縦書きウェブの普及
みなさん、縦書きのウェブページ、よく見かけますか? ロゴやボタンやメニューが縦書き、というページはたまに見かけることがあると思いますが、サイト全体が縦書きでレイアウトされているページは、まだまだレアなんじゃないかと思います。
縦書き推しのBPSとしては、小説、雑誌、街の看板など至るところに縦書きがある日本では、ウェブページも、横にまみれず縦にいったらいいな、と日々思っています。最近、Firefoxでも縦書きがうまく表示されるようになったようですので、このページも様々なブラウザできちんと縦になっていることでしょう。
そんな折、縦書きウェブ普及委員会のページが開設されました。
http://tategaki.github.io/
素晴らしいことに、縦書きでメインのコンテンツが制作されています。やっぱり、縦書きって、ピリっとした感じだったり、暖かみがあったり、これぞ日本っていう感じがあったりと、読んでいると落ち着く気がします。気のせいでしょうか? (ウインドウ幅が小さいときは横書きになる仕組みのようですので、モバイルでは横書き表示かもしれません。)
縦書きウェブデザインアワード
縦書きを利用したウェブコンテンツの普及促進として、デザインアワードが開催されます。募集ページはこちらです。
http://tategaki.github.io/awards/
BPSはこうしたCSSの普及活動に積極的に関わっていて、ここでもサンプル作成や仕様解説などで協力しています。
ブラウザ側の対応は、おおかた出来ています。あとは、いろんな方面で、せっかく整備された縦書き機能を生かした、縦書きのウェブページの制作が進むこと。これが私達日本人の願いです。ちょっと大袈裟ですが。
アワードの開催期間は2015年11月~2016年3月で、3種類の部門があります。みなさん奮ってご参加ください。