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Ruby 3.4.4がリリースされました

Ruby 3.4.4がリリースされました。これは定期リリースではなく、バグ修正のための臨時リリースです。

詳しくはリリース情報をご覧ください。

参考: 今後の定期リリース予定

予定は上記リリース情報記載のものであり、変更の可能性があります。

  • 2025年07月: Ruby 3.4.5
  • 2025年09月: Ruby 3.4.6
  • 2025年11月: Ruby 3.4.7
  • 2026年01月: Ruby 3.4.8

メモ

  • Ruby 3.1は2025年3月いっぱいでメンテナンスが終了しました。
  • Ruby 3.2は2026年3月いっぱいでメンテナンスが終了する予定です。

参考: Ruby ブランチごとのメンテナンス状況

🔗 更新の概要

詳しい変更内容は以下で参照できます。

🔗 関連する更新

🔗 gems

default gemsとbundled gemはしばしば変更・更新されます。詳しくは以下をご覧ください。

参考: standard librariesとdefault gemsとbundled gemsの違い - ESM アジャイル事業部 開発者ブログ

Ruby 3.4.4公式のライブラリ情報(gemも含む)は以下で参照できます。

参考: standard library -- Documentation for Ruby 3.4

Rubyバージョンごとのdefault gemsとbundled gem編成については以下のstdgems.orgが便利です(現時点では3.4.4の情報はまだありません)。

参考: Standard Gems -- stdgems.org -- default gemsとbundled gemのリストをRubyバージョンごとに確認できます。

🔗 rbenv

rbenvで使われるruby-buildでは、既にRuby 3.4.4が利用可能になっています。

rbenv/ruby-build - GitHub

🔗 Docker Hub

現時点のDocker Hubでは、各種ディストリビューション向けのRuby 3.4.4はまだサポートされていません。

🔗 Heroku

HerokuランタイムはRuby 3.4.4をサポートしています。

参考: Heroku Ruby Support | Heroku Dev Center

heroku/heroku-buildpack-ruby - GitHub

🔗 devcontainer

現時点では、RailsのdevcontainerはまだRuby 3.4.4に対応していません。

参考: Package devcontainer/images/ruby

rails/devcontainer - GitHub

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