Asciinemaとは?
前回の記事でbash云々よりも「その端末動画どうやって作った?」という意見が多かったので紹介。
Asciinemaは端末の操作を共有できるサービスです
下記公式サイトを見るのが一番わかるかと思います
以下の利点があります。
- 動画のシークができる
- 動画をテキストとしてコピーできる
- 導入が簡単
- 録画が簡単
インストール
インストールは公式に書いてある通りにすればできますが、
流行ってるのでDockerfileも作っておきました
git clone https://github.com/yaasita/docker-asciinema.git
# authorized_keysに自分の公開鍵を置く
cp /path/to/authorized_keys ./authorized_keys
# asciinemaというイメージをビルド
docker build -t asciinema .
# 実行
docker run -p 22022:22 -d asciinema
# sshでログイン
ssh localhost -lroot -p22022
使い方
使い方はとても簡単です
以下のコマンドでasciinemaが起動します
$ asciinema
111
いろいろ操作します
$ exit
終了します
~ Asciicast recording finished.
~ Do you want to upload it? [Y/n]
と聞かれるのでよければアップロードします
Asciinemaでユーザ登録が済んでいるなら
以下のコマンドで表示されるURLをログイン状態で踏めば自分の動画として
登録されます。
$ asciinema auth
動画の例
Asciinemaの紹介なのに動画を残さないのもアレなので、
vimの操作ログでも共有しておきます
(操作の意味はお近くのvimmerに聞いてください)
計算
キー操作ログ
> vim /tm<Tab>ec<Tab>
> jjjqaf<LShft>$<LShft>lvt <LShft>"byf<LShft>$lvt <LShft>"cyf<LShft><E-7c>ll<LShft>R<LShft>$<Ctrl>r<LShft>_<Ctrl>rb<LShft>:<Ctrl>rc<LShft>@12
> <ESC>j0q5[<ESC>5[a'w
> 'q
集計
キー操作ログ
> vim shu<Tab>
> jj'w summary.txt
> <Ctrl>wv<Ctrl>wl'e sum<Tab>
> <LShft>V<ESC>j'<LShft>%s/'.<LShft>@//
> gg<LShft>VG<LShft>!sort -u
> <Ctrl>v<LShft>G<LShft>$A' 0<ESC>j'w
> <Ctrl>whkk<LShft>O<ESC><Ctrl>wlk.<Ctrl>whjqavt'yk/<Ctrl>r<LShft>"
> f l<LShft>"byiw<Ctrl>wlggn<LShft>$'normal <Ctrl>2<BckSp><Ctrl>rb<Ctrl>v<Ctrl>a
> <Ctrl>whddq[a[a[a[a[a[a30[a'w
> <Ctrl>wl'w
> 'qa
おしまい