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眼精疲労による眠気のメカニズム。根本から防止する6つの環境改善策

PCやスマホの画面を長時間見続けていると、目がしょぼしょぼして強い眠気に襲われた経験はありませんか。

実は、この眠気は単なる睡眠不足ではなく、目の疲れが引き起こす身体の防御反応であると言われています。

目を酷使すると脳が「休息モード」に切り替わり、集中力の低下や日中の強い眠気として現れてしまいます。

放置すると仕事の効率が下がるだけでなく、頭痛や肩こり、自律神経の乱れにもつながりかねません。

本記事では、眼精疲労が眠気を引き起こすメカニズムを科学的に解説し、デスクでできる即効ケアから根本的な環境改善策まで、実践的な対策をご紹介します。

なぜ目が疲れると眠くなる?PC作業が脳を疲弊させるメカニズム

目の疲れがなぜ眠気につながるのか、多くの方は「目が疲れたから」としか認識していないことでしょう。

しかし、その裏には目と脳、自律神経が複雑に絡み合った生理学的なメカニズムが存在しています。ここでは、PC作業が引き起こす眠気のメカニズムを5つの視点から解説します。

  • 毛様体筋の酷使による副交感神経の優位化
  • 視覚情報処理による脳の大量エネルギー消費
  • 近距離作業による調節疲労の発生
  • ブルーライトによるメラトニン分泌への影響
  • 脳への休息信号の発信

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1:毛様体筋の酷使が副交感神経を優位にして眠気を誘発する

目の中には「毛様体筋」という小さな筋肉があり、これがレンズの厚みを調整することで遠くや近くにピントを合わせています。

PC画面を長時間見続けると、この毛様体筋は常に緊張した状態を強いられることに。

筋肉が緊張し続けると、身体は「リラックスしなければ」と判断し、副交感神経が優位になります。

副交感神経とは、身体を休息モードに切り替える神経のことで、この神経が優位になると自然と眠気が訪れる仕組みです。

つまり、目の筋肉疲労が自律神経のバランスを崩し、本来なら夜に優位になるべき副交感神経が日中にも働いてしまうわけです。

これが、十分に睡眠を取っているのに日中眠くなってしまう理由のひとつになります。

2:視覚情報処理だけで脳は1日300kcal消費している

目から入ってくる情報は、脳で処理されて初めて「見える」状態になります。実は、この視覚情報の処理だけで、脳は1日あたり約300kcalものエネルギーを消費していることが研究で明らかに。

これはジョギングを約30分行うのと同程度のエネルギー消費量です。

特にPC作業では、文字や画像、動画など大量の視覚情報を絶え間なく処理し続けるため、脳は常にフル稼働の状態に陥ります。

脳がエネルギー不足になると、脳自身が「これ以上は危険だ」と判断し、強制的に休息を取らせようとします。

この信号が「眠気」として現れるのです。デスクワーク中の眠気は、脳からの「エネルギー補給が必要」というSOSサインでもあります。

3:30cm以内の近距離作業を2時間続けると調節疲労が起きる

眼科の研究では、30cm以内の近距離作業を2時間以上続けると、目の調節機能に疲労が蓄積することが分かっています。これを「調節疲労」と呼びます。

調節疲労が起きると、ピント合わせがスムーズにできなくなり、文字がぼやけて見えたり、焦点が合うまでに時間がかかったりします。

この状態で無理に作業を続けると、脳は「視覚情報が正確に処理できない」と判断し、情報処理の効率を落とそうとするわけです。

結果として、脳は活動レベルを下げるために眠気を引き起こします。

特にデスクワークでは、モニターまでの距離が30cm前後になりがちなため、知らず知らずのうちに調節疲労を蓄積させているケースが非常に多いのです。

4:ブルーライトは夜間のメラトニン分泌を抑制する

PCやスマートフォンの画面から発せられるブルーライトは、睡眠ホルモンである「メラトニン」の分泌を抑制することが分かっています。

メラトニンは通常、夕方から夜にかけて分泌量が増え、自然な眠気を誘って質の良い睡眠を促す役割を持っています。

しかし、夜遅くまでブルーライトを浴び続けると、脳が「まだ昼間だ」と錯覚してメラトニンの分泌が遅れてしまいます。

その結果、夜に眠れず睡眠不足になり、翌日の日中に強い眠気が襲ってくるという悪循環に。

さらに、慢性的な睡眠不足は眼精疲労そのものも悪化させるため、「目の疲れ→睡眠の質低下→さらなる眼精疲労→強い眠気」というループから抜け出せなくなってしまうのです。

5:目の疲労信号が脳に「休息モード」への切り替えを命令する

目が疲労すると、目の神経から脳へ「疲れている」という信号が送られます。この信号を受け取った脳は、身体全体を守るために「休息モード」への切り替えを指示するわけです。

具体的には、脳内で覚醒を維持する神経伝達物質(ドーパミンやノルアドレナリン)の分泌が減り、逆に休息を促す物質が増加します。

これによって、集中力が低下し、眠気や倦怠感が生じます。

つまり、目の疲労は単なる局所的な問題ではなく、脳全体の活動レベルに影響を与える全身的な現象なのです。

この仕組みを理解すれば、眠気対策には目のケアだけでなく、脳の疲労回復や自律神経の調整も必要だということが分かります。

あなたの眼精疲労×眠気レベルと危険度チェック

眼精疲労と眠気の症状は、人によって軽度から重度まで大きく異なります。自分の状態を正しく把握することで、適切な対処法を選べるようになるでしょう。

ここでは、簡単なチェックリストを使って、現在の危険度を確認していきます。

大まかな診断となりますが、チェック結果は以下の3段階で評価していきます。

  • 0-4点: 環境調整と定期的な休憩で改善可能
  • 5-7点: 生活習慣全体の見直しと専門ケアが必要
  • 8-10点: 2週間以上症状が続く場合は医療機関の受診を推奨

※あくまで簡易的なチェックとなります。結果は過信せず、前提として眼精疲労については医療機関に相談してください。

眼精疲労の危険度がわかる10項目で30秒チェック!

以下の項目に当てはまるものがあれば、それぞれ1点としてカウントしてください。

  1. PC作業やスマホ使用が1日6時間を超えている
  2. 作業中に目がかすんだり、焦点が合いにくいと感じる
  3. 午後になると強い眠気に襲われ、集中できない
  4. 目の奥が痛む、または重たい感じがする
  5. 首や肩のこりが慢性的にある
  6. 夜なかなか寝付けず、睡眠の質が悪いと感じる
  7. 朝起きても目の疲れが取れていない
  8. 頭痛が週に3回以上ある
  9. まぶたがピクピクと痙攣することがある
  10. イライラしやすく、精神的に不安定だと感じる

合計点を出したら、次の評価基準で自分の状態を確認しましょう。

0-4点なら、環境調整と休憩で2週間以内に改善

合計点が0-4点だった方は、眼精疲労と眠気の症状は比較的軽度と言えます。現時点では深刻な状態ではありませんが、放置すると悪化する可能性があります。

この段階であれば、作業環境を整えることと定期的な休憩を意識すれば、症状の改善が期待できるはずです。

具体的には、モニターの位置や明るさを調整したり、1時間ごとに5分程度の目の休憩を取るだけでも効果が見込めます。

また、20-20-20ルールという方法も有効です。これは20分ごとに20秒間、20フィート(約6メートル)先を見るという簡単な習慣で、目の調節機能をリセットできます。

今のうちに対策を始めれば、症状が悪化する前に予防できる段階といえるでしょう。

5-7点なら、生活全体の見直しと専門ケアが必須

合計点が5-7点だった方は、中等度の眼精疲労と眠気の症状が出ています。単なる目の疲れだけでなく、自律神経の乱れや生活習慣の問題が絡んでいる可能性が高い状態です。

この段階では、作業環境の改善だけでは不十分で、睡眠時間の確保、食生活の見直し、適度な運動など、生活全体を見直していく必要があります。

特に睡眠不足は眼精疲労と眠気の悪循環を加速させるため、最優先で改善すべきです。

また、セルフケアに加えて専門的なケアを検討する時期でもあります。

鍼灸院で自律神経を整えたり、眼科で詳しい検査を受けることで、症状の根本原因を特定し、効果的な治療を受けられる可能性が高まるでしょう。

放置すると症状が慢性化し、仕事や日常生活に支障をきたすこともあるため、早めの対処が重要です。

8-10点なら、2週間以上続く場合は眼科受診を推奨

合計点が8-10点だった方は、重度の眼精疲労と眠気の症状が出ており、すでに日常生活に支障が出ている可能性があります。

この状態が2週間以上続いている場合は、単なる眼精疲労ではなく、何らかの目の病気や全身的な疾患が隠れている可能性も考えられるでしょう。

例えば、ドライアイや緑内障、斜視などの目の疾患、あるいは睡眠時無呼吸症候群やうつ病といった全身疾患が原因となっているケースもあると言われています。

まずは眼科を受診して、目そのものに異常がないかを確認することをお勧めします。

眼科で問題が見つからない場合は、睡眠外来や心療内科、鍼灸院などで自律神経やストレスの観点から診てもらうことも検討しましょう。

この段階では自己判断でのセルフケアだけに頼らず、専門家の診断と適切な治療を受けることが回復への近道となります。

午後の眠気を撃退する、デスクでできる目と脳のリセット術

午後の会議中や作業中に突然襲ってくる眠気。コーヒーを飲んでも効果は一時的で、根本的な解決にはなりません。

実は、目と脳を短時間でリセットする方法を知っているだけで、眠気を効果的に撃退できるようになります。

ここでは、デスクを離れずにできる4つの即効ケアをご紹介します。

  • 遠近トレーニングで毛様体筋の緊張をほぐす方法
  • 目と首を連動させた血流改善ストレッチ
  • 即効性のある3つのツボ押し
  • 短時間で脳をリフレッシュするマイクロナップ

いずれも1〜2分でできる簡単な方法ばかりですので、ぜひ試してみてください。

【1分】遠近トレーニングで毛様体筋をほぐす

遠近トレーニングは、目のピント調節機能をリセットする最も簡単な方法です。長時間近くを見続けて固まった毛様体筋を、意図的に動かしてほぐしていきます。

やり方は非常にシンプルです。まず、自分の親指を目の前30cmほどの位置に立てて、3秒間しっかりと見つめましょう。

次に、窓の外や部屋の奥など、できるだけ遠くにある物体に視線を移し、これも3秒間見つめます。

この遠近の切り替えを10回繰り返すだけで、毛様体筋がストレッチされ、目のだるさが軽減されるはずです。

ポイントは、それぞれの対象物をしっかりとピントが合うまで見ること。ぼんやりと眺めるだけでは効果が薄くなってしまいます。

会議の合間やトイレ休憩のタイミングで実践すれば、午後の眠気を予防できるでしょう。

【2分】目と首の連動ストレッチで血流改善

目の疲れは、実は首や肩の血流不足とも深く関係しています。デスクワークで前傾姿勢が続くと、首の筋肉が緊張して血流が悪化し、目への酸素や栄養の供給が滞ってしまうのです。

そこで効果的なのが、目と首を連動させたストレッチ。まず椅子に深く腰掛け、背筋を伸ばします。

次に、視線を右斜め上に向けながら、首もゆっくりと右後ろに回しましょう。この状態で3秒キープしたら、今度は左斜め上に視線を向けながら首を左後ろに回し、同じく3秒キープします。

これを左右交互に5回ずつ繰り返しましょう。視線と首の動きを連動させることで、目の周りと首の筋肉が同時にほぐれ、血流が一気に改善されるはずです。

ストレッチ後は目がスッキリし、頭の重たさも軽減されることでしょう。特に午後2時から3時の眠気のピーク時に行うと効果的です。

【1分】即効性のあるツボ押し3箇所(晴明・太陽・風池)

ツボ 承泣と瞳子髎
出典:目の疲れを取る方法|眼精疲労の治し方4選(ツボと眼球運動) | 春日部・せんげん台で肩こり・腰痛・産後骨盤矯正が評判の整骨院・整体より

東洋医学では、身体の特定のポイント(ツボ)を刺激することで、目の疲れや眠気を改善できるとされています。ここでは、デスクで簡単に押せる3つのツボをご紹介します。

晴明(せいめい)は目頭と鼻の付け根の間にあるくぼみです。人差し指と親指で左右の晴明をつまむように押さえ、やや上向きに5秒間圧迫しましょう。

これを3回繰り返すと、目の周りの血流が改善され、かすみ目やピント調節機能の回復に効果が期待できます。

太陽(たいよう)はこめかみの少し後ろ、目尻とこめかみの中間あたりにあるくぼみです。両手の人差し指でこのツボを円を描くようにマッサージします。

5回ほど回したら、そのまま5秒間押さえましょう。太陽は眼精疲労に即効性があり、目の奥の痛みやだるさを和らげます。

風池(ふうち)は首の後ろ、髪の生え際の左右にあるくぼみです。両手を頭の後ろに回し、親指でこのツボをやや上向きに押し上げるように刺激します。

10秒間押し続けることで、首から頭部への血流が促進され、眠気や頭の重さが軽減されるでしょう。

この3つのツボを順番に刺激するだけで、1分程度で目と脳がリフレッシュされると言われています。

【1分】デスクで実践するマイクロナップ(仮眠)

どうしても眠気が取れないときは、無理に起きていようとするよりも、短時間の仮眠を取る方が効果的です。

ここで紹介するのは「マイクロナップ」と呼ばれる1分程度の超短時間仮眠法になります。

デスクに座ったまま、両腕を机の上に置いて、その上に額を乗せます。目を閉じて、ゆっくりと深呼吸を3回行いましょう。

このとき、完全に眠ってしまう必要はありません。目を閉じて視覚情報を遮断し、深呼吸で脳に酸素を送るだけでも十分な効果があります。

1分間この姿勢を保ったら、ゆっくりと顔を上げて、軽く背伸びをします。たった1分でも、脳は休息信号を受け取り、眠気物質が一時的に減少するのです。

注意点として、5分以上眠ってしまうと深い睡眠に入り、逆に起きたときに頭がぼんやりしてしまいます。

スマホのタイマーを1分にセットしておくと安心です。マイクロナップは昼食後の14時から15時の間に行うと最も効果的でしょう。

眼精疲労と眠気を根本から断つための6つの環境改善ポイント

一時的な対処法だけでは、眼精疲労と眠気の根本的な解決にはなりません。毎日の作業環境そのものを見直すことで、症状が起きにくい状態を作ることができます。

ここでは、科学的根拠に基づいた6つの環境改善ポイントをご紹介します。

  1. モニターの配置と適切な距離・角度
  2. 照明の色温度と明るさの最適化
  3. ブルーライトカットの正しい活用タイミング
  4. 目の休憩を組み込んだ作業時間管理
  5. 室内湿度の維持によるドライアイ対策
  6. 姿勢改善による目と首への負担軽減

それぞれ具体的な数値や方法とともに解説していきます。

1:モニターは目線より10-15度下・距離40-50cm

モニターの位置は、眼精疲労を左右する最も重要な要素のひとつです。人間の目は、自然な状態ではやや下向きに視線を落としたときに最もリラックスできる構造になっています。

理想的な配置は、モニターの上端が目の高さと同じか、やや下になる位置です。視線の角度でいえば、目線から10-15度下を見る角度が最適とされています。

この角度であれば、まぶたの開き具合が適度になり、目の表面が乾燥しにくくなるでしょう。

距離については、40-50cmが推奨値です。これより近いと調節疲労が起きやすく、遠すぎると文字が小さく見えて無意識に前のめりになってしまいます。

腕を伸ばしたときに、指先がモニターに届くか届かないかくらいの距離が目安になります。

ノートパソコンを使用している場合は、別途外付けキーボードとマウスを用意し、ノートパソコン本体を台などで高さ調整することをお勧めします。

画面が低すぎる位置にあると、首に大きな負担がかかり、眼精疲労も悪化してしまうのです。

2:照明は昼白色4000K・500-1000ルクスで

作業環境の照明も、目の疲れに大きく影響します。明るすぎても暗すぎても目に負担がかかるため、適切な明るさと色温度を選ぶことが重要です。

照明の明るさは、500-1000ルクスが作業に適した範囲とされています。これはオフィスや図書館の標準的な明るさに相当します。

明るさを測定する機器がない場合は、モニターを見たときにまぶしさを感じず、かつ手元の資料も無理なく読める明るさを目安にしましょう。

色温度については、4000K前後の昼白色が最適です。色温度とは光の色味を表す単位で、数値が低いと暖色(オレンジ系)、高いと寒色(青白い)になります。

昼白色は自然光に近い色味で、目への刺激が少なく長時間作業に向いているでしょう。

電球色(3000K前後)は温かみがあってリラックスできますが、作業には暗く感じることがあります。

逆に昼光色(6000K以上)は明るく感じますが、青白い光が強すぎて目が疲れやすくなります。LED照明を選ぶ際は、色温度を調整できるタイプを選ぶと便利です。

3:ブルーライトカットを夕方17時以降に使用する

ブルーライトカットメガネやフィルムは、使うタイミングを間違えると逆効果になることがあります。

日中は適度にブルーライトを浴びることで体内時計が正常に保たれ、夜の自然な眠気につながるからです。

ブルーライトカット機能は、夕方17時以降に使い始めるのが理想的といえます。

この時間帯から就寝までの間にブルーライトをカットすることで、メラトニンの分泌がスムーズになり、夜の睡眠の質が向上すると言われています。

ただメガネタイプを使う場合は、夕方以降専用と日中用の2本を使い分けられると良いでしょう。

パソコンやスマートフォンの場合は、設定でブルーライトカット機能を時間指定できるものが多いので、17時に自動でオンになるように設定しておくのがおすすめです。

4:20-20-20ルールと作業時間管理術

目の疲労を予防する最もシンプルで効果的な方法が、定期的に休憩を取ることです。ここで役立つのが「20-20-20ルール」という国際的に推奨されている休憩法になります。

20-20-20ルールとは、20分ごとに20秒間、20フィート(約6メートル)先を見るというもの。このルールに従うだけで、毛様体筋の緊張がリセットされ、調節疲労を予防できるようになります。

実践するには、スマートフォンのタイマーやパソコンのリマインダー機能を活用するとよいでしょう。

20分ごとにアラームが鳴るように設定し、アラームが鳴ったら作業の手を止めて窓の外や部屋の奥を20秒間見つめます。

さらに効果を高めるなら、1時間ごとに5分程度の本格的な休憩を取ることをお勧めします。

この休憩では、席を立って軽く歩いたり、先ほど紹介したストレッチやツボ押しを行うことで、目だけでなく全身の疲労もリセットできるでしょう。

5:室内湿度40-60%を維持してドライアイを防ぐ

眼精疲労の大きな原因のひとつに、ドライアイがあります。

目の表面が乾燥すると、まばたきの回数が増えて目が疲れやすくなり、さらに目の不快感から集中力が低下して眠気を感じやすくなってしまいます。

室内湿度を40-60%に保つことで、ドライアイを効果的に予防できるでしょう。特に冬場はエアコンの暖房で空気が乾燥しやすいため、加湿器を使って湿度を管理することが重要です。

湿度計がない場合は、肌や喉の乾燥具合を目安にしましょう。喉がイガイガしたり、唇がカサつくようなら湿度が低すぎる可能性が高いです。

逆に、部屋がジメジメして窓が曇るようなら湿度が高すぎます。

加湿器がない環境では、濡れたタオルを室内に干したり、観葉植物を置くことでも湿度を上げられます。またデスクに小型の加湿器を置いて、自分の周囲だけでも湿度を保つ方法も効果的です。

エアコンの風が直接顔に当たる場所で作業している場合は、風向きを調整するか、座る位置を変えることも検討しましょう。

直接風を受け続けると、いくら室内全体の湿度が適切でも目が乾燥してしまいます。

6:正しい姿勢で目から首への負担を削減する

姿勢の悪さは、眼精疲労と眠気を悪化させる大きな要因です。前かがみの姿勢を続けると、首や肩の筋肉が緊張して血流が悪化し、目への酸素や栄養の供給が滞ってしまいます。

正しい姿勢のポイントは、椅子に深く腰掛けて背もたれに背中をつけ、足裏全体が床にしっかりとつく状態です。

膝の角度は90度、太ももが床と平行になる高さが理想的になります。椅子の高さが合わない場合は、足元に台を置いて調整しましょう。

キーボードとマウスは、肘が90度に曲がる位置に配置します。肩に力が入らず、リラックスした状態でタイピングできる高さを見つけてください。

マウスを使うときに手首が反り返っていると、腕から肩にかけての緊張が強まり、それが首や目の疲れにもつながります。

なお、このサイトを運営するシステム開発会社であるBPS株式会社では、エンジニアの労働環境改善に注力しています。

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眼精疲労の治療には鍼灸院も検討する

セルフケアや環境改善を試しても症状が改善しない場合、鍼灸治療という選択肢があります。

眼精疲労は目だけの問題ではなく、自律神経の乱れや全身の血流不足が関わっているケースが多いため、身体全体のバランスを整える鍼灸が効果を発揮するのです。

鍼灸では、目の周りや首、肩のツボを刺激することで血流を促進し、凝り固まった筋肉をほぐしていきます。

さらに自律神経を調整する施術を行うことで、副交感神経と交感神経のバランスが整い、眠気のコントロールもしやすくなるでしょう。

鍼灸院「ハリのち晴れ」では、薬に頼らない体質改善アプローチで眼精疲労の根本ケアを行っています。

お一人おひとりの症状や生活習慣に合わせたオーダーメイド施術により、目の疲れだけでなく、それに伴う眠気や頭痛、肩こりなども同時に改善を目指します。

眼精疲労と眠気でお悩みの方は、環境改善と並行して鍼灸治療も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。


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