こんにちは、Genkiです。
アドベントカレンダーのトコジラミ記事、多くの方に見ていただき嬉しく思います。
共に苦労した嫁も「あの記事を読んで一人でも悪夢から解放されれば・・・」と言っていました。
さて、私は入退くんという自社サービスでプロダクトオーナーという立場から主にフロントで新規のお客さまの営業や導入案内をしています。
お褒めの言葉を頂く一方でやはり「もっと◯◯な機能が欲しい」「△△はできないの?」というお声も頂きます。
今回は、その中で比較的お声の多かった部分且つ他のサービスには無さそう、という観点からこの「ゲスト訪問機能」を実装いたしました。
主な利用用途は学校や企業の来訪者受付です。
従来の入退くんはユーザー一人ひとりにQRコードが発行され、それをタブレットにかざすことで入退室を記録・通知するものでした。
ある拠点に対し、決まった期間に複数回入退室をするモデルであれば基本的にどこでも入退くんの利用は可能です。
しかし、1回のみしか来ないユーザーや数か月に1度程度の頻度でしか来ないユーザーに対してはどうしても最適なサービスとは言えず、なかなか痒い所に手が届かなかったのが実情です。
そういう要望を叶える為には、
- ゲストという名前のないユーザーを予め複数作成しておく(ゲスト1、ゲスト2、ゲスト3など)
- ユーザーが来たら今まで通り台帳に記入してもらい、ゲストQRコードをかざして入退室実績をつくる
- 記入してもらった情報を入退室実績のメモ欄に手打ちする
というアナログなのかデジタルなのか分からない運用方法をご提案するしかありませんでした。
もちろん、来訪者全てを入退くんのいちユーザーとして登録する方法もありますが、本サービスはユーザー数によって利用料金が変動する為、推奨はしていませんでした。
とあるウィルスの影響もあり、入退室情報を写真付きでクラウド保存できる、という点では需要はありましたが、受付の方の工数は減るどころかオペレーションを含めると実質増えてしまっておりました。
今回の「ゲスト訪問機能」は従来の入退くんとは違う1回限り有効のQRコードで実現しております。
主な想定モデルは前述した通り、来訪者受付なのですが1回限りという事はイベントなどにも応用できるのではないかということで、そこまで範囲を広げて実装しています。
実際の使い方や、機能説明についてはLPやマニュアルをご覧頂ければと思います。
従来の入退くんと切り分けず、同一のインターフェースで利用できます。