Tech Racho エンジニアの「?」を「!」に。
  • ライフ

マッチングアプリに抵抗感のある皆さんへ~大手3社を1ヵ月使ってみた実データを添えて~

皆さん、こんにちは。Genkiです。

今年もやります、BPSのアドベントカレンダー。去年はたしか初心者向けのslack記事を書きましたが、今年は少し趣向を変えた記事をお届けします。

もうすぐクリスマスですね

突然ですが、皆さんマッチングアプリやってますか?え?やってないのに彼女/彼氏いない?

なら、やりましょう。マッチングアプリ

と、いうことで今回はマッチングアプリについての記事になります。

この前、会社のメンバーと飲んでいた時に、マッチングアプリについて熱弁していたら、これをアドベント記事で更新してほしいとのことだったので、ついに私も重い腰を上げました。

BPSの業務とはなーんにも関係ないですが、そんな記事でも良いのがアドベントの良いところ。
今からスタートすれば、クリスマスまで間に合うかも!?ということで書いていこうと思います。

ちなみに、私は今はやっておりません。
今日書き連ねることはドハマリしていた昨年5月~10月頃の実体験に基づいたものになります。
後ほど、実データも公開します。(といっても大したものではないですが)

最新の価格やアプリの情報などは他にも詳しい人がたくさん記事にしてくれているので、そちらを参考にしてくださいね。この記事を読んでマッチングアプリの敷居が下がれば良いな、と思います。

世はまさにマッチングアプリ戦国時代。私が勝手にそう呼んでるだけですが。

マッチングアプリとの出会い

そもそもなんでマッチングアプリに手を出したのかというと、純粋に彼女が欲しかったからです。(当たり前)

それで、まずは王道ですが友達と合コンを数回開催しました。

そこで気付いたのは、
* 男側の幹事になることが多い為、女性の数N-1人しか出会いがないこと(例えば4対4だと実質3人しか新しい出会いがない、3対3なら2人、5対5なら4人)
* 企画から開催まで大体1ヵ月程度の時間を要すること(店選びも大変)
* 当日はカッコつけて意中の人がいなくても多めに出しちゃうこと(お財布事情)
です。
その為、シンプルにコスパが悪いなと感じてしまいました。

もちろん今でも仲良い人はいます、友達も増えました。が彼女を作るという目的のための手段としては・・・?と疑問が残りました。

次に、街コンとやらに参加してみました。
あ、いや実際は参加してないのですが。

葛西臨海公園で200人規模の出会いバーベキューというなんとも魅力的なイベントが開催されており、
しかも、「男性が足りてません!」というバナーまであるじゃありませんか。(情弱)

そう、たしかこんな感じのバナーだったと思います。これをクリックしても無意味です。残念でした。

意気揚々と友人を誘い、その会場まで行きました。
屋外のバーベキューだったので、外からでも様子を伺い知ることができます。

5:5・・・いや、6:4でしょうか・・・?
いやいやよく見ると、9:1ですね。はい、男女比の話です。もちろん男が9です。

男性が足りてませんとは何だったのでしょうか。
もしかしたら、そのバナーの直前までは本当に男性が足りなかったのかもしれません。
バナー出した直後に男性が増えまくってこの男女比になったのかもしれません。
運営のみぞ知る、ですね。

バーベキューの焼き台の数やアルコールの数も全員に行き渡るか微妙な量ですし、
これは完全に騙されましたなと思って、その場でキャンセルのご連絡をさせていただきました。

そして、ええいままよ!という気持ちで懐疑的ではありましたが半ば衝動的に、マッチングアプリにたどり着くことになりました。
月額5,000円いかない程度だったので、このイベントに参加したと思ってドブに捨てるつもりで始めてみました。

マッチングアプリとは?

そもそもマッチングアプリとはなんなのでしょうか。
一概に言えば、男女が出会いを求めるためのアプリです。

少し前だと出会い系アプリというものが世の中にはありましたが(今もありますが)、
それらとは全く立ち位置が違うものとなります。

既にマッチングアプリをやっている人は、そこの違いを理解できていると思いますが、
なかなか手が出せずにいる人は、それを混同しちゃってるのが大きな理由なのではないかと。

いいですか、皆さん。
出会い系とは違います。
出会い系とは違うのですよ、マッチングアプリは。

ビジネスモデルを見ても明らかです。

出会い系は、いかにユーザーに繰り返しお金を落とさせるか、です。メール1通の送付や確認など1アクション毎に課金される仕組みの為、サクラや業者がチャットレディとしてやり取りをさせることが多いです。

それに比べて、マッチングアプリは月額課金型で、その費用さえ払えば何人でも何通でもやり取りし放題です。つまり、業者が入り込んで数通やり取りをしても旨味は無いわけです。

このビジネスモデルから見ても、いかにマッチングアプリが健全なものなのかを分かっていただけるかと思います。他にも、本人確認書類をスクショして送ったり、Facebook連携出来たりと世間のイメージが良くない事を分かっているからこそ、それをクリーンにするための仕組みはしっかりできているように感じます。

男女の出会いの形も変わってきましたが、それで甘い蜜を吸おうとするものがいるのも確かです。

有名マッチングアプリ使ってみた結果

さぁ、本題である有名マッチングアプリの実績を公開していきます。
冒頭でも書きましたが、これは2017年5月頃の実データとなります。

いつか誰かの糧になるかもしれないと思って、アプリをしながらこんな表を作ってました。

当時、私は三刀流だったのでそれぞれのアプリ名が書いてあります。

HNはアプリでの登録名、名前が実際に判明した名前です。さすがにそこは伏せますが笑
①マッチング-②初めてのメッセージに返信が来たか(初回レス)-③LINEに移行できたか(LINE移行)-④実際に食事に行ったか(F2F)の順に進捗(?)を管理している表になります。

LINE移行は、ただ単に複数アプリでのやり取りが手間だったので、集約する為に必ず打診してました。
もちろん、LINE移行せずとも実際に会うことは出来ます。

そしてそれぞれの歩留まりとCPまで算出したのが次の表です。

単純にさっきの表を集計したデータですね。歩留まりの割合やそれぞれのCPも表を見た通りです。

メッセージのやり取りやLINEへの移行の誘い方などは、個人的な技量に依存すると思うので、あくまでも参考程度に見てください。なお、どれも1ヵ月のみのプランで契約しています。半年や1年での長期契約での割引もありますが、オススメしません。※後述します。

たった一人の1ヵ月分のデータに過ぎませんが、これだけでもアプリの傾向が分かります。

  • Omiai:マッチング自体は慎重だが、その分本気で考えている人が多い。
  • Pairs:最初に連絡さえ返ってくれば食事まで漕ぎつける可能性が高い。
  • タップル誕生:カジュアルな出会いを求めている若い人が多い。

まぁ他にもアプリ毎の傾向はあるんですが、ガチで書くと論文になるのでここら辺にしておきます。見て分かる通り、どのアプリが絶対に良い、というわけではないと思います。

アプリ全体で見ても、12,000円/月で条件に合った人(※後述)に50人以上コンタクト取れて、5人と食事にいけた事を考えると、かなりコスパは良いと思います。

この他にも、

  • with
  • ゼクシィ恋結び
  • torte(サービス終了)
  • Tinder
  • クロスミー
  • Pancy
  • Join us
  • Y!パートナー
  • Match Book

といった有名マッチングアプリは一通り触りましたが、それぞれコンセプトがあって良いです。が、初めてマッチングアプリをやるなら大手のものを触ってみるのをオススメします。やはり会員数が桁違いなので。

個人的に、アプリを辞めた2017年11月頃時点だと一番オススメはwithですね。
ドハマりしてた半年間でメチャクチャUI良くなって会員も増えていたので、将来的な期待も寄せています。

マッチングアプリの始め方

では、マッチングアプリへの抵抗感が少し払拭されたところで、早速マッチングアプリを始めてみましょう。
個人的には、二刀流をオススメしますが、それはお財布との相談の上でお願いします。

手順1:マッチングアプリをインストールする

インストールしましょう。

手順2:マッチングアプリに登録する

登録しましょう。Facebook認証が必要なアプリもあります。

手順3:プロフィールを充実させる

チュートリアルですぐいいねを送ってみましょう!と出ますが、グッと我慢してプロフィールを充実させましょう。初回こそ時間かかりますが、他のアプリも大体情報は一緒なので使いまわしOKです。
他の男性会員のプロフィールを参考にする機能もあるので、うまく活用しましょう。

手順4:検索条件を絞ってみる

年齢や住んでいる場所だけでなく、お酒を飲むか飲まないかや、喫煙/非喫煙など結構細かく設定できます。まずは、かなり条件を指定してマッチングの度合いによって条件を広げていきましょう。
この条件を絞ることができるのがマッチングアプリの一番の強みであり、合コンや街コンとの差別化ポイントです。

手順5:いいねをしてみる

さぁ、早速いいねをしてみましょう。
よっぽどのイケメンじゃない限り女性からのいいねは期待できないので、こちらからアクションをする必要があります。アプリインストール時に無料のいいねが大量に付与されるはずなので、それを活用しましょう。

なお、前述したデータでは50以上のマッチングを獲得してますが、それに対して送ったいいね数はおそらく1000を超えています。いいねからのマッチングのデータを取れてなくて申し訳ないですが、高くて10%程度じゃないかなぁと感じています。

なかなかマッチングしなくてスマホを投げ出したくなりますが、そこを越えた先にマッチングアプリの世界が広がっているのです。なかなかマッチングしない場合には、手順4に戻って検索条件を変えてみましょう。

手順6:マッチング成立

自分のいいねを見てくれた女性が、自分とコンタクト取りたいと思ってくれたらマッチングが成立します。おめでとうございます。基本的にこのステータスにならないと自由にメッセージを送ることは出来ません。その為、手順3のプロフィールの充実がかなり重要です。

手順7:メッセージを送ってみる

マッチングが成立したら、メッセージを送ることができます。
初回なので、「はじめまして~」が無難かと思いきや、みんなそれを送るので女性側は飽きているみたいです。(著者調べ)
コツは、「どこに」いいねをしたのか、「なぜ」いいねをしたのかを明確に伝える事です。

長文過ぎず、短文過ぎずコンパクトにまとめましょう。マッチング成立したということは、向こうも自分に興味を持ってくれているということです。慎重にいきましょう。
青い鳥のSNSで140文字作文が鍛えられている皆さんなら、楽勝ですよね?

手順8:相手から返信が来る

こちらから送ったメッセージに対して返信が来ます。(もちろん来ない場合もあります)
まずは、返信が来たことに喜びましょう。そして、その内容を確認する時に・・・

そう、ココで初めて料金が発生します。

逆に言えばここまでは全て無料なのです。
この人以外のマッチング具合や、他のアプリの進捗、お財布の中身と相談して課金をするかどうかを決めましょう。

料金プランは月額です。
半年契約や1年契約などでディスカウントするプランもありますが、絶対にオススメしません。
というか、「半年~1年くらいダラダラやればいつかいい人見つかるか~」という精神が既にダメです。(辛辣)

1ヵ月のみ又は長くても3ヵ月のプランで契約し、短期集中しましょう。
仕事と一緒です。いつかやろうという仕事は一生やらないのです。

手順9:やり取りをする

契約を完了すると、メッセージの確認やそれに対する返信をすることができるようになります。
ココから先は、自由にやり取りをしましょう。
メッセージを何度も重ねたうえで吟味して会うのも良いですし、とりあえず会って話してみるでも良いです。(これも検索条件で設定できます)

素敵なマッチングアプリライフをお過ごしください。

※主に男性向けに書いています。女性向けはまた異なるので別の機会に。


以上が主な流れです。
課金は1つのアプリに1回のみです。
複数の人とのやり取りに追加で費用が掛かることはありませんし、メッセージの回数も無限です。
なお、女性は基本的にどこまでやっても無料です。個人的には、女性こそやらない理由が無いと思ってます。

また、オプションというものが存在し、アプリ内での露出を増やしたり、いいねにメッセージを添えたりできますが、不要だと思います。少なくとも私はオプションにありがたみを感じたことがありません。

終わりに

いかがでしたでしょうか?
もっと書きたい事もありますが、まずはこの記事を読んでマッチングアプリに1歩踏み出す人が増えてくれればうれしいなと思います。今回は特にアフィリエイトタグなど仕込んでないので、気になったアプリは皆さんググってくださいね。

最後になりますが、もっと詳しく聞きたいエンジニアの方は是非BPSに中途エンジニアとしてご応募ください。

では、これで私のアドベント記事を終了とします。
今年もお世話になりました。来年もBPS(とげんきだま)をどうぞよろしくお願いいたします。


CONTACT

TechRachoでは、パートナーシップをご検討いただける方からの
ご連絡をお待ちしております。ぜひお気軽にご意見・ご相談ください。