「第2回 コンテンツ制作・配信ソリューション展」に出展しました

例年,[国際]電子出版 EXPO に参加していましたが今年は,株式会社 CypherTec さんのブースで,BPS の EPUB ソリューションと CypherGuard のソリューションの紹介,という形で,BPS の EPUB 製品群である「超 EPUB シリーズ」を紹介させていただきました.

成果物:チラシ

弊社はあまり製品紹介資料を作成しないのですが,さすがに展示会に出展するときにはフライヤーくらい作成します.今年作成したフライヤーはこちらです.

今回紹介させていただいた弊社商品は以下の4つです.

超画像
Fixed Layout に特化した EPUB3 ビューア.Fixed Layout における画像の表示の滑らかさにこだわった製品です.Windows/iOS/Android/Mac/各種ブラウザ に対応していて,アプリケーションとしても Web サービスとしても展開可能な商品です.フォーマットとしては,電書協フォーマット,角川フォーマット,講談社フォーマットなど,国内で流通している各種 EPUB3 フォーマットに対応しています.


超シリーズ_flyer_Page_1

超縦書
EPUB3 リフロービューアです.国内大手出版社様の協力のもと,組版の正確さにこだわった製品になっております.EPUB3 の規格に対応している EPUB3 でしたら,どんなフォーマットでも対応致します.
BPS の本棚
命名に迷った製品です.本棚については,お客様からのカスタマイズ要求が多いため,弊社で保有している本棚を組み合わせた上で,半オーダーメイドで作成しております.
超作成
EPUB3 作成サービスに,「超」をつけてみました.紙・画像データなどからの EPUB3 作成に対応しています.フォーマットは,国内で流通している各種 EPUB3 に対応可能です.もし御要望があれば,元原稿を裁断せずに EPUB3 を作成するサービスも行なっております.


超シリーズ_flyer_Page_2

ブースの様子

今回のブースは,Cyhpertec さんのブースにおじゃまする形なので,CypherTec さん一色な感じではあります.
CypherTec さんは本社を徳島に設置しているそうで,徳島県と共同出展のブースも隣にあり,時々,徳島に興味のある方が EPUB3 という文字を見て「??」な顔をしていました.

弊社担当者説明中 ブースの様子

多かった質問

EDUPUB に対応していますか?
この規格は僕らの不勉強で知りませんでした.日本電子出版協会では EDUPUB の会合に参加しているようですが,見てみると,EPUB3 の中で教科書に使われるであろう機能を抜き出したもののようです.つまり,弊社超縦書では問題なく閲覧できるかと思われます.どなたか,是非試させて下さい:-)
PDF から EPUB3 へは変換できるの?
Fixed Layout なら可能です(= 画像としてなら可能です).文字情報を残した状態での変換は,再編集が必要になるので難しいです.これは,EPUB/PDF それぞれのフォーマットの特徴が原因で,EPUB は内部が HTML をベースに作成されているのに対して,PDF はそのまま印刷できる形式(内部的には Postscript の拡張)なので,表現力がそもそも違います.PDF の方が圧倒的にレイアウトの表現力は高いです.なので,EPUB に変換するのは事実上難しいと考えています.
Fixed Layout な EPUB を持ってるんだけど検索できる?
本来画像ファイルなので,文字の検索はできませんが,知恵工夫で解決する方法はあります.例えば,文字情報をEPUB とは別のファイルとして保持しておき,検索する際にはその文字情報を利用します.文字情報と画像ファイル名の対応表も準備しておくので,どこにその情報があるかを示すことが可能です.他にも方法は色々あるかと思いますので,相談頂ければと思います.
音声とか動画の入った EPUB3 って作れる?
はい,可能です.作成した EPUB3 をどこに展開する予定かによって,内部フォーマットに多少の違いが出てくるので,作成する際は,展開先の書店サイト様をお知らせ頂ければと思います.
EPUB3 のオーサリングツールって持ってないの?
Fixed Layout でしたら,超作成を利用頂ければ EPUB3 は作成可能です.書誌情報を事前に EXCEL で作成頂きますので,目次情報などにも対応しております.リフロー EPUB3 のオーサリングツールについては,残念ながら弊社で作成する予定は(今の所)ありません.

さいごに

一緒にブースに展示させて頂きました CypherTec 様,また,ご来場頂いた皆様,誠にありがとうございました.

来年も,皆様を助けられる商品をご紹介できればと思っています.引続き宜しくお願い致します.

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この記事の著者

榊原 寛

1980 年埼玉県生まれ。BPS COO。慶應義塾志木高校からそのまま慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスへ。コンピュータの勉強がしたかったので、学部1年より徳田英幸研究室へ。無線ネットワークに関する研究、ユビキタスネットワークに関する研究、センサネットワークに関する研究、仮想ネットワークに関する研究等を行い、2010年慶應義塾大学政策・メディア研究科後記博士課程単位取得退学。 IPA 未踏事業 2006年度、2007年度開発責任者。日本学術振興会特別研究員(DC2) 2008年度。技術が実際に役に立つ現場に行きたく、BPSへ。BPSでは、主に電子書籍に関する事業に従事。マンガEPUBビューアや WebKit を利用した EPUB3 の日本語縦書きビューアプロジェクトを推進。全国中小企業団体中央会によるグローバル技術連携・創業支援補助金(創業枠)及び東京都中小企業振興公社「新製品・新技術助成事業 助成金」を MangaReborn 事業にて申請・獲得。電子書籍に関する次なるソリューションについて日々試行錯誤。慶應義塾大学環境情報学部非常勤講師兼任中。慶應義塾大学 SFC 研究所所員。W3C AC Representative。 http://techracho/bpsinc.jp/skk/ , http://www.ht.sfc.keio.ac.jp/~skk/

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