで展開する

選択している要素の階層が深かった場合、これまでは ▶︎ をクリックして展開していたのですが、
キーボード操作でも展開できることを知りました。

  • 子階層を開く:右矢印
  • 展開した子要素を閉じる:左矢印

.clsでクラスを追加する

スタイルを編集したい場合はelementを単純に編集していました。
(でも、class="hoge"とか書くのが面倒。。。)
簡単な方法がありました。

Stylesタブで、.clsをクリックするとクラスを追加できます。
さらに + をクリックすると、選択している要素を設定した上ですぐにスタイルが書けます。

検索のショートカット

それから、検索について。
今見ているファイルから検索するショートカットは

  • command + f

なのですが、一気に検索する方法もあります。

  • Sourceで読み込んでいる全ファイルから検索: command + option + f

まとめ

今回はChrome DevToolsの数ある機能のうち、Elementsタブについて知らなかったことをまとめてみました。
初めて見たときはとっつきにくい感じがしたのですが、いろいろ便利でおもしろいです。


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