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LDAPをディレクトリにしちゃうshelldap

shelldap

shelldapを使うとLDAPの操作がシェルでディレクトリを操作するように簡単にできます。
簡単に使い方を紹介します。

1.インストール

ubuntu,debianならaptで入ります

apt-get install shelldap

2.設定

引数で与えることもできますが、毎回打つのが面倒なのでrcファイルに以下のように書きます。

~/.shelldap.rcで保存してください。

basedn: dc=example,dc=com
binddn: cn=admin,dc=example,dc=com
bindpass: xxxxxxxx
cacheage: 300
server: 192.168.0.1
timeout: 10

設定できたらログインします

$ shelldap
~> _

3.移動

ls,pwd,cdが使えます

~ > pwd
dc=example,dc=com
~ > ls
cn=admin
o=system
uid=test
~ > cd uid=test
uid=test,~ >

4.追加

touchで追加します。organizationalUnitならmkdirも使えます

touch person
mkdir general

こんな感じでエディタが立ち上がります
任意項目をコメントアウトしてくれています

dn: ???,dc=example,dc=com
objectClass: person
cn:
sn:
# description:
# seeAlso:
# telephoneNumber:
# userPassword:

5.削除

rm で削除します

~ > rm cn=yamada
Are you sure? [N/y]: y
cn=yamada,dc=example,dc=com: Success

6.コピー

cpでコピーします

~ > cp cn=yamasita cn=suzuki
Success

7.編集

viで編集できます

~ > vi cn=yamasita

8.まとめ

こんな感じで、まるでシェルみたいにLDAPを操作できます。
ディレクトリサーバということを改めて認識させられます。
ほぼ、シェルと同じ操作になるのでLDAP苦手な人にもお勧めです。
phpLDAPadminより導入が簡単なので、ちょっとした操作にもいいんじゃないでしょうか


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