ニシです。
「Webの技術って海外の方が進んでるらしいよ」という話は耳にするものの、みんなどうやって情報キャッチしてるんだろう?と思ったことはありませんか。私だけでしょうか。
最近、そんな疑問に答えてくれる良いアプリがリリースされたので紹介します。
Vincentとは
Vincentは2020年2月5日にリリースされた海外発のiOSアプリです。
デザイン、フロントエンドのニュースを毎日取得できます。
当時のツイート↓
We're excited to announce the first public release of Vincent, your one-stop inbox for design and frontend news.
Vincent is now LIVE on @producthunt https://t.co/pHzuJQoQvU
— Vincent App (@vincentapp_io) February 5, 2020
リリースされたばかりなので、まだまだComming soon...な機能もありますが、ざっと海外記事を読むことができるので大変便利です。
英語の勉強にもなります。
こんな記事が流れてくる
どんな記事が読めるのか、個人的に気になった記事をピックアップしました。
- Website Redesign: Re-thinking Dark Mode
概要:ダークモードは、ブラウザの黒と白を反転するだけだとかえって目に負担がかかる -
How I recreated a Polaroid camera with CSS gradients only
概要:ポラロイドカメラをCSSで再現 -
5 Principles of Visual Design in UX
概要:UXに影響を与える5つのビジュアルデザインの原則を定義する -
Neumorphism.io
記事というかNeumorphismのジェネレーター。
こういったサイトも流れてきます。
余談1:これまでの情報収集
私はTwitterをよく眺めるので、海外記事をツイートしてくれるようなアカウトをフォローしてました。
例えば:
たまにおすすめのサイトをツイートしてくれることもあり、現在でもよく見ています。
あと何の設定をしたのか覚えていないのですが、Twitter公式アプリのサーチ画面をスクロールすると「UX and Web Design」カテゴリのツイートが表示されるので、それも見ています。
Twitterは気軽に眺められるところが良いですね。
VincentAppのおかげで情報収集はしやすくなりましたが、Twitterもまだまだ欠かせない存在です。
余談2:海外記事を読む際に気をつけたいこと
ちょっと自省なのですが、こんなことに気をつけて海外記事を読もうと思ってます。
- 誤訳することも可能性に入れる
- 「海外至上主義」に陥らない
誤訳は、Chromeで読む場合はGoogle翻訳がそれなりの品質で訳してくれるのでそこまで気を張らずとも良いかと思いますが、アプリ内で読む場合は翻訳機能がないので若干誤訳して読みがちになります。
お、良い記事だ!と思っても誤訳の可能性を念頭に起きつつ読もうと思います。
また、「海外の最先端デザイナーが言ってるんだからこれが正解だ!」とも思わないようにしたいです。
外国人の感覚と平均的日本人の感覚はまたちょっと違うところがあるので、それも加味して咀嚼した上で情報の価値を考えます。
まとめ
英語がスラスラ読めないと厳しいアプリですが(翻訳機能がないので)、英語の勉強にもなると考えるとかなり良いのではないでしょうか。
他にも「こんな情報収集方法があるよ」と言った情報があれば教えてください!
私が1ヶ月間Vincentを眺めていて感じた感想ですが、海外の方は「かっこよさ」「新鮮さ」を求める一方で「個々人の特性(弱視 等)」をかなり重視している気がしました。人間に寄り添わせるところに論理性が生まれているような。
日本はガラパゴスとも言われていますが、海外の広い知識も借りて自分の技術やデザインをアップデートしたいと思いました。おしまい。