- Ruby / Rails関連
週刊Railsウォッチ(20200421後編)Ruby 2.4サポート終了、Ruby 3の右代入演算子、GitHubコア機能無料化ほか
こんにちは、hachi8833です。本日Python 2系の最終リリースが出ました。
Python 2.7.18, the last release of Python 2 https://t.co/t4iDfu39Z1
— Python Insider (@PythonInsider) April 20, 2020
- 各記事冒頭には⚓でパーマリンクを置いてあります: 社内やTwitterでの議論などにどうぞ
- 「つっつきボイス」はRailsウォッチ公開前ドラフトを(鍋のように)社内有志でつっついたときの会話の再構成です👄
- 毎月第一木曜日に「公開つっつき会」を開催しています: お気軽にご応募ください
⚓Ruby
⚓Ruby 2.4のサポート終了(Ruby公式ニュースより)
Ruby 2.4は今後セキュリティ修正が出なくなります。
つっつきボイス:「おぉ〜Ruby 2.4終わったか〜!」「発表は4/5だったんですが見落としてました😅」「Ruby 2.5もセキュリティメンテナンスフェーズ突入とは😳」
「こういう情報見逃してると、いきなりAWSで新しくLambdaのレイヤを作れなくなったりしますし😇」「ああっ🤣」「それは痛いっ🤣」「おそらくですけど、AWSではサポート対象のRubyバージョンでないと出してくれないんじゃないかと: さすがに今動いているものは止めないでしょうけど☺️」「これは気を付けないと😅」
⚓Ruby 3に入る右代入演算子=>
参考: Ruby の開発版に右代入演算子とエンドレスメソッド定義構文が入った - Qiita
つっつきボイス:「先週のendレスメソッド定義の他にこれも入ってました」「おほ、右代入😆」「=>
はキライじゃないけど、いきなり出てきたらビックリするかも😆」
「いわゆる比較演算子と紛らわしくならないかしら?」「一応大丈夫みたい↓」
3 >= 5 # 比較演算子
3 <= 5 # 比較演算子
=> # 右代入
「右代入演算子オモシロイけど、どこで使ったらいいんでしょうね?🤔」「lambdaチェインの長い処理をtap
して、その最終処理を変数に入れたいときとか?😆」「変数名を冒頭に置かなければ処理を読み下しやすいからいい、とか?🤔」「ようわからん😆」「まだ自分は使わないかな〜🤣」「🤣」
⚓比較演算子を英語の語順で覚える
「=
と<
や>
のどっちが先か割と忘れがちで😅」「Rubyに限りませんけど、自分はこういう演算子の順序を英語の語順と同じということで思い出しますね😋」「それだ!」「言われてみれば😳」「less than or equal toとかgreater than or equal toで思い出せばいいですし☺️」「ほら、Perlの比較演算子にもle
とかge
とかあるじゃないですか😆」
なお英語的にはequal to or greater thanのようにequal toが先に来るのもありですが、コンピュータの文脈ではequal toを後ろに書く方が多いようです。
⚓Rubyコンカレンシーについての最終レポート
- 元記事: Ruby Concurrency Final Report
- 2020/01の進捗: Ruby Concurrency Progress Report
- 2019/12の進捗: Ruby Concurrency Progress Report
同記事見出しより:
- はじめに
- 実装(自分たちの提案する設計では現状のマイナーチェンジが必要)
- スレッドスケジューラ
- ノンブロッキングFiber
- ノンブロッキングスレッド
- ノンブロッキングI/O
- 今後のスケジュール
- まとめ
つっつきボイス:「以前もお伝えした(ウォッチ20191225)、Rubyのコンカレンシーをこんなふうに改良しようじゃないかというレポートの最終版だそうです」「ファイバーとかコンカレンシー周りの話はこれまでもRubyKaigiでちょくちょく話されてましたね😋」「その一連の流れにつながっているみたいで、最終的に以下のissueを投げたそうです」
⚓Rubyのコンカレンシーとリソース値上げ
「今はパンデミックの影響でクラウドの利用率が上がっているから、Rubyのコンカレンシーを改良しないとクラウドでのRubyが頭打ちになるかもってちょっと思いました」「おぉ😳」「先週もパンデミックがネットに及ぼす影響(ウォッチ20200414)で話しましたけど、今半導体の供給が追いつかなくなっているうえにネットのトラフィックが増加しているので、クラウドのコンピュテーションやネットワークのリソースが値上がりする可能性があるんじゃないかって」「そうでしたね」
「これまではフットプリントがでかくても動けばOKという富豪的な感じでやってきましたけど、リソースが値上がりしてくればフットプリントを小さくすることが直接コスト削減に結びつくようになるかもしれませんし」「ふむふむ」「そうなったら、コンカレンシーがうまく回らないと待ち時間にも課金されて残念みたいなことになったり」「う〜む😅」
参考: 富豪的プログラミング
「そういう状況になったら、Go言語みたいなコンカレンシーに強くて起動時間も短いものが全面に出てくるかもしれないって、ちょっと思いました☺️」「流れによってはそうなってくるのかも🤔」「JavaもGraalVMみたいのが出ていますし☕️、最近はコンテナ向けのJavaもあるらしいので(ウォッチ20190218)、コスト面のためにもRubyのコンカレンシー周りがよくなって欲しいですね☺️」
参考: GraalVM
⚓RubyMine 2020の新機能
つっつきボイス:「2020年最初のRubyMineアップデートか」「いろいろ機能増えてるっぽいですね」「Ruby 2.7のnumbered parametersを含む新機能がサポートされてるし」
参考: プロと読み解くRuby 2.7 NEWS - クックパッド開発者ブログ
「docker-composeをリモートインタプリタとして使えるようになった↓のが素晴らしい〜😂」
参考: RubyMine 2020.1 EAP is Open! | RubyMine Blog
「sshコンフィグUIが統一されてる」「sshといえば、Windows版でOpenSSH形式のコンフィグを読めるようになって欲しいな...」
「おぉ、この機能↓はきっとDataGripにも入るに違いない😋」「クエリの結果をエディタに出力できるようになったということでしょうか?」「クエリの結果は通常だとクエリビューに出力されるんですけど、クエリビューの結果と別の結果を比較したいということがよくあってですね😆」「あ〜」「クエリビューに出力されると前の結果が上書きされて比較できないので、こういう機能があると結構うれしい❤️」「なるほど〜😋」
「とりあえず新しいRubyMineを使いましょうということで👍」
⚓Rubyにおける「等値」とは
# 同記事より
class Message
attr_reader :body, :subject
def initialize(subject:, body:)
@subject = subject
@body = body
end
def eql?(other)
other.class == self.class &&
other.body == body &&
other.subject == subject
end
alias == eql?
def hash
body.hash ^ subject.hash
end
end
つっつきボイス:「Rubyのオブジェクト同士が等しいとは何ぞや的な記事みたいです」「ああeql?
とかequal?
とか==
とかのね😆」「Ruby技術者認定試験に出るヤツ😆」
参考: Ruby技術者認定試験
同記事では、既に同趣旨の記事があったことに気づいたとありました↓。こちらの方が読みやすいかも。
参考: Difference Between ==, eql?, equal? in ruby - Khalidh Sd - Medium
⚓その他Ruby
つっつきボイス:「Ruby製のゲーム作成キットだそうです」「なんだかとても懐かしげな画面😆」「昭和の匂い😆」「Rubyでゲームを作るのってもっと流行って欲しい気もするけど、ゲームを作るという目的でRubyを選ぶのってあんまりしないかな☺️」「Rubyを勉強したいならいいかも😋」
⚓DB
⚓ぽすぐれのここがキライ10連発(DB Weeklyより)
つっつきボイス:「PostgreSQLがキライな人もいるんだなと思って」「XIDってトランザクションIDか〜」「そのあたりでハマったことなくてわからないけど😆」
「フェイルオーバーやレプリケーションの問題が挙がってるけど、どっちも自分で設定しないし😆」「随分コアな感じですね😅」「データベースをゴリゴリに使っているDB管理者の立場で書かれた感じがしますね: Oracle使ってたら困らないのにみたいな😆」「うんうん」「DB管理者はこのあたりを気にしておくといいと思います☺️」
見出しより:
- トランザクションIDが一周すると危険(参考: PostgreSQLのトランザクションID周回問題を強制的に発生させる - Marlock Homes Diary)
- フェイルオーバーするとデータが失われる可能性
- レプリケーションによってはデータの傷が拡散する可能性
- MVCC(マルチバージョンコンカレンシー制御)のゴミが何かとつらい
- 1コネクション=1プロセスはスケールするとつらくなる
- 主キーインデックスが大飯食らい
- メジャーアップグレードでダウンタイムが要求されることがある
- レプリケーションがやや面倒
- プランナーヒントを採用しない方針がイヤ
- MySQLのようなブロック圧縮がない
- といろいろ書いたけど、一般にはPostgreSQLから始めておいて、困ったときに調べることをおすすめする
⚓その他DB
つっつきボイス:「おぉ〜BigQueryにマテビューが❤️」「内部的には今までもやってたんじゃないかという気もしますけど、結果を高速に得たいときにはあるとうれしいときもあるんでしょう☺️」
「BigQueryはどんな課金体系でしたっけ?」「ジョブの回数とI/Oアクセス量に対する課金ですね💰」「なるほど!」
参考: BigQuery の料金 | Google Cloud
参考: マテリアライズドビュー - Wikipedia
⚓リモートワーク
⚓リモートワークさまざま
- 元記事: 元々社員の約9割が在宅勤務の「リモートファースト」企業HashiCorp、創業者のハシモト氏が語った教訓 (1/2):リモートワークとは、「家を職場にすること」ではない - @IT
- 元記事: この時期、業務で低パフォーマンスを出し続ける覚悟 - たごもりすメモ
つっつきボイス:「1件目の記事は自分がSlackに以下を引用しながら貼ったんだったかな」「ですです」
“Okay”はシンプルな同意で、“Okay.”は怒っているかもしれず、“Okay…”はためらいを表している。こうした違いが分からないのは、自社の公用語を読む能力がないに等しいとハシモト氏は話した。この違いが分からないからといって雇わないわけではないが、コミュニケーションの仕方と人の気持ちとの関係を理解することは不可欠。ハシモト氏はこれを「チャットリテラシー」と呼び、入社後できるだけ早く教えるようにしているという。
atmarkit.co.jpより
「リモートワークは、やっぱりリモートワークを前提として人を集めるのが大事だなって思いましたね: 出社して働くのが前提の人とリモートでもいいよという人が混じっているのが管理上いちばん調整しづらいので😅」「わかります」「うちのチームを半端にオンサイトに残さずにとっとと全員リモートに移行したのはそういう理由: ひとつのチームで両者入り交じるぐらいならそれぞれ別のチームにする方がいいと思います☺️」「混じってると出社している人はリモートを気にしないといけないし、リモート側は取り残されてるんじゃないかという不安に駆られるし😅」「お互いの負担も大きくなる😢」
「自分はリモート歴長いし性に合ってるからいいんですけど、出社前提で仕事のフォーメーションを構築した人は大変だろうなと」「あと職階や役職にもよるんですよね: 他のメンバーと連携するのが仕事の人が出社前提だとリモートで途端につらくなるでしょうし」「う〜む😅」「2件目の記事にあるリモートだと外出できないのがつらいという話もワカル」「リモート組と出社組がいるところでは、フルリモートへの移行で多少はパフォーマンスが落ちる可能性についてもたぶん覚悟が必要でしょう🧐」
⚓その他リモートワーク
Zoomのバーチャル背景がCore i5 4コア以上でないと使えないので,新しいMacを買うか研究室を掃除するか悩んだ末,ホワイトボードを運んできて物理背景にするという姑息な手段を選んでしまった
— Haruhiko Okumura (@h_okumura) April 14, 2020
正確にいうとend-to-end encryptionしていないのはMS TeamsもGoogle Meetも同じ→ https://t.co/9JcVduRR04 Zoomで問題になったのは当初end-to-end encryptionしているような宣伝をしていたこと https://t.co/yFVXLGE9Kh
— Haruhiko Okumura (@h_okumura) April 15, 2020
つっつきボイス:「この間も話しましたけど、ツイートにある『当初end-to-end encryptionしているような宣伝をしていたこと』がまさに問題😇」「ですね」「end-to-endでencryptionしてたら録画機能の提供が難しいのはたしかですけど」「できてないのをできてるかのように宣伝するのはマズい」
ラマかヤギをZOOM会議に呼べるサービスが爆誕したらしい。個人的には、ペンギンとかカピバラを呼んでZOOMお茶会したいな。https://t.co/mUHzXVUNKJ
— はとね (@hatone) April 14, 2020
つっつきボイス:「ゴートを呼べるって🤣」「ヤギとはいえ知らない人をZoomに呼ぶのってどうよ🤣」「$100ってあるけど金取るとは😆」「そこがビジネスですよ🐐」
⚓クラウド/コンテナ/インフラ/Linux/Serverless
⚓MinIO: S3 API互換のオブジェクトストレージサーバー
- リポジトリ: minio/minio: MinIO is a high performance object storage server compatible with Amazon S3 APIs
minio が画像プレビューに対応したらしい。https://t.co/RKEEh0fKl2
— mattn (@mattn_jp) April 16, 2020
つっつきボイス:「MinIO、これは割と前からあるヤツです」「たしかに★もかなり多いですね」「要はオープンソースのS3互換ストレージサーバー」「これはdev環境とかテストで使う感じでしょうか?」「あとCIとかでも使いますね: S3 APIレベルにもテストをかけたいけどAWSへの通信を発生させたくないときなんかに、こういうのを使うとローカルで完結します😋」「なるほど〜」「Webチームでもどこかで使ってた覚えありますし」
「ミンアイオーって読むのかな?」「このスペルとロゴならきっとそうでしょう😆」「ミニオじゃなかった😆」
⚓その他インフラ
WSL2対応のRC相当、と。 "This can be considered as a release candidate for the next Stable version that will officially support WSL 2. " / 1件のコメント https://t.co/a9iMX41mvU “How we test Docker Desktop with WSL 2 - Docker Blog” (4 users) https://t.co/wF8uRTsXe6
— masa寿司 (@masa_iwasaki) April 14, 2020
つっつきボイス:「WSL2なかなかリリースされませんね😆」「😆」「さっきWindows Updateの再起動がなかなか終わらなかったんですけど、Insider Previewを入れてたせいだったという😆」「😆」「道理でWSL2が入らないと思った😆」
ちなみにですが、もし技術的にちゃんとしてるからこうじゃないぞというならこんどは、組織内のユーザー端末と外部公開された Web サーバーが同じプライベートネットワークにあるという、セキュリティ的にありえないネットワーク構成ってことで、どっちにしろアウトですね
— 田中ひさてる (@tanakahisateru) April 14, 2020
つっつきボイス:「お😆、これは香川県のゲームパブコメのIPアドレスの件ですね」「この辺のニュースの元ネタがわかってなかったんですが、それでしたか😅」
参考: 香川県ゲーム条例へのパブコメが192.168.7.21から大量に届いた状況を解説してくれる人々 - Togetter
「パブコメのメールが192.168.7.21というプライベートIPアドレスから来ていたということでツッコまれてたんですけど、ちゃんと技術をわかってたらこのIPアドレスだけで断定的なことは言えないはずなんですよ😆」「なんと😆」「それとは別に、パブコメに同じ誤字が大量にあったという報道もありましたね↓」「まあ組織票ぐらいあってもおかしくないですけど😆、庁内リバースプロキシがあるかもしれませんし、IPアドレスについてはもっと技術的な情報が出てこないと証拠にならないでしょう☺️」
参考: ゲーム条例パブコメに同じ誤字 「依存層」「条例にに」:朝日新聞デジタル
⚓JavaScript
⚓React HooksとRails APIでアプリを作る
つっつきボイス:「React Hooksって最近のかな?」「Reactもいろいろ機能が増えてますし☺️」
参考: フックの導入 – React
フック (hok) は React 16.8 で追加された新機能です。state などの React の機能を、クラスを書かずに使えるようになります。
☄ja.reactjs.orgより
「記事はRailsアプリを作るところからやってみた感じ😋」「やってみた系記事😆」
「まあこのぐらいシンプルなCRUDだったら、今だと『どうしてFirebase使わないの?』って言われて終わりそうですけど😆」「😆」「実際最近だとエンタープライズの複雑な用途でないとRailsを選ぶことがあまりなくなってきてますし☺️」
参考: Firebase
⚓CSS/HTML/フロントエンド/テスト/デザイン
⚓Chromiumのアーキテクチャ
電子情報学特論:Chromiumのアーキテクチャを解き明かすhttps://t.co/ruhbd6fy0W
やばい超面白い。これ無料で見られるのすごすぎる。
自分達が当たり前のように無料で使ってるブラウザの仕組みくらい知ったほうがいい。どんな技術でWebページを見ることができるか、どんな問題を抱えてるか知って。— komacchi (@komacchi) April 14, 2020
つっつきボイス:「これもBPS社内Slackに貼っていただいたヤツです」「これは初心者向けにピッタリの超読みやすい記事👍」「とても優しく書かれている❤️」
「ちなみにGoogleスライドはパブリッシュ側で許可しないとスライドをブログに埋め込めないみたいなので、ツイートを見つけて埋め込みました😅」
⚓言語・ツール
⚓GitHubコア機能が無料に
HackerNewsでもえらく盛り上がっていました。
つっつきボイス:「GitHubに日本語版ブログがあるとは😆」「私もこの記事で初めて気づきました😆」
「今回のGitHub無料化では、オーガナイゼーションのprivateなコラボレーター数に制限がなくなったのがとっても大きいですね❤️」「おぉ〜」「これでGitHub使う人が増えるでしょう😋」
「今まではどういう価格体系だったんでしょう?」「これまでだと、チームのprivateなリポジトリーには、そのチームで購入したライセンス数までしかコラボレーターを追加できなかったんですよ」「あ〜」「なのでフリープランの人たちをいっぱい呼ぼうとすると人数がつっかえちゃったりすることがよく起こりましたし😇」「そういう理由でBitBucketのようなサービスを使ってた人たちがそれなりにいるはず」「あるいはBPSみたいにGitLabサーバーを自前で立てるとかですね↓」
「BPSの場合は協力会社も含めた開発者の人数が多いから、以前の価格体系のGitHubでやろうとするとコストが大変だったんでしょうね😅」「今はGitHubのリポジトリ数の上限もなくなりましたし: でも自分たちの場合、協力会社はともかく社員のライセンスは全員分買わないといけませんし、これまでGitLab上に構築してきたCI環境などをGitHubに移行する手間もあるので、月4ドル✕社員数と移行のコストをかけてまでGitLabからGitHubに移行する価値があるかどうかでしょうね💰」「たしかに〜」「自分たちも既にGitLabにロックインされてますし🔐」「今の社内GitLab上にはSandStar(注: 内製のCIサーバー)↓も動いてますし」
「GitLabを社内でホスティングするのはそれなりに手間ですけど、やっぱりメリットもあるんですよ😋」「ふむふむ」「特にBPSの場合、アプリチームがずっとやっている超縦書や超教科書のような超シリーズ↓のコンパイル量がものすごいらしいので、たぶん社内GitLabからGitHubにそのまま移行しても超シリーズのCIが満足に動かない可能性あるかも😅」「あ〜たしかに!」
「超シリーズはChromeのビルドまで含んでてリソースを鬼のように食いますから💋」「Chromeのビルドって😆」「BPSみたいに特殊な要件を抱えているところなら社内GitLabでやる意味はそれなりにあると思いますね: 将来GitLabでやる理由が歴史的経緯ぐらいしかなくなればGitHubに移行してもいいと思いますけど☺️」「なるほど!」
「とにかくGitHubは今回の価格改定で使う人が増えると思いますね😋」「もう使わない理由がありませんし😋」「個人的に持ってるGitHub有料ユーザーも解約しようかと思ってるぐらい😆」「😆」
⚓GItHubの戦略
「GitHubはどの辺を狙っているんでしょうか?」「たぶんGitHubはエンタープライズプラン以上の顧客に狙いを定めているでしょうね☺️」「もうチーム以下は別にいいよみたいなノリで😆」「😆」
「結局エンタープライズプランで一番大きいのはSAML↓なんですよ: SAMLを導入するような大きな企業は人数も相当多いはずですし」「もっと小さいベンチャー企業もこれを機会にGitHubに完全に乗っかるためにエンタープライズプランにするところも増えるかも🏢」
参考: Security Assertion Markup Language - Wikipedia
「想像ですけど、GitHubとしてはチーム以下の個人ユーザーはもうあんまり眼中にないのかなって😆」「そういう人たちはGitHubを無料でガンガン使ってGitHubの知名度を上げてくれればいいよという感じで😋」「最初はチームプランで無料で使ってもらって、規模が大きくなってきてSAMLが使いたくなったらエンタープライズプランに移行してもらう、というようなシナリオを考えてるでしょうね😎」「なるほど!」
「ちなみにSlackは相当大きな企業でも通常プランでやってるところが多くて、エンタープライズはよほど大きな企業ぐらいしかいないようです😎」「へぇ〜😳」「Slackはエンタープライズにするとワークスペースを複数作れるようになるので、人数がすごく増えてくるとそういうのが便利なんでしょうね😋」
⚓その他
⚓吸気と排気
【SIMULIA XFlowによるコロナウィルスの根絶】XFlowが雷神山病院でのウィルス汚染の拡散を解き明かす
ダッソー・システムズのSIMULIAソリューションXFlowは、患者と医療従事者の相互汚染を防ぐため、病室内のウィルス汚染拡散を防ぐため使用されました。https://t.co/UD14pOLQcS— ダッソー・システムズ株式会社 (@3DSjapan) April 8, 2020
つっつきボイス:「ウィルスの病室内拡散をシミュレーションして最適な換気方法を導き出したそうです」「ほほぅ」「吸気口と排気口を部屋の対面に置くとかえってよくないのか😳」「パラメータ次第では逆にうまくいったりすることもありそうなので慎重にやらないと難しいかも🤔」
「プレハブ診療所みたいな規格化された環境なら理論上は条件が揃うので、こういうシミュレーションの結果がとても効いてきそう👍」「おぉ😍」「逆にカスタマイズされている既存の病室とかだとかなり大変かも😅」「建築は動くお金が大きいから、この規模のシミュレーションでもペイするんでしょうね☺️」
⚓キーボード配列変換アダプター
これをおすすめしろとガイアが囁いたのでhttps://t.co/2FNUbjbF72
— 妹之山正雄@4月から一部テレワーク入ります (@masawoImonoyama) April 16, 2020
つっつきボイス:「こういうの好きな人いるかなと思って😆」「とてもオモシロイと思いましたけど、最近ノートPCのキーボードを直接使ってるんで使う機会がなさそう😆」「こんな下のレイヤで変換かけてるんだ😆」「発想はオモシロイですよね😋」
「カンファレンスのブースで配ったらウケそう」「ワンチップマイコン1個でおしまいな感じだし、大した値段じゃないかな?」「ぐぉ、12,800円😇」「「1,000円だったらな〜😆」「3〜4,000円だったらな〜😆」
⚓その他のその他
つっつきボイス:「おニューのiPhone SE、誰か買う人います?😆」「たぶん私かな😆」「iPhone 8のリベンジ感あるというか、中身iPhone 8やんって思ったし😆」「スマホに11万円もかけられない😭」「4万円って安いかなぁ?😆」「今なら安い方だと思いますよ😆」
⚓番外
⚓成功を祈りたい
- 元記事: 酸素を吸って金属をエサにするロボットが開発される | ナゾロジー
- 元記事: 薄さと多孔質性を両立――海水と淡水から従来の100倍の発電ができるイオン交換膜を開発 | fabcross for エンジニア
つっつきボイス:「エサの金属って😆」「もろSFの世界👽」
⚓Stephen Wolframが動いた
- 元記事: The Wolfram Physics Project Intends to Find a Fundamental Theory of Everything
- サイト: The Wolfram Physics Project: Finding the Fundamental Theory of Physics
つっつきボイス:「あのMathematicaで有名なStephen Wolframという人が、『New Kind of Science』という本で物理学の基本法則はネットワーク理論とかセルオートマトンみたいな計算理論から導けるみたいなことをずっと前から主張してて、主流からは正直あんまり相手にされてなかったんですけど、このたびそれを本気で研究するためのプロジェクトとサイトを立ち上げたという記事です」「何かえらいこっちゃ😆」「しかもパンデミックにもめげずスタートしたそうです」「まあ統一理論は人類の夢ですけど🌠」
「物理業界だと、それまで日の目を見ていなかった理論が突如脚光を浴びることもあったりするから油断なりませんし😆」「70年ぐらい経過した頃とかですね😆」「あ、リンク先の文章めちゃ長いです😅」「理解できる気がしない😆」「Wolframさんの本もむちゃくちゃ長くって😭」
参考: スティーブン・ウルフラム - Wikipedia
参考: 新しい種類の科学 - Wikipedia
後編は以上です。
おたより発掘
えー `=>` いやだああ
RubyっでDSL的に自然言語的にかけるのが好きなんだけどなあ
(本当は && じゃなくて and 使いたいけど優先順位が……週刊Railsウォッチ(20200421後編)Ruby 2.4サポート終了、Ruby 3の右代入演算子、GitHubコア機能無料化ほか|TechRacho https://t.co/vV2sRsrv8X
— Jaga Apple (@jagaapple_tech) April 22, 2020
バックナンバー(2020年度第2四半期)
- 20200414後編: Ruby 3で”endレス”メソッド定義構文が追加、ECMAScript 2020の新機能、紛失防止デバイスほか
- 20200413前編: 最近macOSでRailsが遅い、トランザクションでのreturnやbreakなどが非推奨化、Rails監視ツールリスト2020年度版ほか
- 20200407後編: RubyのTracePointでデバッグ、Rubyとモナド、Gitノウハウ集、リモートワークほか
- 20200406前編: Ruby 2.7.1セキュリティ修正、RailsビューHTMLにテンプレート名を出力、Action Mailboxテスト用フォーム改良ほか
今週の主なニュースソース
ソースの表記されていない項目は独自ルート(TwitterやはてブやRSSやruby-jp Slackなど)です。