cellotakです。
今年のIPA春期試験で高度試験のネットワーク(NW)スペシャリストに合格しました。
2024年, 2025年と2回受験したので、不合格体験も含めて、経験談をまとめます。受験を検討されている方の参考になれば幸いです。
ちなみにその前のDBスペシャリスト試験にも合格しており、その時の体験談も書いているので良ければご覧ください。
1回目の受験 (2024)
勉強開始
2024年の年明けから勉強を開始しました。
業界未経験という形で2023年7月に入社していたので、実務経験はおよそ半年でした。とはいえ当時はRailsの既存コードを少々いじったり画面に要素追加したりするぐらいの経験しかしておらず、ネットワーク関連の実務経験としてはほぼゼロの状態でした。
基本情報、応用情報は取っていたので、そこで問われるレベルの知識はありましたが、理解しているのは
- どうもネットワークはレイヤーに分かれているらしい。
- MACアドレスはL2, IPアドレスはL3 (でもL2やL3が具体的にどんなものかはよくわからない)
- TCPではなんか往復のやり取りでコネクションを張るらしい?
程度のことで、実質ゼロ知識という感じでした。
どんな勉強をしたか
各参考書についての詳細は後述しますが、こんな感じで取り組みました。
- 「ネットワークはなぜつながるのか 第2版」
通読してネットワークとは?という部分をなんとなく理解。1周ではまだ実感がわかなかったので、2周しました。 -
「徹底攻略 ネットワークスペシャリスト教科書」
全体的にざっと読みました。 -
「情報処理教科書 ネットワークスペシャリスト」
冗長化技術やIPsec, VPN, IKE等のセキュリティに関する解説が豊富だったので、そこを中心に学習しました。 -
「マスタリングTCP/IP―入門編―(第6版)」
辞書的な扱いで、わからなかった分野の学習に部分的に使用しました。 -
「ネットワークエンジニアとして」
こちらも辞書的な扱い。過去問で分からない概念が出てきたときに「マスタリングTCP/IP 入門編」では解説しきれてないような部分があったので、ここで細かい知識を確認していました。 -
過去問道場
ひたすら解きました。多分10年分くらいは網羅したはず。 -
午後過去問
過去問をといて情報処理教科書 ネットワークスペシャリスト の解説を読む、の繰り返しです。取り組み方は別記事(↓)で紹介している通りです。
それぞれの時間配分はこんな感じでした。
| 内容 | 時間 |
|---|---|
| ネットワークはなぜつながるのか | 16時間 |
| 徹底攻略 ネットワークスペシャリスト教科書 | 8時間 |
| 情報処理教科書 ネットワークスペシャリスト | 12時間 |
| マスタリングTCP/IP入門編 | 2時間 |
| ネットワークエンジニアとして | 5時間 |
| 午前過去問 | 16時間 |
| 午後過去問 | 20時間 |
| 合計 | 61時間 |
本番前までの対策の進捗
- 午前Ⅱ対策
過去問道場でやり込んでいたので問題なさそうな状態でした。 -
午後試験対策
かなり厳しい状態でした。分からないことをリストアップするとこんなにありました。- ルーティングプロトコルの概念自体は知識としてあるが、動きが実感としてよくわかってない
- 冗長化技術が色々あって把握しきれない
- セキュリティ関連のプロトコルは全くわからない
- 鍵交換プロトコルが難しくて頭に入らない
- IPsec, TLSはよく出るのに全然理解できてない、覚えてない
- VPNも色々種類があってどれがどれだか分からない
- VLANが曖昧。タグVLAN、トランクリンクってなんですか状態
- DNSの仕組みがピンときていない
- 2023年10月にGoogleの「メール送信者のガイドライン」が更新され、SPF/DKIM/DMARCの対応が必要になったりなどの時事があったので、そこらへんが出そうだと予想が社内でも上がっていたけど、DNSがピンときてないので説明読んでも全く頭にはいってこない
過去問演習状況としては
- 3年分ぐらいしか解けてない
- 解いた分についても解説読んでも理解ができてない
- 解説読んでも理解できないので、教科書やらネットやらでいちいち調べる必要があり、時間がとにかくかかり、量をこなせない
という感じでいろいろ残念な状況。
2024年は2月~4月までが個人的にかなり忙しく疲労もたまっていて、さらにAWSのクラウドプラクティショナーも並行して受験したりもしていたのも追い打ちでした。仕方ないといえば仕方ないですが、とても万全とはいえる状態ではありませんでした。
体調も結構ボロボロで思考力も落ちている状態で本番を迎えることになりました、、
本番 (2024/4/21)
かなりメンタル的にもマイナス思考になってしまっていましたが、何とか午後Ⅱまで頑張りました。
各試験の手ごたえは以下のような感じです。
(※午前Ⅰは応用情報合格ボーナスで免除)
- 午前Ⅱ
過去問道場やり込んだおかげで問題有りませんでした。 -
午後Ⅰ
厳しい戦いでした。問1と問3を選択して、問1は何とか食らいつきましたが、問3は全然わかってない IPsecがメインだったので雰囲気でしか答えられませんでした。
問1が30点、問3が20点弱という感覚で、この時点で落ちたなという感覚でした。 -
午後Ⅱ
問2で案の定SPF、DKIMの問題がでてきましたが、理解できてないので選択で来ませんでした。
問1を選択しましたが、VXLANとかVTEPとか聞いたことない名前がでてきて混乱。実際はVXLAN/VTEPを知らなくても解けるようにはなっていましたが、その前の前提知識もあやふやだし、もうこの時点で頭が完全にストップしてしまったので、全く歯が立ちませんでした。
感覚としては30点ないくらいの手ごたえでした。。
結果
当然不合格。
ただ、予想に反しギリギリ午後Ⅰは突破していました。
午後Ⅱも受験時の感覚よりも点数が取れていましたが、流石に合格とはなりませんでした。
敗因
何が悪かったのかを振り返ります。
シンプルに知識不足
ネットワークとはどういうものでどんな感じで動いているのか?ぐらいの全体感をつかむ程度までしか到達できず、具体的なプロトコルについて理解することができませんでした。
過去問演習自体も足りてませんでしたが、そもそも知識がないので解説を読んでも分からない状態で、過去問を解いて力を伸ばす段階に至っていなかったと思います。
直前期の忙しさ
DBスペシャリストの時に対策の開始時期が遅かったという反省を生かして早めに対策を始めたものの、試験前の期間が忙しすぎて結局時間が取れませんでした。時間が取れなかったことが知識不足に大きく影響しています。加えて試験当日のコンディションも悪かったのも点数に響きました。
予定管理、体調管理も実力のうちですね。
2回目受験 (2025)
勉強開始
昨年と同様、年明け(2025年1月)から始めました。
勉強時間はもっと取れるように、試験までの数カ月はなるべく多忙にならないようにスケジュールを調整しました。
勉強開始前のレベル感としては
- 前回の勉強で「ネットワークとは」という全体感は掴んでいるはず
- 業務で特にネットワークは触れてないので、実務的な知識は増えていない。
という状況でした。
どんな勉強をしたか
知識不足が一番課題だったので、とにかく網羅的に知識を入れようという方針で始めました。
ある程度網羅的な学習ができた後は、前回理解できていなかった
- ルーティングプロトコル
- 冗長化技術
- セキュリティ・暗号系のプロトコル
- VPN
- DNS
あたりを個別に学習しつつ、個別に学習が済んだ内容がテーマになっている過去問に取り組む、というスタイルで進めました。
各参考書についての詳細は同様に後述しますが以下のような内容で進めました。
- 「マスタリングTCP/IP―入門編―(第6版)」
前回は部分的にしか読んでませんでしたが、網羅的に知識をつけたいということで通読しました。1周目はしっかり、2周目はさらっとという形で2周しました。 -
「情報処理教科書 ネットワークスペシャリスト」
ざっと通読しつつ、解説が豊富だった冗長化技術やIPsec, VPN, IKE等のセキュリティに関する個別学習として部分的に何度も読みました。 -
「マスタリングTCP/IP ルーティング編」
ルーティングの個別学習のために購入。ちょっと内容が細かすぎたので途中まででやめました。 -
「3分間ルーティング基礎講座」
こちらもルーティングの個別学習のために購入。内容がちょうど試験対策としてぴったりだったので2周ほど通読しました。 -
「DNSがよくわかる教科書」
DNSの個別学習用に通読しました。こちらは1周でかなり理解が進みました。 -
YouTube (「まさるの勉強部屋」)
本を読んだり過去問特にがしんどいな、というときやお風呂の時に携帯を持ち込んで動画を利用して学習していました。 -
「ネットワークエンジニアとして」
引き続きこちらも辞書的な扱い。参考書では扱ってくれない細かい話を学ぶ用として利用しました。 -
「プロフェッショナルIPv6」
なんとなくIPv6やっておいた方がいいんじゃないか...?と思い、序盤の方だけ読んでいました。 -
過去問道場
午後の知識があればなんとかなるだろうと考え、最低限として3年分くらいを解きました。 -
午後過去問
去年同様過去問をといて情報処理教科書 ネットワークスペシャリスト の解説を読む、の繰り返しです。10年分取り組み方は別記事(↓)で紹介している通り。
今回は午後Ⅰを計13問、午後Ⅱを7問程解いたのでだいたい7年分くらいに相当する量を解きました。またそのうち半分くらいの問題は2回目もやりました。
それぞれの時間配分はこんな感じでした。
| 内容 | 時間 |
|---|---|
| マスタリングTCP/IP 入門編 | 13.5時間 |
| マスタリングTCP/IP ルーティング編 | 5時間 |
| 情報処理教科書 ネットワークスペシャリスト | 13時間 |
| 3分間ルーティング基礎講座 | 9時間 |
| DNSがよくわかる教科書 | 4時間 |
| YouTube (まさるの勉強部屋) | 4.5時間 |
| ネットワークエンジニアとして | 3時間 |
| プロフェッショナルIPv6 | 2時間 |
| 午前過去問 | 3時間 |
| 午後過去問 | 40時間 |
| 合計 | 97時間 |
本番前までの対策の進捗
- 午前Ⅱ
- ちょっと午後対策に時間を使いすぎて対策不足。ところどころ忘れているところがある。
- 午後対策
- ルーティングプロトコルはOSPFとBGPはとりあえず大丈夫。ルーティングループが起こるパターンや解決法も理解できるようになった
- DNSはしっかり理解できた
- 冗長化技術もだいぶパターンは頭に入った
- セキュリティ系、TLSはちょっと怪しいけどIPsecは大丈夫
- VPN等も多分大丈夫
- 過去問演習状況
- 合計で7年分くらいの過去問は解けた。色々なパターンにも慣れてきた
- 体調管理
- 試験の週の木金で半休をとって万全
本番 (2025/4/20)
怖いものなしという状態では全然ないですが、去年に比べるとはるかに自信をもって本番に臨めました。
各試験の手ごたえは以下のような感じでした。
(※午前Ⅰは応用情報合格ボーナスで免除)
- 午前Ⅱ
今回はここが鬼門でした。
過去問演習が前回に比べかなり少なかったので、使いまわしの問題を確定で正解できなかったのがかなり響きました。
いつもなら25問中
1択に絞れるのが 13~4問
2択に絞れるのが 6~7問
3択に絞れるのが 3~4問
全くわからず4択なのが 2~3問
という感じなのが、今回は
1択に絞れるのが 11問
2択に絞れるのが 5問
3択に絞れるのが 5問
全くわからず4択なのが 4問
という感じで、お昼休みに振り返ったところ、4択だった問題をすべて外していたことが判明して青ざめました。しかしぎりぎり60点は取れてそうでほっとしました、、、
- 午後Ⅰ
問1は王道のルーティングの問題だったの選択。そこそこ解けた印象です。
問2はHTTP3とQUICが題材にあがっていて、パスしようかと思いましたが、問3がややこしそうだったので問2を解くことに。結果HTTP3やQUIC特有の知識が必要な問題は限定的で、問題はそこまで複雑ではなかったので助かりました。 -
午後Ⅱ
なんと今まで試験に出たことなかったIPv6が問1でいきなり登場。
これは選ぶのやめた方がいいか?と思いましたが、問2もIoT系で全然できる気がせず、問1を選びました。
結構焦りましたが、実際はIPv6の深い知識は必要ないように問題が作られていましたし、少しIPv6の勉強をしていたので助かりました。
大きな勘違いとかしてなければ6割は取れた気はする、、!
結果
無事合格しました!
それにしても午前Ⅱが危なすぎた、、後2問で不合格でした、、
午後はⅠ、Ⅱともにてほぼ手ごたえ通りという点数でした。
勝因
とにかく前回にくらべ圧倒的に知識を増やせました。結果、過去問演習で解説を読んだときの理解度があがって、過去問を解きながら知識を増やしていくということができました。
オススメの参考書・教材
受験対策で使用した各参考書や教材のうちオススメをご紹介します
ネットワークはなぜつながるのか 第2版
試験対策関係なしに単体で紹介したいくらいオススメの本です。
一般的なネットワーク解説書だと階層ごとにセクションを分けてそれぞれのプロトコルを解説しがちですが、それだと結局ネットワークがどう動いているかがつかめないことが多いです。
この本はその点を割り切っていて、各階層のプロトコルを網羅的に解説することはせず、ホストからホストまでのルートをデータがどうたどっていくのかをできる限りパターンを絞って解説してくれることで、ネットワークのつながりを感覚として理解できるように書いてあります。
ゼロから始めるならまずはこれから読んだ方がいいかなと思います。
ただし網羅性を犠牲にしているので、当然試験対策としては全く足りません。
マスタリングTCP/IP―入門編―(第6版)
言わずと知れた良書です。こちらは王道のネットワーク本という感じです。ネットワークの技術についてバランスよく網羅できるような構成になっています。図が豊富かつ分かりやすいのがいいポイントです。
ただし、個別の技術やプロトコルについては解説が薄い部分があり、これだけ読んでも試験合格は難しいです。特にルーティングプロトコルやセキュリティ系は雰囲気をつかむくらいしかできません。
3分間ルーティング基礎講座
博士と助手が会話する形式の本でかなりくだけた雰囲気の本ですが、内容はしっかりしていました。
試験で問われるようなルーティングプロトコルの知識はこの本で十分という感じでした。特に、なぜこういうプロトコルになっているのかという、Whyの部分をしっかり説明してくれているのがありがたいです。
VLANとかスパニングツリープロトコルといったL2の話も含まれていて、かなり分かりやすかったです。
DNSがよくわかる教科書
1回目でDNSに苦戦したので2回目勉強時に買った本です。日本レジストリサービスが出している本なので内容はまず間違いないといえます。
同じような内容が各所で度々繰り返されるので、読む人によっては冗長に感じるかもしれないですが、初学者にとっては通読しているだけで復習ができるような感覚で助かりました。
これを一通り読んだ後はDNS関連の問題は怖くなくなりました。
情報処理教科書 ネットワークスペシャリスト
いわゆる試験対策本です。
冗長化技術、IPsec、VPNやIKE等のセキュリティに関する解説が豊富で、かなり読み込みました。
この本の魅力は膨大な過去問解説です。1年分の問題に対して 150ページ程の解説がついています。しかも購入者特典で平成21年以降のすべての過去問の解説がDLできます。
問題文をどう解釈するか、解釈してどの知識を使うのかという戦略的な部分と、問題に即した知識解説が含まれているので、この解説を読むだけでもかなり知識と理解が深まりました。
ネットワークエンジニアとして
ネットワークの解説サイトです。
ほぼすべての技術に対して相当細かく解説してくれています。
Whyの部分があまり書かれていなかったり、情報が細かすぎたりで初学者が読むにはつらい部分もあるかもしれませんが、本には収まりきらないような細かい部分を調べたいときにお世話になりました。
過去問道場
午前試験対策はこれが一番な気がします。一定数必ず問題は使いまわされるので、得点を安定させたいならやり込むべきです。
ただし2024年10月から解説文の表示が有料化されたのでご注意ください
YouTube (まさるの勉強部屋)
能動的に勉強するのがしんどい時や、理解が進まない時の別アプローチとして利用しました。内容も割と正確で、何より分かりやすく解説してくれていて助かりました。
プロフェッショナルIPv6
IPv6の専門書です。なんとダウンロード版は無料で500ページくらいあります。
なんとなくIPv6でるかも?という予感がしたので2時間くらいで最初の1割くらい読んでたのですが、結構これが役に立ちました。
合わなかった参考書・教材
個人的に合わなかったものもご紹介します。
徹底攻略 ネットワークスペシャリスト教科書
網羅できていない部分もあるし、各技術がばらばらに解説されていてつながりが分かりづらいなと感じてしまいました。
また、各技術についても午後試験で出てくるようなレベルまで深掘りした内容があまりない印象でした。
マスタリングTCP/IP ルーティング編
先ほども書きましたが少し内容が細かすぎました。プロトコルの仕様をかなり詳しく書いてくれてはいますが、なぜそういう仕組みになっているのか?という部分の解説が少なく、理解しづらいと感じました。
また、改訂なされないまま廃版になったこともあり、誤植や図のミスが散見されます。
総勉強時間
1回目と2回目で「総合計 : 158時間」でした。
必要な勉強時間は個人差が大きいと思うので、この数字自体は参考にならないかもしれませんが、他の試験と比較すると参考にしやすいと思うので比較してみます。私の場合、
- 基本情報技術者試験 : 約30時間
- 応用情報技術者試験 : 約40時間
- DBスペシャリスト試験 : 約130時間
で合格しました。そのためざっくり計算だと
- 基本情報の5~6倍
- 応用情報の4倍
- DBスペシャリストの 1.2倍
程度の勉強量が必要になりそうです。
つらかった分野
全体的に勉強はつらかったですが、とりわけつらかった分野です。
- 暗号化技術
- とにかく複雑で覚えないといけない内容が多い
- 初学者が正確に理解するのは至難。なんなら2024年にはIPAが不正確な問題をつくってしまうくらい。
- VPN
- 種類がありすぎる。使いわけを理解しつつ覚えないといけない。つらい。
- IKE
- とにかく複雑。なんでこういう手順になっているのかという解説がなかなか見つからない。
- IKEv2も覚えないといけない。頭がパンクします。
- 優先度系
- MED、Local-Preference、コスト、プライオリティ値など、どれがなにで、小さい方が優先されるのか、大きい方が優先されるのか、覚えるのがしんどい
- 暗記しないと答えられない用語
- 普通に勉強していただけでは暗記できないであろうかなり細かい用語を答えさせる問題がそれなりにあります。つらい。
オススメの戦略
- 「ネットワークはなぜつながるのか」、「マスタリングTCP/IP 入門編」当たりを通読して全体感を掴む
- 一度、2年分くらい午後の過去問を解く
- おそらく全然解けないので、その解けなかった部分や前項の「つらかった分野」を参考に個別の技術やプロトコルについて1つずつ深掘りして勉強する
- 主要なところを押さえられたらまた過去問に戻って、理解を深めたり対策が漏れている部分を補っていく
試験のCBT化について
次回からはついに高度試験もCBT化するようです。
参考: 応用情報技術者試験、高度試験及び情報処理安全確保支援士試験におけるCBT方式での実施について | 試験情報 | IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
そのため問題傾向も多少なり変わるとは思います。とはいえ本質的に問われる内容は変わらないはずなので、本記事の勉強内容などは参考にしていただけるかなと思います。
さいごに
個人的にはDBスペシャリストよりも苦労しました。
なんとか合格できて良かったです。




