生徒が増えるにつれ、塾の管理は煩雑になってしまいがちです。
「学習塾管理システムを導入して業務効率化しよう!」と思っても、
どれを選べばコスパが良いか?
操作が難しく返って負担が増えないか?
…という悩みも尽きず、迷ってしまいます。
今回は、学習塾を始めとする教育業界のシステム開発に数多く携わってきたBPSが、学習塾におすすめのシステムを機能別に紹介します。
🔗 学習塾管理システムとは?
生徒の入退室や、月謝集金、授業管理、従業員の勤怠管理や給与計算など、学習塾の運営に欠かせない業務を効率化するシステムの総称です。
1つの業務を効率化させる低価格で小規模なシステムもあれば、多機能を兼ね備えた高額で大規模なシステムもあります。
🔗 学習塾管理システムを導入するメリットは?紙やエクセルじゃダメ?
学習塾管理システムを導入しない場合、紙やExcel・スプレッドシートでの管理がメインになるでしょう。
その場合、以下のようなデメリットが生じます。
- データの紛失や個人情報の漏えいに繋がりやすい
- 探したいデータを探すのに時間がかかる
- 保護者にリアルタイムで情報を送れない
- 電話やメールでの確認事項が増え業務負担が大きい
学習塾管理システムを導入することで、上記のような課題を解決することができます。
また紙やExcelは一見費用が安く見えますが、その管理や手間に人件費がかかっていると考えると、実はシステムを導入した方が低価格で済むこともあるのです。
🔗 塾のシステムにはどんなものがある?
塾のシステムには次のような種類があります。
一元管理システム
塾運営にまつわる業務を1つのシステムで一元管理できます。
生徒管理システム
出席状況や授業スケジュール、成績など、生徒に関わる情報を管理できます。
入退室管理システム
生徒の入室・退室時に保護者に通知を送ったり、入退室時間を管理したりできます。
スケジュール管理
短期講習も含めた生徒の授業スケジュールや、講師の出勤スケジュールなどを管理できます。
月謝管理システム
未入金の月謝を確認したり、保護者に通知したりできます。
勤怠管理システム
講師やスタッフの勤怠(出退勤時間や休暇申請など)を管理できます。
会計管理システム
収入・支出や経費の登録など、お金に関する複雑な処理をスムーズにできます。
学習管理システム
生徒一人ひとりの、学習記録や学習計画・進捗などの管理ができます。
コミュニケーションツール
生徒や保護者とのコミュニケーションをスムーズにするシステムもあります。
🔗 自社専用システムの開発も視野に
広く「学習塾」向けに開発されたシステムを利用する場合もあれば、開発会社とタッグを組んで自社専用のシステムを開発する場合もあります。
自社専用システムを持つメリットとして、以下が挙げられます。
1.得られたデータを自社で自由に分析・活用できる
2.生徒数の多い塾ほど長期的に見てコストが抑えられる
3.外部連携や機能追加などのカスタマイズがしやすい
既存のシステムを導入することで、オーバースペックになって費用がかさんだり、データ分析の機能を開放するのに追加費用がかかることも。
データの活用やカスタマイズの自由さを加味すると、複数システムを導入するより、むしろ自社システムを開発した方が将来的に割安になるでしょう。
特に学習塾システムは生徒数に応じて料金が上がるものが多いため、生徒数が多い塾やチェーン展開している塾ほど、自社で開発した方がコストパフォーマンスが高くなる可能性があります。
このTechRachoを運営するBPSも、大手学習塾専用システムなど教育業界の開発・デザイン実績があります。
実績一例
- トライグループ様:業務支援システム
- 慶應義塾大学様:スマホ連携APIサーバ
- BPS株式会社:「入退くん」Webサイトデザイン
学習塾用アプリやWebサイトの開発・デザインをお考えの方は、ぜひ実績豊富なBPSにお問い合わせください。
既存システムのリニューアルや、デザインのみのご依頼も歓迎です。
🔗 塾のシステム導入のポイント
ご自身の塾にシステムを導入する際は、以下の視点で比較検討することをお勧めします。
🔗 予算や規模に見合う機能か
塾向けのシステムには低価格で使えるものから、高額でも豊富な機能を揃えたものまであります。
小規模な塾や予算の少ない塾であれば、まずは一部の業務をシステム化するようにする、大規模な塾でも現場で扱いきれる最低限の機能に抑えるなど、予算と規模を加味して導入しましょう。
🔗 操作性は自社に合っているか
パソコンに慣れていない人でも扱える簡単なシステムから、ある程度ITスキルを必要とするシステムまで、さまざまです。
まずは無料トライアルで利用してみて、操作性を確かめましょう。
🔗 費用は理にかなっているか
一見低価格に見えるシステムでも、「初期費用」「サーバー維持費」「機能追加のオプション費用」などが追加される場合があります。
資料請求や問い合わせフォームなどで、最終的な費用感や、その費用対効果を加味して検討しましょう。
🔗 【機能別】おすすめの塾システム5選【2025年最新】
ここからは、開発会社である我々が選ぶおすすめ塾システムを紹介します。
ぜひ自社に合いそうか?を考えながら、積極的に資料請求やトライアルをご活用ください。
🔗 一元管理システム:wagaco(ワガコ)- 現場の声から生まれたシステム
- 料金:ライトプラン月額4,980円、スタンダードプラン月額14,980円
- 機能:スケジュール管理、コミュニケーション、請求書作成、入金管理、カード決済、入退室通知、生徒管理など
wagaco(ワガコ)は、煩雑になりがちな塾の業務を「塾管理者」「保護者」双方の視点から便利にする一元管理システムです。
料金も固定なので、人数の多い塾ほどお得に利用することができます。
塾のイメージカラーに合わせてカスタマイズすることも可能です。
🔗 生徒管理システム:スクの助(すくのすけ)- 生徒が増えてきたらコレ
- 料金:生徒10名まで月額1,480円、+1名あたり月額100円
- 機能:スケジュール管理、コミュニケーション、出席管理、活動記録など
スクの助(すくのすけ)は、授業スケジュールの管理や保護者とのコミュニケーションを重視した、生徒管理システムです。
普段の授業やレッスンの様子を保護者に送信できるなど、保護者の満足度アップに役立ちます。
生徒10名までは1,480円と低価格で利用できるため、小規模な塾でも安心です。
🔗 入退室管理システム:入退くん(にゅうたいくん)- 写真付きで到着通知が送れる
- 料金:生徒60名まで月額3,300円、+1名あたり月額55円
- 機能:写真付き入退室通知(メール、LINE)、勤怠管理、入退室記録出力、ゲスト訪問機能など
入退くん(にゅうたいくん)は、弊社BPSが開発・提供している入退室管理システムです。
生徒の入退室通知が写真付きのメール・LINEで保護者に送信されるため、保護者の安心につながります。
(※LINE notify終了後も、公式LINEから通知が送れる機能を公開予定です)
従業員の勤怠管理(休暇申請など)も機能に含まれるため、面倒なタイムカード管理や集計業務も効率化可能です。
30日間機能制限なしで利用できる無料トライアルも用意しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
入退くんを無料で使ってみる
🔗 月謝管理システム:エンペイ - 集金業務がキャッシュレス・ペーパーレスに
- 料金:要問合せ
- 機能:集金、明細送信、催促、再請求、キャッシュレス決済、会計データ出力など
エンペイは、集計業務の効率化に特化した月謝管理システムです。
正確さが求められ時間がかかりがちなお金周りの業務を、一気に効率化することができます。
月謝の支払い方法もクレジットカード払いやコンビニ払い、バーコード決済などが選べるため、保護者の利便性も高まります。
🔗 学習管理システム:Studyplus for School(スタディプラスフォースクール)- 学習指導の強化に
- 料金:要問合せ
- 機能:学習計画管理、学習記録・進捗管理、滞在時間や学習量の記録、コミュニケーション機能など
Studyplus for School(スタディプラスフォースクール)は、生徒一人ひとりの学習記録をグラフで分かり易く可視化できる学習管理システムです。
システム上で生徒とコミュニケーションを取れるため、通塾が少ない生徒の退塾防止にも繋がります。
学習時間の多い生徒へのメッセージや、学習記録への「いいね」機能で、生徒の頑張りをちゃんと見ているという気持ちも伝わるでしょう。
🔗 塾システム導入の成功事例
BPSが開発した入退くん利用者の声を例に、塾システムの導入成功事例を見ていきましょう。
以前は紙で出席を管理しており、生徒が遅刻したり入退が確認できていないときに、保護者の方に連絡する手間が発生しておりました。入退くんを導入したことで、保護者の方への電話連絡が減りました。
【利用者の声】綾部学院(学習塾)より抜粋・要約
保護者への電話はこちらの手間がかかるだけでなく、保護者の負担も大きいため避けたい業務です。
生徒の到着を写真付きで通知する入退くんなら、保護者の負担を増やすことなく安心を届けることができます。
以前利用していた入退室管理システムは、不具合や不便な点が多かったです。しかし入退くんは入退室連絡の送信までの時間もとても早く、保護者様からの入退室に関するお問い合わせもなくなりました。保護者様からは、「入退室時に子どもの写真が撮影され、入退室メールと一緒に送られてくるので楽しみに待っている」と好評です。また、生徒様からも「ポイントが溜まるのが楽しい」という声をいただきました。
【利用者の声】個別訫学塾ふらっと (学習塾)より抜粋・要約
「入退室通知が届く」機能は他の塾管理システムにもありますが、写真付きの通知は珍しく、保護者満足度アップに繋がっています。
もともと紙で管理していた塾はもちろん、システム化しているが不便な点があるという場合にも、システムの見直しは業務効率化に効果的です。
🔗 塾システムの開発・デザインはBPSにおまかせください!
今回は既存の学習塾向けシステムをメインに紹介してきましたが、先述の通り規模の大きな学習塾は自社システムを開発した方がコストパフォーマンスが高くなることも。
BPSでは、今回紹介した入退くんやトライグループの業務支援システムをはじめ、様々な学習塾向けシステムの開発・デザイン実績があります。
実績一例
- トライグループ様:業務支援システム
- 慶應義塾大学様:スマホ連携APIサーバ
- BPS株式会社:「入退くん」Webサイトデザイン
▶その他の実績を見る
受託開発実績も100件以上と豊富で、システム幹事や比較bizなどの各種メディアで「システム開発に強い会社」として紹介されています。
- 「自社に合ったシステムを開発してほしい」
- 「現行のシステムが古いのでリニューアルしたい」
- 「自社に開発チームはいるけどデザインは外注したい」
といったご要望も、BPSが柔軟に対応いたします。
ぜひお気軽にご相談ください!