メインのエディタとしてTextMate+ForMateKonaVeを使っているのですが,クラムシェルモードで外部ディスプレイに出力した際に,フォントがぼやけてすごく見難くなってしまう問題がありました.
これに対処する方法をまとめました.Snow Leopard用の対処方法の様ですが,Lionでも確認済みです.
この問題はAppleFontSmoothingというフォントレンダリング時の設定パラメータに起因する問題の様です.
なぜかはわからないのですが,Mac標準のディスプレイと外部ディスプレイではパラメータが違う(もしくはデフォルトパラメータが設定されていない?)みたいで,サードパーティ製ディスプレイを使っている時だけ問題になるようです.
また,TextMate以外にもTerminal.appなどのアプリでも同様の症状が発生するようです.
対処方法ですが,Terminalを開いて,
$ defaults write com.macromates.textmate AppleFontSmoothing -int 2
とAppleFontSmoothingのパラメータを指定してやれば良いです.
この-intで指定するパラメータは0-3の間の整数値で,それぞれの設定パラメータ毎の見え方は以下の通りです.黒背景に白文字で使っているのであれば2くらいが見やすいと思います.
ちなみに,以下のコマンドで指定すると,全てのアプリケーションについて適用されます.
$ defaults -currentHost write -globalDomain AppleFontSmoothing -int 2
また,writeをreadにして,-int以下を取り除けば,現在のパラメータが参照できます.
$ defaults read com.macromates.textmate AppleFontSmoothing
というわけで,同じ問題に苦しんでいる人は設定してみると良いと思います.