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花粉症歴ン十年のプログラマが舌下免疫療法をしてみた

この記事はmorimorihogeさんのメガネ歴ン十年のプログラマが眼内コンタクトレンズ手術をしてみたという記事にインスピレーションを受けて書いてみました。

今では日本人の半分が花粉症とも言われていますが、その治療のお話がメインとなります。

細かく言うと「スギ花粉症」の舌下免疫療法のお話です。ついでに「ダニ」の舌下免疫療法もやったのでそのお話もします。

上記眼内コンタクトレンズの記事にも記載がありますが、この記事に記載の内容はすべて個人の経験&調べた範囲に基づくものとなっております。
特に副作用に関しては人によって様々な症状が出る可能性があると思います。その辺りの細かいところの確認は他のサイトも参考にしたり直接医師に相談するなどして下さい。

治療開始の難易度に関してはレーシックとか眼内コンタクトレンズなどに比べたら全然低いとは思います。

舌下免疫療法って何?

アレルゲン免疫療法(減感作療法)と呼ばれる、アレルゲン(アレルギーの原因物質)を少しずつ体に取り込み、アレルギー反応を徐々に弱めていくという治療法の1つです。

花粉症などのアレルギー症状を現状唯一根治出来る(完全に治すことができる)可能性がある治療法とのことです。

昔は皮下注射による治療法などしかなく、毎週注射を打ちに病院に通う必要がある難易度の高い治療法でした。

しかし、ここ10年くらいの間に舌下免疫療法という、口の中に薬を一定時間含むだけで出来る治療法が出てきました。
この治療法は薬を処方してもらい、毎日1回家で薬を口に含むだけで良いので大分難易度は低くなりました。

ただ、2022年段階ではスギ花粉とダニのアレルギー治療にしか対応していないようです。
皮下注射による治療の場合、それ以外のいくつかのアレルギーにも対応しているようです。

治療内容、効果概要

  • 80%以上の人に効果が実証されてるとのこと
    • ある病院の説明には「◎完治 20% ○非常に効果がある 30% △効果がある 30% ×効果なし 10%」という見込み数値が記載されてました
    • 若干古いですが厚生労働省の資料にも記載があります
    • 複数のアレルギー持ちの人の場合、別のアレルギーによる症状が出続けて「効果がない」と思ってしまうケースもあるようです、なので自分がどのようなアレルギーを持っているか事前に検査して知っておくことが重要です
  • ダニはいつでも治療を開始可能だが、スギ花粉は飛散シーズン(主に1~5月辺り)は治療開始不可
    • おそらく病院ごとに開始可能時期には差異があります
  • 推奨年齢は5~65歳
    • 推奨年齢外でも治療自体は出来るらしいです
    • 5歳未満は口の中に薬を正しく保持できるか、服用前後の運動を控えることが出来るかなどが懸念とのこと
    • 65歳以上は効果が弱まるという話があるらしい?(ちょうど通っている病院でその相談をしている人が居て、まだ検証数が少なくて効果が保証出来ない、とか聞こえてきました)
  • 一般的に3~5年治療を継続する必要がある
    • 効果が出始めるまでに2~3ヶ月くらいは必要
    • 治療をやめたあと再発する可能性はあるらしい
    • 長く治療を続けるほど効果が大きい
  • 主な効果は鼻炎と目のかゆみ
    • アトピー性皮膚炎などへの効果はまだ検証中?のようですが「効果があった」という報告もあるようです、「効果がない」と言っているところも見かけたので現段階では「ついでに効果があったら良いなぁ」くらいに思っておいた方が良さそうです
  • 3年分の治療費は保険診療で診察代と薬代を合わせて大体8~10万くらい?薬代はダニの方が若干高いです

また、重い気管支喘息や免疫系の病気があると治療を受けられない可能性があるようです。
その他、妊婦の方とかいくつかの疾患がある方も注意が必要らしいので、不安がある方は病院などで詳細について確認するようお願いします。

主な副作用

副作用と言うか、アレルゲンを取り込んで慣れさせていく治療法のため薬の服用時にアレルギー反応が起きる可能性があります。

主に以下のような症状が現れる可能性があるようです。

  • 口の中のかゆみ、違和感、腫れ
  • 喉の不快感
  • くしゃみ
  • 鼻水
  • 唇の腫れ
  • 耳のかゆみ

アレルゲンを口に含む治療法なので当たり前かもですが、口の中の異常が一番多いようです。

ごく稀に起きる重大な副作用としてはアナフィラキシーショックの可能性があります。

ダニアレルギーについての補足

単純にダニと言われるとピンと来ないかも知れませんが、ハウスダストと呼ばれるものもほぼダニ(の死骸)とのことです。

ハウスダストはダニの死骸やフンの他に細菌、カビ、フケ、ペットの毛など諸々を含む総称ですが、ダニの割合はかなり高く、アレルギー検査をすると室内塵(ハウスダスト)とダニの検査結果はほとんど一緒になることが多いようです。

通年性の鼻炎などがある方はダニアレルギーの可能性があります。

治療を開始した経緯

いつからか春頃に鼻水が出たり目が痒くなったりするなぁと思いつつ、花粉症ではないと言い聞かせて過ごしていました。

しかし、年々症状がひどくなっていったため、会社の健康診断の血液検査の追加オプションにアレルギー検査があるのを見て思い切って受けてみることにしました。
※いつもより多く血を抜かれるので、採血で気分が悪くなりやすい人は注意

複数のアレルゲンをまとめて検査してもらうやつを選んだところ1万数千円くらいしました。
※確かこのView39 (39項目のアレルゲン)ってやつだったと思います

以下がその結果となります。

「スギ花粉」の数値がまさかのカンスト状態。
ついでにダニなどもクラス4でかなり高い数値となっていました。

この画像のクラスの説明は、0: 陰性、1: 境界、2: 弱陽性、3: 陽性、4: 強陽性となります。
※陽性だからといって確実に発症するというわけではないようです

数値の詳細説明がなかったのでどこからがクラス4かは不明ですが、0.55 でクラス1、3.15 でクラス2、4.31~7.95 でクラス3でした。
つまり100超えとは・・・?

流石にこの結果を見たら花粉症だと認めざるを得ませんでした。

そして色々調べた結果行き着いたのが舌下免疫療法でした。
舌下免疫療法を実施している病院は病院なびなどいくつかのサイトで検索が可能です。

比較的最近登場した治療法のためどこでも実施しているというわけではありませんが、自分が治療を開始した2018年当時に比べたら大分増えている印象です。

治療開始前に出ていた具体的症状について

通年性の鼻炎などもあったのですが、一番ひどいのがスギ花粉飛散時期の2月後半~5月前半辺りにかけての症状です。

  • ほとんど鼻で息が出来ないレベルの鼻詰まりが一日中続く
  • 鼻水が出まくる
    • 鼻が詰まっているためまともに鼻もかめず、鼻の感覚がなくなっている状態で粘性の低い鼻水がいきなりポタッとたれたりすることもある
  • 鼻のかみすぎによるその他症状
    • 鼻(皮膚をこすりすぎて)が痛くなる
    • 鼻が詰まっているため目や耳に鼻水が逆流して気持ち悪くなる
  • 目がかゆくてまともに開けていられなくなることがある
    • こすって目が痛くなる
  • 鼻が詰まっているため就寝時に口呼吸を続けることになり、朝喉が痛くなる

この状態を放置しておくと日常生活に支障をきたすレベルなので、アルガードなどの目薬(当時はザジテンを使ってました)とパブロン鼻炎カプセルを常用していました。

パブロン鼻炎カプセルはめちゃくちゃ眠くなるのですが効果は非常に高く、色々試したところ夜の12時過ぎ(就寝前)に服用することで副作用少な目で常用可能になりました。

就寝前服用のため眠くなるのは大きな問題にならず、就寝時の寝苦しさと起床時の喉の状態がかなり改善されます。
また、効果も昼過ぎまで継続するため通勤中に電車で鼻水が出まくって困ることも少なくなりました。夕方頃には効果が切れてきますが、帰宅後は家の中であれば多少は我慢が効きます。

現在は在宅勤務ですが、当時は満員とはいかずとも結構混んでいる電車で通勤していたので通勤中の鼻水が一番大変でした。

スギ花粉の舌下免疫療法開始~現在まで(4年経過)

冒頭にも記載した通り、ここに記載する内容はあくまで個人の体験によるものとなります。
受診する病院によって細かい流れなどは差異があると思いますので、その辺りはご了承下さい。

基本は薬をもらいに行くのがメインと思われたため、通いやすいように近場の病院に目星をつけて予約しました。

初回診療(2018年5月下旬)

スギ花粉の飛散時期が過ぎたと思われる5月下旬のタイミングで予約を取って訪問しました。

問診票に「スギ花粉とダニの舌下免疫療法をやりたいです」と記載し、口頭で医師に伝える際に健康診断のアレルギー検査結果を渡したらスムーズに話が進みました。
おそらく未検査の方の場合、一度アレルギー検査を受けてから再度相談という流れになるかと思います。

が、この時点では治療開始にあたって以下の問題がありました。

  • この病院ではスギ花粉とダニの治療を同時には出来ない(病院によるようです)
  • スギ花粉の治療開始時期は6月以降

スギ花粉とダニの同時治療が出来ないのは残念でしたが仕方ないので症状の重いスギ花粉の治療開始をお願いしました。

その後、薬局で薬をもらって一旦家に持ち帰り、6月に入ったら薬を持参して再度病院へ行くことになりました。

現在はスギ花粉はシダキュア、ダニはミティキュアという固形の薬なのですが、当時のスギ花粉は「シダトレン」という冷蔵保存が必要な液体薬でした。
※シダトレンは2021年3月31日で販売中止となっているようです

また、治療開始直後は副作用が出やすいため、アレルギーを抑える薬も処方されます。
この時は鼻に突っ込んで噴霧する薬と、飲み薬を処方されました。

治療開始(2018年6月)

6月になったので薬を持参し再度病院へ行きます。

医師と軽く再確認の会話の後、看護師さんに舌下免疫療法の解説冊子を読んでもらいつつその場で薬の服用を行い30分ほど経過観察をします。
この辺りはコロナワクチン接種と似たような感じです。

服用に際して以下のような行為は控える必要があります。

  • 服用後5分間のうがいや飲食
  • 服用前後2時間程度の激しい運動、入浴
    • 血圧や血流の変動を伴う行動を避けた方が良いらしい
    • アルコールを控えよと書いてあるところもあるけど書いてないところもある?

自分の場合、朝の仕事(デスクワーク)開始直前とか、夕食&入浴終了後などに服用しています。

この日は服用30分後、大きな問題が出ないことを確認して帰宅となりました。

服用開始後最初の2週間

最初の処方では2週間分の薬を渡されました。
毎日1回服用する必要があるのですが、最初の2週間は徐々に薬の量が増えていく仕様になっています。

  • 1~3日目: スギ花粉飛散時期と同様の症状が、症状がひどい時かそれを超える勢いで襲ってくる。ここから服用量増やしていくのかと思い絶望に打ち震える。
  • 4~7日目: 服用量を増やしてもあからさまに症状が重くなったりはせず、アレルギーを抑える薬を服用しつつ耐え続ける。
  • 8~14日目: 服用量がMAXに近づいて行くが、段々と副作用がマシになっていく。

以上がアレルギー検査でスギ花粉の項目が数値カンストしていた人の服用開始直後の状況でした。

正直最初は挫けそうになりましたが、1週間くらい経ったら案外平気になりました。
アレルギーレベルがカンストしてない人はもう少しマシかも知れません。

薬がなくなった2週間後に再度病院へ行き経過報告をすると今度は4週間分薬が処方され、以後4週間ごとに病院へ通うことになりました。

服用開始~半年

薬の服用を続けると、いわゆる花粉症と似たような副作用は徐々になくなっていきました。
2~3ヶ月も経つとほぼなくなっていたと思います。

ただし、元々喉が弱いせいもあってか、喉の違和感(少し痒いかなーみたいなの)が半年近く続きました。
常にというわけではなく、元々喉の調子が悪いことが結構あるのですが、その頻度がちょっと高くなったかなぁ、という感じの状況でした。

そして上記症状とは別に、ある時、昼食時に食べ物がうまく飲み込めないことがあることに気付きました。

お米などの若干飲み込みづらい食べ物で発生しやすく、

  • 喉の奥に食べ物が入っていかない(気道の方に入っていこうとしている?詳細不明)
  • 現象が発生するとえずいて喉の途中で食べ物が行ったり来たりを繰り返して一向に飲み込めない
  • 3~5分くらい「ぐえっぐえっ」を繰り返していると収まることが多い
    • この間どんどん唾液が溜まっていき、唾液を飲み込むことも出来ないため最悪トイレに駆け込むことになる
  • 1回現象が収まると、その食事中は再発しない

という感じになります。

口に大量に食べ物を含んだ状態で発生すると終わる(トイレに駆け込むことになる)ので、食事開始直後はよく噛んでゆっくり飲み込むよう注意するようになりました。

「ぐえっぐえっ」を繰り返すのは結構辛いので、環境的に問題がなければ思い切って速攻で吐き出してしまうというのも手ではあります。
そうするとすぐに収まり、その食事中はやはり再発しなくなりました。

服用半年~1年

年が明けて(7ヶ月くらい経って)からは、食べ物が飲み込みづらくなる現象もほとんど発生しなくなりました。
この時点で副作用はほぼなくなった状態です。

その後ついにスギ花粉の季節がやってきました。ドキドキワクワクです。

結果として服用開始後10ヶ月~1年経過した状態の3~5月の状況は以下のような感じになりました。

  • 花粉症の症状は出るが、明らかに今までより症状が軽い、確実に半分以下くらいには軽くなっている
    • 鼻水はちょこちょこ出るが、普通に鼻で息が出来る
  • パブロン鼻炎カプセルは服用しなくなった
    • 効果より眠くなるなどのデメリットの方が重いと感じる状態

効果が出ない20%とかの枠には入らなかったようで一安心しました。

服用1年~2年

1年経った段階で「シダトレン」から「シダキュア」に薬が変更になりました。
確か薬が新しくなった関係で最初の処方は2週間分しかもらえず、4週間分もらえたのは2回目からだったと思います。

特に薬の変更による服用時の差異はありませんでした。
冷蔵保管する必要がなくなった&開封時に液が飛び散ることがなくなったという利点が増えたくらいです。

この時点で薬を飲むことによる違和感(副作用)は完全に消えました。口に含んでも何も感じません。

そして2回目のスギ花粉の季節は更に効果が実感出来るようになっていました。
普段よりちょっと鼻水出るかな?くらいでほとんど普段と変わりない状態です。

ただ、この2020年は例年より花粉の飛散量が少なかったようではあります。

服用2年~

3年目にかけても特に状況は変わらずでした。

唯一変わったのは、シダキュア服用開始1年経過後は8週間分薬をもらえるようになった点です。
1回の診察料は変わらないため、年間診察料が半額になりました。(3000円ちょい)

去年より花粉の量は多かったようですが、効果は更に高まってほぼ平時と同様レベルになりました。
自分の場合そこまで重くはありませんがスギ以外の花粉アレルギーも持ってるため、むしろ11月頃の方が鼻水出るくらいです。

そしてもうすぐ3年経過となるタイミングで診察時に「次で3年経つけどこのままもう少し続ける?」という話をされました。

答えは元から決まっています。
満を持して「ダニの舌下免疫療法をやりたいのでスギ花粉は一旦やめようかと思います」と回答しました。

しかし「え?同時に出来るよ?」という返事が・・・。

???

「同時には出来ないと最初に伺ったのですが」と聞くと「あ~申し訳ない、当時はダメだったんだ」とのこと。

へぇ・・・。

思うところはアリつつ気を取り直して、もう少しスギ花粉の治療も続けつつダニの舌下免疫療法も開始することにしました。

スギ花粉の治療に関しては4年目の飛散シーズンも問題なく過ごしたあと、2022年6月の丸4年経過したタイミングで一旦治療を終えました。

ダニの舌下免疫療法開始~現在まで(1年経過)

通年性の鼻炎もあると思っていたのですが、スギ花粉の治療が3年経過した時点で1年を通して鼻詰まりがほぼ発生しなくなっていました。
11月頃を中心に、季節によっては別のアレルゲンが原因と思われる鼻水は多少出ることがあります。

食事時や入浴時なども鼻水が出やすい(他の人と比較したわけではない)のですが、その辺りは治療前と特に変化ありません。

この状況だったのでダニの治療でどの程度効果出るかな、とは思いつつ、少なくともアレルギー検査でかなり高い数値が出ているのと、アトピー性皮膚炎なども持っているためそれらに効果が出る可能性も少しだけ期待して治療を開始しました。
※前述の通り、鼻炎や目のかゆみ以外の効果はまだちゃんと実証されていません

治療開始(2021年6月)

基本的にはスギ花粉の治療と同じです。

最初はまた病院で薬を服用後30分待機するのですが、看護師さんのダニ用の説明冊子を持っての説明時もスギ花粉でもうやってるから分かるよね、みたいな感じでした。

30分待機後、特に問題が出なかったためそのまま帰宅となりました。

服用開始後最初の2週間

スギ花粉の時と同様に最初は2週間分薬を処方されました。
ダニの薬(ミティキュア)も途中で量が増えます。

服用を開始後、スギ花粉の時と違って小さな副作用は感じつつも、大きな問題は特にありませんでした。

2週間後の診察の後、以後は4週間分ずつ薬が処方されるようになりました。
同時に治療中のスギ花粉の薬はそれまで8週分もらえていましたが、ダニの方と合わせてそちらも4週分ずつになりました。

服用開始~半年

日数が経過しても鼻炎などの副作用は特になかったのですが、スギ花粉の時と同様に昼食時に食べ物が飲み込みづらくなる現象が発生するようになりました。

あとまれに服用直後に喉の奥から胸の辺りに違和感が出ることがありました。
基本的には何か気持ち悪いなぁという程度ですが、更にまれに仕事を中断したくなるような痛みがある時もありました。(激痛というほどではないです)

これは我慢できないほどではないのと、1~2時間経つと勝手に治る現象ではありますが、この現象発生直後は食事時の問題が高確率で発生しました。

服用半年~1年

半年経過した辺り(12~1月頃)でスギ花粉の時と同様に飲み込みづらくなる現象も一旦落ち着きました。

が、その後また3月頃に再発するようになりました。

そしてここに至って「そういえば昼食時にしか発生しないな?」ということに気付き、主に朝食後にミティキュア、夕食後にシダキュアだった服用タイミングを逆にしてみたところ、飲み込みづらくなる現象が発生しなくなりました。

もっと早く気付けばよかった・・・。

ちなみに1年経過した段階での効果の実感ですが、正直なところあまりないです。
元々鼻炎もほとんど発生しなくなっていたので、まあそりゃそうか、という感じではあります。

アトピー性皮膚炎も残念ながら今のところ変化ありません。
※このアトピーの原因がダニアレルギーだという診断をもらっていたわけでもないので、そもそも原因が違う可能性もあります

ただし、薬を飲んだときの副作用に関しては服用期間に応じて少なからず減少しているので、何かしら効果はあるのだと思っています。

2年、3年と続けるうちに実感できる効果があることを願って治療はまだ続けるつもりです。

舌下免疫療法による治療を受けた感想

ダニの治療はまだ継続中となりますが、ひとまずスギ花粉の治療結果に関しては大満足です。

コロナ対策のおかげか最近風邪を引いていないこともあり、鼻で息ができなくなった覚えが1年を通して皆無です。素晴らしい。

他のアレルギーも持っているため鼻水が出ることはまだ多少あり「完治」したかの判断は難しいのですが、「非常に効果があった」ことは確かです。
今後は再発せずずっと無事でいてくれることを願うばかりです。

服用薬について

あと薬と書いてきましたが(実際薬なのですが)、アレルギー患者にとっては言わば毒ですよね。
マンガとかでよくある毒を少しずつ接種し続けることにより耐性を付けるアレみたいなものです。

ここでちょっと原料について気になることが出てきます。

スギ花粉はまあ良いとしましょう。ただダニってもしかして・・・。

試しに「ミティキュア 原料」で検索してみます。

成分・含量: コナヒョウヒダニ抽出エキス及びヤケヒョウヒダニ抽出エキス

うん、、、ここは見なかったことにしておきましょう・・・。

まとめ

訓練してるから
スギ花粉じゃ死なない



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