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海上自衛隊から未経験でノーコードエンジニアへ

はじめまして!!EPICs株式会社の田島です。

今回はBPSさんのTechRachoに飛び入り参加で執筆をさせていただきます!

私は海上自衛隊で艦艇勤務をし、遠洋航海やソマリア海賊対処行動など、普通では経験できない日々を送ってきました。
しかし、長い任務を通じて「自分は何を大切にしたいのか」を考えるようになり、最終的に私は“エンジニア”という全く異なる道を選びました。

なぜ安定した海上自衛隊を離れたのか。なぜエンジニアだったのか。そして、実際に転職してみて何を感じているのか。
この記事では、海上自衛隊からエンジニアへキャリアチェンジするまでの経緯や経験をまとめています。

世界を巡った遠洋航海と寄港地の記憶

海上自衛隊では遠洋航海は印象に残る任務を経験しました。
遠洋航海ではアジア、中東、ヨーロッパ(地中海・大西洋・バルト海)、北米、太平洋を巡る西回り世界一周の航程でした。
寄港した主な国は以下の通りです。

  • インドネシア(ジャカルタ)🇮🇩
  • UAE(フジャイラ、アブダビ)🇦🇪
  • バーレーン(ミナサルマン)🇧🇭
  • サウジアラビア(ジッダ)🇸🇦
  • スペイン(バルセロナ)🇪🇸
  • スウェーデン(ストックホルム)🇸🇪
  • フィンランド(ヘルシンキ)🇫🇮
  • イギリス(ポーツマス)🇬🇧
  • メキシコ(マンサニージョ)🇲🇽
  • アメリカ(ノーフォーク、パールハーバー)🇺🇸

合計 10か国12寄港地 を訪れ、多様な文化を体験する貴重な経験になりました。
なかでも寄港地で食べた郷土料理は忘れられません。
フィンランドではトナカイ肉とブルーベリーパイ、
(ザリガニは季節外れで食べられず残念。)
スウェーデンではホワイトソースで煮込んだミートボール、
そしてスペインではパエリアが美味しすぎて毎日のように食べていました。



ヨーロッパは、ただ街並みを歩くだけで幸せを感じられる場所でした。
さらに、寄港地近くにスタバがあれば限定マグカップを集めていました。
その国の文化や建物、食べ物が細かくデザインされていて、
毎朝コーヒーを飲むたびに旅を思い出せる大切なコレクションです。

コロナ禍の任務行動

半年間の「缶詰生活」

ソマリア海賊対処行動は、新型コロナ流行期と重なり、
寄港しても補給作業のみで上陸は禁止。
約半年間ずっと船の中だけで生活する缶詰状態でした。
同じ景色、同じ部屋、同じルーティン。
外の空気を吸うことさえできない。
当然リフレッシュもできず、精神的にも非常に厳しい環境でした。
そんな中で唯一の救いは、「電波がある時間」でした。
家族や友人とLINEをしたり、漫画を読んだり、動画をダウンロードしたり。
その短い時間が、心を繋ぎ止めてくれていました。
そして帰国したとき、心から思いました。「家は最高。日本のご飯は最強。」と思いました。

海上自衛隊を辞めた理由

海上自衛隊では、色々は貴重な経験をさせていただいたのですが、
一方で価値観の変化と「努力が報われる環境」への渇望がありました!

長期間の艦艇生活の中で、
「自分が何を大切にしたいのか」を考える時間が増え、

  • 家族との時間
  • 自分の成長
  • 新しい挑戦
  • 規律より成果を重視する働き方

など

海上自衛隊では髪型や服装にも厳格なルールがあり、
私の「中身で勝負すべき」という考えとは合わなくなっていました。
頑張っても頑張らなくても給料は同じ。
その環境に違和感を覚えたことも大きな理由です。
どうせ働くなら、
「努力した分だけ報われる仕事」
をしたい。そう強く思いました。

EPICsへの転職

中学からの友人・大熊代表がくれた運命の電話

そんな時、中学の頃からの友人である大熊代表から連絡がありました。
入港したタイミングで電話が鳴り、
彼はこう言いました。
「お前と一緒に仕事がしたい」
友人としての軽い誘いではなく、
会社を率いる立場からの真剣な言葉でした。
その言葉に心を動かされると同時に、
「大熊と一緒なら、自分はもっと成長できる」
と直感しました。

EPICsは挑戦を恐れず、努力が正当に評価され、
仲間を大切にする文化があります。
海の上で感じ続けてきた“違和感”は、
EPICsでの仕事を通して
「使命」と「やりがい」に変わっていきました。

中学の頃はただの同級生。
今では人生の大事な局面で道を示してくれる、大切な存在です。
この転職は、人生で最も前向きな決断だったと胸を張って言えます。

またノーコードという特性もあり、未経験からでも新しいエンジニアという仕事に挑戦できたことにもすごく満足しています!

エンジニアとして働く今

努力が成果になる世界で生きている実感

エンジニアになってからは、毎日が挑戦です。
エラーに悩まされる日もありますが、
自分が作った機能が動いた瞬間の達成感は何にも代えがたいものです。
そして何より、
自分の成長がそのまま会社の成長につながる
この環境に大きなやりがいを感じています。

BPS株式会社のオフィスという「新しい働き方」

実は2025年8月からBPS様のオフィスにお邪魔させていただいているのですが、
とても快適過で集中しやすい環境過ぎて感動してます笑

  • 広いデスク
  • 快適な作業スペース
  • 開発に必要な設備が揃った環境
  • 静かな作業スペース

こうした環境は、思考の深さにも効率にも大きく影響し、
エンジニアとしての成長に確実に寄与していると実感しています!
→快適なオフィスもありながらフルリモートの勤務も可能というBPS様の労働環境が眩しいです!笑

この場をお借りしてBPS様にも御礼を申し上げさせてください!


BPSアドベントカレンダー2025


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