カゴメ （2811）の公募増資・売出（PO）

今回の公募増資・売出（PO）関連情報

トマトで知られるカゴメですが、トマトから野菜にイメージを変化させようとしているそうです。海外での利益が既に半分を超えており、グローバル展開に向けての施策なのかもしれませんね。ネックは物流コストで、今後は企業を横断するような取組も始めているとか。

カゴメ のPOの評価・コメント

売り繋ぐことができます。株価も小さすぎませんし時価総額に対する募集金額も1割以下ですし株を貸してくれそうな株主もいて逆日歩の心配も少ない。まあまあもらえて500万円分くらいでしょうか。金利が上がってきているため、今回の株に限らず、どうしても前からこの値段ならほしかった！というもの以外は、POに参加するにしても安定操作期間中に売りぬいた方が良いです。

著者の株式投資日記＆コメント

6月14日の日銀金融政策決定会合によると利上げはなしですね。ただし、具体的なことはまだこれからにしても長期国債買い入れは減額すると国債価格が下がって長期金利が上昇します。言わば為替への口先介入の状態ですね。国債をいっぱい発行しているので金利の上昇はゆるやかにしたいけど、放っておくと円安方向に進むから渋々滑り出してきていますね。よってまた1-2カ月ほどは様子見することになりますね。

もう少し日経平均が下がったら買いはじめても悪くないタイミングと思ってはいます。ただ、2010年以降、つまりもう14年ほど下げ相場を経験してませんよね。だいたい何を買っても時間を置けば勝てる状況がもう何年も続いたため、リスクにやや鈍感になってきている気もします。コロナでさえ下がったのは3割程度、しかも短期間下がったくらいだから、大きな出来事とはいえ一過性と言えなくはないです。それ以上にこの1年だけで一気に上がっています。

ここ数年の動きは業績好転や金利や為替や不動産内需や戦争や外国人投資家や持ち合い解消や株式分割ラッシュやNISAなどわかりやすい理由で動いてます。ここ数カ月下げてますが、また反転して4.2万円を突き抜けて上がるか、3.7万円まで下がっても持ちこたえてその範囲内でウロチョロしてくれれば問題ないです。でももし3.6万円中盤（高値から1割減以上）を超えてすっぽ抜けて下がっていくようなら、論理的な下がり方に留まらない可能性がありますね。まだ可能性は少ないですけど、残り何十年かは生きていかないといけませんし、一時的でもまとめて売る心の準備もしています。

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