入退くんをはじめとする自社サービス「くんシリーズ」の運用方針を紹介します。

ご無沙汰しております。Genkiです。

入退くんのリリースから1年が過ぎ、「コマグミくん」や「日報くん」といった他の自社サービスも順調にユーザーを増やしています。BPSには元々自社商材として「超」シリーズがありますが、くんシリーズはそれに比べると比較的ライトな自社サービスという立ち位置です。BPSでは主に受託開発が中心なので、なかなか運用方針を外に見せることは難しいのですが、くんシリーズは歴とした自社サービスなので堂々と出せるかなと思い、記事にしてみました。

自社サービスに関してはまだまだ手探り状態なので、これが完成とは思っていません。是非、コメントなどいただければと思います。

ぼくの立ち位置

いわゆるプロダクトオーナー兼セールス的なポジションです。与えられた使命が「くんシリーズでの収益化及び1000クライアントの達成」なので、その為に色々試行錯誤しています。技術的な部分は馬場に任せていますが、カスタマイズの相談があった際にプロダクトの中身を把握してた方がスムーズなことが多いので、なるべく機能単位でも仕様を理解するよう努めています。(とはいえ、非エンジニアなのでほどほどにしてます。)

カスタマイズの相談があった場合には、かなり受託っぽくなるので案件単位で見るとPMっぽい動きをする時もあります。

定例ミーティング

週に1回、関わっているメンバー全員でミーティングを実施します。現状3つのサービスをリリースしていますが、それぞれのTODOの進捗と割り振り、新たに出た課題などを洗い出しタスク整理をしていきます。

あんまりガッツリとしたツールは使いたくない(他のメンバーの参加障壁が上がる)ので、タスク管理はGoogleドキュメントgitlabのisuueのみでやっています。

Googleドキュメントほんと便利。コレ以外でもぼくは割と多用しています。

一応、馬場とぼく主体で進めてはいますが、ミーティング自体はかなりフラットなので、意見だしはしやすいです。ぼくの役割は、欲しいと思った機能を「誰か作ってくれないかぁ~(チラッチラッ)」とあくまでも本人の自主性に任せて割り振って行く事です。

タスクの優先順位としては、

  1. 重大なバグ修正(既に問い合わせが来ているなら最優先)
  2. 工数少なくて多くのユーザーが喜ぶもの
  3. 工数多いけど多くのユーザーが喜ぶもの
  4. 軽微なバグ修正
  5. 運営側で欲しいもの(主に管理画面側)
  6. 少数のユーザーが喜ぶもの

こんな感じです。

そのまま、くんシリーズのカスタマイズの案件があった場合には、一緒にぶっ続けで進めていきます。
現状はある自治体向けに入退くんのカスタマイズ導入が進んでおります。またリリースしたらお知らせさせてください。

リリース方針

全体的なリリース方針としては、定期的な間隔で大き目のアップデートを行っていくより、短いスパンでばんばんリリースしていく方針です。馬場曰く、毎日何かしらが改善されていることが理想とのことです。

たしかに、大した機能でなくとも何かしらが改善されると“前に進んでいる感”を実感します。自社サービスに於いてこの感覚は非常に大切なんじゃないでしょうか。

その為、本番前環境での確認なども必要になるのですが、スピード感を出すためになるべく瞬時に確認し本番OKのサインを出すようにしています。(ここだけの話、確認せずにOK出していることもあります。これはきちんとコードレビューをされているという安心感あってこそ)

なお、リリースした際にはユーザーにお知らせを流すのですが、これも実は「お知らせくん」という第4のくんシリーズによって告知されております。

まぁ中身は僕なのですが、細かい修正を垂れ流すというよりはユーザーにとって嬉しい(と思われる)機能や、作った側として実際に使ってもらいフィードバックの欲しい機能を優先してお知らせするようにしています。(・・・とここまで書いておきながら、一つお知らせくんで告知する機能があったことを忘れていました)

お知らせくんは表示場所を出しわけ出来る、くんシリーズ専用のお知らせ管理サービスです。利用者はぼく1名のみです。

サポ―トセンター

ユーザー数が増えたことにより、お問い合わせも頻発しています。
同じく見積もりや請求書の発行などの事務作業も増えています。

開発以外の部分で、くんシリーズに於いて工夫しているところを列挙します。

見積もり

くんシリーズは一律月額50円/人(min3,000円)で利用できるサービスの為、単純に使いたい人×50を計算してもらえれば、費用は算出できます。ただし、入退くんの場合は、min3,000円が拠点数にも影響する為少々ややこしいです。

その為、いくらになりますか?という質問を頂くことも多かったので、LPの中に自動見積もりのフォームを設置してもらいました。ユーザーも本利用の前にコスト感が分かると思うので、喜んでいるはずです。ちなみに全サービスに於いて初期費用は無料です。

これは入退くんの自動見積もり。拠点数などを参照して算出してくれます。

日報くんの自動見積もり。このようにページフッターに常に表示するようにしています。

ちなみに、会社さんによっては社内稟議を通す際に書類として見積書が必要な場合もあると思います。その際には、言ってもらえれば喜んで作成しています。

請求書

1ヵ月トライアルで利用してもらった後に晴れて本契約となった場合には、請求がスタートするのですが、これが実は結構手間です。3,000円の請求書を100拠点分毎月郵送するとなると人的コストも郵送コストもかかります。BPSではmisocaを見積書・請求書管理のサービスとして採用している為、郵送はボタン一つでお手軽なのですが、それでもどうにか出来ないかと思っていました。

そこで、エンジニアに相談しStripeというクレジットカード決済機能を搭載しました。もちろん請求書払いも選択できるようにしていますが、7割くらいはクレジットカードでの支払いを希望されかなり業務圧縮できています。

あとは、お客様によっては半年や1年分を一括で支払いたいという要望もあるので、それも喜んで対応しています。

お問い合わせ対応

既存のユーザー向けには新規の申し込みフォームとは別に、問合せ用のフォームを設置しています。一番多い問い合わせが「メールが届かない」という問合せなので、そこに関しては詳細情報記入できるようになっています。

Googleフォームで簡単に作れました。ほんとGoogleに依存しちゃってるな・・・

よくあるお問い合わせはマニュアルに記載するようにしています。マニュアルがしっかりしていることもサポートセンターの負荷を減らすのに大切です。

また、そこで入力された問合せはslackのそれぞれのサービスのchannelにも飛ぶようになっています。
ぼくら非エンジニアで分かるものならそのまま対応しますし、エンジニアでないと分からないものであれば反応を待って返すようにしています。

先ほどのフォームに入力したものはメールとslackとで通知してくれます。

また、ありがたいことにそこに要望を入れてくれる方もおり、それは翌週の定例ミーティングで議題にあげさせていただいてます。

サポートセンターという確立されたものはまだ無いので、電話で問合せが来た場合には出た人が対応するというアナログ体制です。ただし、なるべくメールでの問い合わせを貰えるように電話の導線をかなり意識的に無くしています。

今後のアップデート予定

やりたい事はたくさんあります。細かい機能を上げるとキリがないですが、

  • 入退くんの転換率向上
  •  日報くんの管理画面周辺
  •  コマグミくんのUI向上

あたりを優先的に進めていきたいと思っています。あと、今回はあまり触れなかったですが開発コストもそろそろ意識しながら、くんシリーズ単品で収益を安定させるという流れを作っていきたいです。

なお、手は全く足りていません。笑
くんシリーズは基本的にRailsで書かれている為、Rails且つ自社サービスに関わりたいエンジニアさんは是非一度遊びに来てください。

最近のアップデートと絡めた宣伝

入退くん

ビジネス向けの入退くんで勤怠管理機能が追加されました。
従来のタイムカードとしてだけではなく、遅刻連絡や有給申請などもできるようになっています。月末の給与算出業務がかなり圧縮されています。(エクスポートしたファイルをそのまま社労士に渡しています。)

まだ改良の余地ありですが、トリッキーな勤怠でなければ充分に利用可能です。

日報くん

特にBPSのようなコスト≒人件費な業界に気に入っていただいております。
最近はグラフ表示機能や、日報の提出状況(自分が出したかどうか)確認機能を追加しました。

黒塗りのところに案件名や企業名が入るようなイメージです。社内稼働をどこに割いているのか一目瞭然。

どのサービスも1ヵ月は無料トライアル可能なので、興味ある方は是非一度触ってみてください~。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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この記事の著者

Genki

1988年宮崎県生まれ、大学で福岡に行くも5年通って中退。 フラ~フラ~してたところを知り合いに拾ってもらい、 人材広告のベンチャー企業に就職しました。 もともと人材に興味があったかと聞かれると興味度は普通でした。 仕事はまぁまぁ楽しかったですけど。 でも、どちらかというと手に職をつけたかったので、 営業先の一つであったBPSに転職しました。 採用、総務、開発、営業、雑用などいろんなことをさせてもらっています。 投稿記事も開発系よりかは採用や人事系が多くなると思います。

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