学習塾開業までの軌跡その3。まだ教室物件がまだ決まりませんがだいぶ塾やフランチャイズがわかってきた気がします。

どうもこんにちは。個別指導教室を開業するまでの軌跡その3です。まだ開業していないくせにまたもや教えてもらった情報をもとに自分なりに考えた結果や経験したことを、あたかも詳しいかのように記事にまとめますよっと。まあ、このいったりきたりの試行錯誤含めて、これから個別指導教室を開校されようとしている方にとって参考になることを願います。

背景そのた過去の記事が気になってくださった方はぜひ以下をどうぞ。
– (1)個別指導教室を開校予定です。業務やお客様のニーズを把握して、塾関連の商材開発効率、あげていきます。
– (2)個別指導教室の開校、場所選びや教室づくりにあたり検討したこと、悩んだこと。学習塾をはじめるまでの軌跡。

フランチャイズ個別指導教室収支計画

個別指導塾を開校したい弊社の状況

さて、先日の記事からやく1ヶ月ほどがたち、弊社の状況としては、
– 主要メンバーのトレーニングは無事終了!
– 塾運営する予定の子会社の登記も終えた!
– 確かな手応えと燃え盛るモチベーション!
– でも開校する場所(物件)が決まらない!
といったところです。

大場もやっとトレーニングから戻ってきまして、久々の打ち上げです。トレーニングの内容をヒアリングする予定だったのに、大場不在中だった1週間のできごとをすりあわせてたら時間切れ。

会社から徒歩1分圏内のお気に入りイタリアン、アウラクチーナにて。とても美味しい、ランクのわりにとてもやすい、いつも空いてる、が気に入っててこれまで口外してこなかったのですが、最近あまりにも空いていて継続性が心配なので告知しはじめてます。なお、味は最高ですが外国人アルバイトのサービスは日本人のそれを大きく下回るので飲食店で無駄に偉そうな態度をとりたい人にはおすすめしません。

脱線したのでもどします。

初月で赤字時期と撤退ラインを乗り越えることより、安定収益のために安心の低価格を求めたほうがいい

はい、意気込み含めて準備万端なのに受け止めてくれる教室がありません。2月中に場所を決めて、3月中旬あたりに新学期を迎えるターゲット層を一気に捕まえて、撤退ラインを初月に乗り越えてスタートダッシュだぜ!の夢は、儚くも開始する前段階で散りました。

ただまあ、これから何年もやっていき、地域に根づき、業務ノウハウを蓄積して次に活かすんだ、と思うと、妥協して教室を急いで開校させる重要度はさほど高くないのかもしれません。探し方を学び、探し続けるほど、リニアに的確な物件の紹介料が増えていくのを感じます。

30を超えて塾開業初体験ですが3高なみの好条件物件との運命的な出会いにまだ期待してます。細かいことは気にせずとりあえず始めたほうがいいよなんてプロはいいますが、真剣だから妥協したくないですしね。必ずスタートラインにたってみせます。

個別教室の安定収益を見据えて新物件を調べるときに最近出した条件

場所は、(教室長と会社の都合)
・丸の内線 のどこか
・大江戸線 のどこか

次点で、(運営メンバの都合)
・田園都市線 のどこか
・半蔵門線 のどこか

加えて、(収益面の都合)
・まわりに学校が多く、できれば学習塾競合が少ない
・大通り沿いで人目につきやすく人通り(主に小中高生)も多い
・低層階で看板を設置したりおけたりして人目につきややすくできる
・ビルはとてもボロくてもいいから広さや立地の割に賃料がやすい
物件を探してます。

上記にあてはまるところで、(弊社経営面の都合)
・広さ:25坪〜
・金額:~月額40万、敷金や保証金など帰ってくるお金はいくらでもいいですが、礼金や償却など帰ってこない系は~40万、 
・移転時期:3月中旬~
・時間:22時まで出入りして良いところ

個別指導塾開業にあたり一番のリスクとなる初期費をどう抑えるか

フランチャイズ個別指導教室収支計画

見ての通り、月単位での収益においては生徒の数(つまり、面談数、契約数、契約年月)が大事なわけですが、1-5年くらいの(塾や会社のほとんどが潰れやすい)スパンのなか収益構造をみると、初期費が占めるインパクトは絶大ですよね。特にキャッシュフロー。この初期費を(いくらかは帰ってくる系のお金だったとしても)どう抑えるかが肝になるんだろーなー、間違えると何年も苦労するんだろうなー、と過去の事業経験から強く危機感を感じます。

個別指導教室開業時にかかる初期投資内容と初期投資額

まあだいたい想像つくと思いますが、物件取得と開校までの先行投資が初期費としてデカイです。弊社の場合は、塾が稼働しない14時までの時間帯で開発会社としての外部との勉強会やセミナーをする場としても使いたいため、余分な先行投資がかかり、多く見積もって1500万円程度でしょうか。たぶん抑えるところを抑えて塾運営だけを思えば500万円程度になるんじゃないかなと思います。費用項目を区切ってみています。

  • 物件の敷金
  • 物件の礼金
  • 物件の償却費
  • 物件の仲介手数料

地方で開校する方の話をきくと、衝撃の月額賃料10万前後。弊社の場合都心部で開校するので30坪で40万円なので、えらい違いだなあと思っちゃいますね。敷礼含め全部賃料との掛け算で初期費用が決まるのでちょっともやっとしますがトライさんから都度もらう商圏データをみると明らかにターゲット層の数が違う。面談できるご家庭との数が違って、でもお客さんがいるところには競合の当然いるので、打率自体はさほどかわらない。だからターゲット層の数の差だけ月々に増えていく契約生徒数も違うんでしょうね。まあ良し悪しですね。

  • フランチャイズへの加盟金
  • フランチャイズへの保証金

儲かってれば何も文句なくて、儲かってないときはなんにでも文句がでる、だから交渉は何もせずに突き進む、なんて考えるのはどんな事業や経営手法にとっても悪手と思います。ただし、始める前から、廃業のリスクを大幅に軽減してもらって売上を伸ばす手伝いをしてもらうパートナーへの支払いをケチるのはなんというか、価格交渉する相手が違う気がしてます。

まずは正当な勉強代を(多少はまけてもらってもいいかもしれませんが)払って存分にわがまま言って教えてもらって学び取る。多少迷惑かけても成長は両者にとっていい経済効果を生むと捉えて頑張る。既にお支払する金額以上に多大なる迷惑をかけ、そして色んな情報を教えこんでもらっているのを経験すると、こまい交渉はこの枠の外でやるべきかなと感じてます。

万が一廃業したら買い取ってももらえるそうですしその時はがんばって交渉してもいいかもしれませんね。ブランドで統一した什器や教材、そして広告費などのお金や面談での時間をかけて集めた生徒はそのまま活用いただけるはずですし。

  • フランチャイズブランドにあった教室の教材、印刷物一式
  • フランチャイズ教室全体で教室管理に使うシステム使用開始費

フランチャイズですからね。ブランドを利用させてもらうので統一すべきな気がしています。僕も家族で小学校受験するときに様々な塾に教材を得るためだけに契約したり、それ以外は自分でいくつもある市販の教材を調べて比較してヤフオクとかで購入してみましたし、僕自身の教材の知識レベルの向上とやるべきことの理解はとても経済的にも自分の子供の学習効率のためにもよかったと思います。

ただ、個人で運営されているところでいくつもの他社の教材を使って教えているところはちょいちょい見かけますが、他社の教材をつかって不特定多数に教えて商売する権利をどう取得すればいいかもわからないし、調べるのもナンセンスですね。塾を運営する側の弊社は株式会社で、それを行うのもスタッフなので、仮に教材や利用するシステムをケチったとしても、それを調べるスタッフの時間をつかうわけで費用面はあまりかわらず、(フランチャイズとして与えられた)教材の中身を把握し正確に教えられる体制を作り込んでいくほうが生徒にとって良いと判断します。

システムのほうも、コールセンターも契約も集金もトライさん側でやってくれるのに、あえてシステムも別のものを導入して管理してもらうためにデータを整形して変換して受け渡しをして煩雑にするメリットはそこまでないような気がしちゃいます。ここらへんはぐちゃぐちゃ変えようとしても売上に貢献しないし支出も減らないしで本質ではない気がするしそもそも圧縮できる幅が少ないので弊社では無視予定。

  • フランチャイズブランドにあった教室の設備費、主に什器

ここは、どうなんでしょうね。特に額も大きいですし。40万円以上もする万能プリンタを新品で買うより中古を見つけてきて買ってもいいかもしれない。デスクは木材でなくてアスクルで揃えるとだいぶ圧縮できるかもしれない。新品を買うこと、ブランドにあわせること、木材など一般的に学習に向いているとされるものに合わせること、などが、契約率や定着率にどの程度影響するのかは正直いまのところわからないです。

寸法でいうと、アスクルは当然大人向けサイズになっていて、小さいのもあるものの、子供には多少向かないのかもしれない。その多少の差が生徒の満足度に明確な差が生まれるのか、まだ答えを持っていないです。ここらへんは教室がきまり、部屋のレイアウトにそって什器を揃えるタイミングでトライさんと相談して得た経験などを別途まとめます。

  • フランチャイズブランドを全面的に活用するための開校時宣伝広告費

以下順番で塾経営状況が良いと判断します。だから2から1に可能な限り一気にシフトしたい。そのための宣伝費。落ち着けばすぐ打ち切ればいいと思う。どうせ教室にはキャパがあるし。

  1. 生徒がちゃんと事業を継続できるだけいて塾運営に専念できる
  2. 生徒が誰もいなくて超ヒマだから他のこともいくらでもできちゃう
  3. 生徒がちょっとしかいなくてヒマだけどガッツリほかのことに専念はできない

今後

結局物件のほうがまだ未確定なので、来週も探し回ってきますー。

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この記事の著者

渡辺 正毅

1984年生まれ、サンフランシスコ育ち。大学から憧れの日本に留学してそのまま移住。いい国ですよね。もっとよくしたい。好きになってくれる人を増やしたい。BPS代表。

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