Windows: アプリ終了時テストをPowerShellスクリプトで楽に行う

デスクトップアプリを開発する際、アプリ起動時や終了時に低確率で発生するバグを踏むことがあります。複数のスレッドが存在し、たまたま特定のスレッドの終了処理が完了した際に発生する、などです。

具体的には、ごくまれにウィンドウの×ボタンを押してもアプリが終了しない、というバグを踏みました。10回に1回程度発生してくれれば楽なのですが、500回に1回程度発生するものがあって修正確認が面倒だったので、以下のような手抜きPowerShellスクリプトを書きました。LinuxやMacなら普通にbashスクリプトを書けば良いのですが、Windowsのスクリプトは経験がなかったので、「はじめてのPowerShellスクリプト」です。

手順

準備

事前準備として、署名のないPowerShellスクリプトを許可しておきます。管理者として起動したPowerShellで以下のコマンドを打ちます。当然セキュリティレベルを下げる操作なので理解した上でご利用ください。

set-executionpolicy unrestricted

スクリプト

不具合が出てもクラッシュやフリーズなどが後で見てわかるようなアプリであれば、あとはこんな感じのtest.ps1を作って、

$i = 0
Do {
  echo $i
  $i += 1
  Start-Process("C:/development/MyApp.exe")
  Sleep 3
  $ps = Get-Process | Where-Object {$_.Name -match "MyApp"}
  $ps.CloseMainWindow()
  Sleep 1
} While (1)

通常権限のPowerShellでtest.ps1を実行し、PCが頑張っている間に帰宅して翌日確認すればOKです。

ポイントは Stop-Process だと強制終了されてしまうので、CloseMainWindow 関数を使うことくらいです。

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この記事の著者

baba

ゆとりプログラマー。

高校時代から趣味でプログラミングを初め、そのままコードを書き続けて現在に至る。慶應義塾大学環境情報学部(SFC)卒業。BPS設立初期に在学中から参加している最古参メンバーの一人。Ruby on Rails、PHP、Androidアプリ、Windows/Macアプリ、超縦書の開発などを気まぐれにやる。軽度の資格マニアで、情報処理技術者試験(15区分 + 情報処理安全確保支援士試験)、技術士(情報工学部門)、CITP、Ruby Programmer Goldなどを保有。

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