BPSの協力会社として横浜で活動しております株式会社ECNの天野です。
私は妻と、子ども3人の5人家族の父親です。家族の中では色々な家事を手伝っているのですが、一つだけどうしても得意になれない家事があります。
それは、洗濯物をたたむというシンプルな作業。
私の不得意な家事、洗濯物をたたむは、日常生活で意外と使う機会が多く、今までだましだましこの作業から逃げてきていました。
例えば、出張や旅行のとき。
たたみ方が下手なので(もしくは完全にたたまないので)、使用済みの衣類がどうしてもかさばってしまい、結果としてカバンが圧迫されてしまいお土産が入らなかったり。
また、一人暮らしをしていた時などは洗濯物を全くたたまず、乾燥機から出したそのままの状態で使っていたりしていました。
いつもしわしわな服を着ることになり、とても格好が悪いです。
家事には洗濯物をたたむ以外にもたくさんの種類、やることがあると思いますが、恐らく全ての中でもっとも苦手な家事が「洗濯物をたたむ」です。
「洗濯」という家事は大きな分類として「洗濯をする」→「洗濯機から取り出して干す」→「洗濯物をたたむ」→「収納場所にしまう」という一連の行為が全てできなくてはならず、この中でも個人的に最難関・最高に面倒くさいのが「洗濯物をたたむ」という行為だと思っています。
しかし驚くべきことに、世間一般ではあまり「洗濯物をたたむ」という家事が苦手・嫌いとして認識されていないように思われます。
あるいは面倒くさいだけで、洗濯物をたたむこと自体が「苦手」「下手」ということにはあまり着目されていないのではと思い、今回の記事を書くに至りました。
世界一洗濯物をたたむのが下手だと自負している私が、いったい何がダメなのか考察していきたいと思います。
🔗 実際にご覧ください
では実際に私がたたんでみた様子をご覧ください。
今回はこのポロシャツをたたんでみたいと思います。
完成しました。
驚くべき下手さです。
しかし個人的にはこれでも許容範囲だと思っていますが、実はたたむ作業に30秒もかかっており、それでいてこのクオリティなので、話になりません。
試しに、私の奥様にも同じ洗濯物をたたんでみてもらいました。
全然レベルが違います。別の服にすら見えてきます。
しかもほぼ一瞬、数秒でたたんでこの状態にしているので驚きです。
🔗 手順を確認してもらった
実際に、私の何がダメなのかを監修してもらいました。
洗濯物は洋服だけでなく下着やタオル類など様々な形状や性質があり、それぞれにノウハウがあるらしいのですが、書ききれないのでここでは洋服の例のみ検証していきます。
🔗 座る場所
洗濯物に対して座る位置(洗濯物を置く方向)から間違っているとのことで、洗濯物に対して、このような座り方でたたんだほうが作業がしやすいとのこと。
特に縦長なものをたたむ場合はこのように座らないと綺麗にたたむのは難しいそうです。
🔗 衣類の「オモテ」を下にしてシワをのばす
衣類のオモテ面を床側にし、シワをのばしていきます。
以下のように、シワになっている部分を矢印方向に引っ張り、シワを伸ばします。
この「シワを伸ばす」という作業を全くやらないと、仕上がりが汚く見えるそうです。
確かに私は一度もやったことがありません。
🔗 腕部分を中心方向へたたむ
腕部分を片方ずつ、中心に向かってたたみます。
この時、画像「○」部分の幅にご注意下さい。この幅はたたんだ後の仕上がり・綺麗さに大きく影響し、左右で完全に同じ幅にするべきとのこと。
襟から指3本分くらいの幅を確保し、たたみます。
また、たたんだ後は必ず矢印方向へシワを伸ばす作業を忘れないようにして下さい。
🔗 袖を外側へたたむ
袖を外側にむかってたたみます。
この工程はやってもやらなくても全体の仕上がりにそこまで影響は無いのですが、もう片方の腕部分を中心にたたむ際、たたみやすくするために行います。
この例半袖ですが袖が長い場合や、特殊な場合は下方向にたたむなどの工夫が必要だそうです。
また、画像○に着目して下さい。このようにしわになっていると全体の仕上がりが悪く見えてしまうので、やはりピンと伸ばす作業が必要です。
このように「シワになりそうな箇所」に気づけるかも大きなポイントとなりそうです。
🔗 片側も同じ工程を行う
片側も同様の工程を実施します。
この時、画像○部分が同じ幅になっていることに注意して下さい。左右の対称性が見た目の綺麗さに直結するため、この幅を同一の幅にすることはとても重要と言えます。
幅は「腕部分を中心方向へたたむ」で実施した「襟から指3本分くらいの幅」となっていることが好ましいです。
🔗 下側から上に向かって半分にたたむ
後は、縦方向に半分にたたみ、完成となります。
縦方向にたたむ際、中心部分を手で抑え、もう片側の手で下から上方向へたたむと綺麗にたためました。
🔗 まとめ
洗濯物をたたむ際、重要なことは以下2点。
- 各部分のシワを伸ばす
- 上下左右の対称性を意識する
これらをしっかりと守るだけで、かなり綺麗に洗濯物をたたむことができるということが分かりました。
また最初はとても時間がかかってしまいますが、何日間か継続して行うことで「たたみながらシワを伸ばす」というように作業が短縮できるようになります。
今までは「洗濯物をたたむのが苦手」と思い込んでこの作業から逃げていた節がありましたが、適切なやり方を覚え、反復していくことでそれほど苦ではないなと感じるようになりました。
🔗 最後に
洗濯物をたたむ技術やコツの大切さを実感しました。
家族のため、自分のためにもこれからはこのスキルを磨いていきたいと改めて思いました。これを読んでいる皆さんも、日常の中の小さな作業一つ一つに意味があることを感じ取れたら幸いです。綺麗にたたまれた洗濯物は、心の中も整えてくれるような気がします。今後も家事の中で学びを見つけ、その価値を共有していければと思います。
皆さんも、日々の生活の中での小さな工夫や努力を大切にしてみてください。
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