ITコンサルティング会社に勤める友人に紹介してもらいました。
「憂鬱じゃなければ、仕事じゃない」のような1フレーズの教訓・価値観にたいし、
幻冬舎社の見城徹社長とサイバーエージェント社代表の藤田晋社長が交互に
自分の体験から意図していることを解説し続ける本です。
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読めば何かが学べる、何かスキルが身につく類の本ではないです。
私もIT業界の人間だからか、
藤田社長の意見に賛成しつつあまりインパクトは感じませんでした。
逆に、見城社長の過去の経験談や考え方には、刺激的です。
かけひきなしの全力直球勝負する様(経験談)は、
読んでいてまるでドラマを見ている気分になります。
最近、出版業界の方にお会いすることが増えてきて、
何よりも人間関係を重視する方が多いのをまのあたりにすると、
やはりそういう文化をもつ業界なのかもしれないですね。
活躍されている経営者の考え方や、彼らがもつ価値観、
それを形成した業界特有の修羅場や伝統に触れられるチャンスだとおもいます。