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結果重視とプロセス重視

社内での情報共有促進と個人の業務効率可視化を目的に日報を書くようにしました。当初想定していたこれらの効果は得た実感があります。ただ、テンプレートにそって日々の作業を時間軸にそって記入していくわけですが(提案した手前こんなことを言い出すのもどうか思いますが)どうもシックリきません。理由は、ルーチンワークをひたすらこなすような業種であれば問題ないのですが、知的労働に重きを置いて仕事をしたいと考えている弊社にとって、日報形式の業務報告は「目的」の概念が不足しています。

今日の日報を見返すと、一人一人が今日何をしたか、と、明日何をするのか、は把握できるのですが、長い目でみるとそれって重要ではないですよね。最終的に次のチェックポイント(人によってスパンは様々)まで何をしようとしていて、そのために今日何をしたか、現在の進捗度合いは何%か、明日は何をするのか、計画に狂いはないのか、遂行手順や効率に問題はないか、が重要なのですよね。それらを記入できる必要があり、それを全員が追いやすいようにカスタマイズしないといけないです。

どうやってカスタマイズしようかなーって考えているうちにふと感じたことがあります。

結果重視とプロセス重視とで意見はよくわかれますが、結局は同じことなのではないでしょうか。プロセス重視の考え方を勘違いしている人が多い気がします。プロセス重視というのは、努力を評価するものではなく、過程で培ったナレッジやスキルの向上、つまり成長を評価するという意味です。無駄な努力はやめて、有益な(結果のでる)努力をせよと、プロセス重視の会社はこう言っているのですよね。日報をカスタマイズすることによって得たいのは、有益なプロセスを経ているかの判断材料なのですよね。

そうなると、個人の複数のゴールと達成率はまず日報に設けるようにして、それとは別に、会社の設けているチェックポイントの透明化したいですね。その上で定期的な話し合いを設ける。無駄な努力(頑張ろうとしてくれている内容が求めているものと異なる)だけは全員が悲しいので仕組みで回避したいところですものね。


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