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エンジニアが身体面のケアについてやっていること6つ

はじめに

最近初めてmiHoYoのゲーム(ゼンレスゾーンゼロ)を遊び始めました、yosuke2です。
原神とかその他の作品も出来が良いとは聞いてましたがよくできてますね。

今回は普段身体のケアのためにやっていることを書いていこうと思います。

首に問題が出たのでオーダーメイド枕(+その他寝具一式)を買ってみた

去年に寝具の記事を書いたりしてましたが、これもその1つではあるので参考までに。

やはりエンジニアの方が多く読まれるのかなとも思いますので、デスクワークを前提に書いているところがあります。
ご了承ください。

また、いずれも実際に購入した商品のリンクを載せているので、商品の詳細を知りたい場合は、商品名などを頼りに公式サイトなどを閲覧してください。

青竹踏み

まずやっていることの1つ目に、「青竹踏み」です。

どのようなものか

何をするかと言うと、名前の通りに竹を踏みます。

フルリモートな私ですが、通勤がないため目に見えて歩行が減っています。
つまり足裏への刺激が足りません。
そうでなくても現代は道が舗装されて、足裏の真ん中、いわゆる土踏まずへの刺激が少ないはず。
そんな土踏まずも含めて満遍なく刺激を与えることができるのが、青竹踏みです。

竹は円柱なので、半分にするとアーチができますが、このアーチが土踏まずの刺激にとてもいいのだと思います。
刺激を与えることで何が良いかと言うと、いわゆるツボ押しができます。
東洋医学の領域の話になりますが、ツボとは「気」の通り道である経絡の要所です。
ツボを刺激することで関連する部位の健康効果が得られる、というのは有名かと思います。
「気」なんて何だかオカルティックにも感じますが、最近は東洋医学を西洋医学的に解明しようという動きもあるようで、今年発売された以下の書籍など話題だったそうです。

参考:東洋医学はなぜ効くのか ツボ・鍼灸・漢方薬、西洋医学で見る驚きのメカニズム (ブルーバックス B 2261)

まだ読めてないですが、私も購入予定です。

得られた健康効果

話が逸れましたが、青竹踏みに戻ります。
青竹踏み自体は昔からある健康法のようで、ある程度信頼性はあるのかなと思いつつ、実際に試してみました。
きっかけとしては好きな医師が推奨していたからというものなのですが。
そして試してみたところいくつか改善点がありました。

  • 便通が良くなる
  • 歩行時の背筋が良くなる(腰痛改善も)
  • 足先の冷えが改善される

私は記憶にある限り小学生の頃からお腹の調子を壊しやすいです。
しかしここ数年は改善してきており、中でもビオスリーという整腸剤を服用し始めたことで、かなり改善しました。
それでもお腹の調子を壊すことが0になった訳ではなく、そんな中青竹踏みを始めたことでまた1つ調子が改善しました。
並べて書いてある足先の冷えの改善と比較すると、どうしてそんなところに効果が?という感じはとてもしますが、これが東洋医学、ツボの面白いところですね。

同様にどうして?という感じがしますが、歩行時の姿勢の良さが感じられています。
後述のストレッチポールの項でも書いてたりしますが、腰痛の改善に寄与しているように感じます。
きっかけとなった医師の方が姿勢の良さに関しても言及しており、書籍を読み直したところ「足首が柔らかくなる」などと書いていました。
様々な健康法が書かれている書籍なので、何故背筋が良くなるのかを詳しく掘り下げてはいないのですが、効果があるとされている点ではあるようです。

足先の冷えに関しては、他2つと比べると何だか効きそうなイメージはありますよね。
特に冬の寒い夜、布団の中で足だけ冷たかった私には嬉しかったです。
面白いのが、最初慣れるために土踏まずでばかり踏んでいたら、足先とかかとだけ冷えていたのをよく覚えています。
もし冷え対策としてやる場合は、しっかり全体を満遍なく踏みましょう。

ただし、普段刺激がない以上、急に刺激を与えるとものすごく痛いです。
足ツボと言うと痛いイメージがあるかと思いますが、正にあれです。
かかとや足先はともかく、土踏まずが強烈に痛い。
1~2週間は慣れるのに時間がかかりました。
始めは痛い痛いと言いつつ顔をしかめながらやってましたが、慣れてからは涼しい顔してやれます。
ちなみに踏んでいる時間は、毎日夜に5分程度です。

購入した青竹踏みは以下になります。

参考:【国産・丈夫な二節付】青竹踏み 防虫剤・カビ防止剤不使用!無塗装の天然竹そのままの踏み心地!足のむくみ、メタボ防止に足裏マッサージ器(あおたけふみ/アオタケフミ/踏み竹)

東洋医学に精通している医師によると「孟宗竹」という竹が良いのだとか。
青竹踏みを推奨していた医師の書籍は以下になります。

参考:「心身養生のコツ」補講50

神田橋條治先生の「心身養生のコツ」シリーズは2024年7月現在4冊出ていて、様々な健康法に関するヒントが書いてあるのでお勧めです。

ストレッチポール

次に「ストレッチポール」です。

どのようなものか

写真の通り円柱状の物です。
どう使うかと言うと、横に寝かせてその上に自分が寝る感じです。

具体的に何が良いかと言うと、普段デスクワークなどで前かがみになりがちだったりする体の姿勢をリセットしてくれるのだとか。
肩や背骨、骨盤に効くそうです。

得られた健康効果

体感したものとしては以下になります。

  • 姿勢の悪さから来る頭痛(緊張型頭痛)が減った
  • 姿勢の悪さから来る腰痛が減った
  • ポールに寝ている時のリラックス感が心地いい

冒頭にも書いたように去年首を悪くしており、その関係もあって一時期整骨院に通っていました。
その時に医師に聞いた話なのですが、腰が悪いと背中の姿勢の悪さに繋がって前かがみになり、そうすると重たい頭を支えるために首が緊張しっぱなしになり、と姿勢の悪さによる影響は連鎖的に発生するそうです。
首が凝っているからと言っても、根本原因は腰にあったりします。
このパターンで緊張した首や肩の筋肉が原因でいわゆる緊張型頭痛などが起こるそうです。
以前はこれが頻繁に発生してよくイブクイック頭痛薬なんかを飲んでいたりしたのですが、最近は全くと言っていいほど無くなりました。
寝具を変えてからも大きく減りましたし、それでも時々あったのがストレッチポールや、恐らく後述するクッションの影響もあってほぼ0になりました。
緊張型頭痛が来る時はだいたい寝起きから頭が痛いのですが、最近は本当になく、最後にあったのがいつか思い出せないくらいです。

腰痛に関しては、例えば料理をしている時、皿洗いをしている時、洗面所で顔を洗う時、などなど、日常生活である程度の時間腰を辛い状態にする時に来ることがありました。
これに関しては本人の身長や台所、シンク、洗面所の高さなどによっても変わるところだとは思いますが。
これはそこまで病的なレベルではなかったのですが、しかし痛みがほとんどなくなるとやはり嬉しいです。
快適です。
また、長時間外にいて遊んだりしている時に、体を上手く支えられてないのか、その日の夜にだんだん腰が痛くなることがありました。
しかしこれに関してもやはり無くなったように感じています。
頭痛同様にクッションの影響もありそうですが、ストレッチポールの影響もあるように感じているので、今後も継続予定です。

リラックス感に関しては、寝てみると分かるのですが、時々背骨の辺りでボキッと音がしたりして動いているのが分かります。
そして腕を横にだらんとすると胸が開くので、これもキーボードを触れている時に閉じがちな腕と反対の動きになります。
シンプルにこうして寝るのを10分程度やるだけでも気持ちいいです。
横にコロコロして動かしてもいいそうですが、私はただ寝てます。
休日もやってもいいのですが、基本仕事終わりに10分間寝ています。

購入したストレッチポールは以下になります。

参考:LPN ストレッチポール(R)EX

ハンドマッサージ

次に「ハンドマッサージ」です。

どのようなものか

デスクワークをしていると当然キーボードとマウス操作などで手を酷使します。
プライベートでもスマートフォンを使うでしょう。
指先の細かい動きで手も疲れると思います。
名前通りですが、そんな手先をマッサージしてくれるものです。

得られた健康効果

体感した効果は以下になります。

  • 手の甲の乾燥の改善
  • 指の動きが滑らかになった

最初にハンドマッサージを導入するきっかけとなったのは、手の甲の乾燥でした。
ハンドクリームをなるべく頻繁に塗っても、どうしても改善しない冬場の手の甲の乾燥。
ハンドクリームは表面からのアプローチですが、ではマッサージで血流を良くするなどの内部からのアプローチはどうだろうか?

そうしてハンドマッサージを導入すると、乾燥が一気に改善しました。
一部ひび割れもしていたような状況から大きく変化し、滑らかな肌になりました。

また、明らかに手の動きが改善しました。
両手共やった後にスマートフォンを操作すると、指の動きの滑らかさに驚きました。

いずれにせよ、手や指の血流が悪かったのかもしれません。
手の乾燥はもちろん、以前と比べて指の動きが悪いように感じたりするなら導入すると良いかもです。

購入したハンドマッサージャーは以下になります。

参考:NIPLUX HAND MOMI

指単位でマッサージしてくれるようになっていて良さそうだなと感じたのでこれにしました。
頻度に関しては、冬場は仕事終わりに毎晩していたのですが、どちらかと言うと指の滑らかさよりは冬場の手の甲の乾燥の方が大きな悩みだったので、夏場である今は週1程度まで落としてます。

アイマッサージ

次に「アイマッサージ」です。

どのようなものか

デスクワークだともちろんモニターを見ます。
プライベートでもスマートフォンを見るでしょう。
テレビを見る人もいるでしょう。
手同様に目も酷使しています。
そんな目の周囲の筋肉や皮膚にアプローチするのが「アイマッサージ」です。

得られた健康効果

体感した効果は以下になります。

  • 寝起きで取れ切っていない目の疲れ、重さ、だるさのようなものが大幅に改善した

私も仕事だけでなく、プライベートでもゲームをしたりしますし、画面でなくても本を読んだりします。
そこで目の周囲をトントン叩いてマッサージしてくれる機械を導入しました。
すると、それまで寝起きに目がショボショボするというか、疲れが取れ切ってないような感じがしていたのが大幅に改善しました。
使ったその日から違いを実感したので即効性もあります。
もうやらずに寝るのが嫌だなと感じるくらいで、今は毎日やっています。

購入したアイマッサージャーは以下になります。

参考:NIPLUX EYE BEAT

私は毎晩寝る前に10分程度やっていますが、早く寝たい時はせめて5分だけでも、とやっています。
ちなみに商品としては15分で自動的に停止するようになっています。

骨盤サポートクッション

次に「骨盤サポートクッション」です。

どのようなものか

椅子の上に置くクッションで、ただ柔らかいだけのクッションではなく、太ももにかかる圧力をいい感じに分散してくれたりして疲れにくいというものです。

得られた健康効果

体感した効果は以下になります。

  • 座っていて疲れにくくなった
  • 脚を組むことが減った
  • 座り姿勢が良くなった
  • 姿勢の悪さから来る頭痛(緊張型頭痛)が減った
  • 姿勢の悪さから来る腰痛が減った

ずっと座っていると疲れて、良くないと分かってても脚を組んでしまう、という方もいると思います。
私もそうです。
しかしこれを導入してから目に見えて脚を組まなくなりました。

また以前は座っている時に酷いといわゆる「仙骨座り」、「ズッコケ座り」と呼ばれる座り方をしていることもありました。

「仙骨座り」は以下のような座り方です。

脚を組むのは今でもたまにやっている時がありますが、こちらに関しては0です。
後述するもう1つのクッションと合わせてかなり姿勢は良くなったように思います。

頭痛と腰痛に関しては、先ほどストレッチポールの項で書いたように、相乗効果だと判断しています。

座りっぱなしは良くないと言われますし、スタンディングデスクという選択肢もあります。
しかし何らかの理由で導入が難しかったり、買ったけどついつい座ってしまう。
そんな方はこちらを検討してみてもいいかもしれません。

購入した骨盤サポートクッションは以下になります。

参考:nishikawa 【 西川 】キープス 骨盤サポートクッション

西川の商品を取り扱っている店舗なら店頭に置いていたりするので、そちらで試しに座ることもできます。
私はAmazonではなく実店舗で試してから買いました。

腰クッション

最後に「腰クッション」です。

どのようなものか

先に商品を紹介します。
購入した腰クッションは以下になります。

参考:nishikawa【西川】 キープス 腰クッション

前項の「骨盤サポートクッション」同様西川の商品で、理想的にはセットで使うものとなっています。
別に単体で使用しても問題はありませんが。

骨盤の方のみだと、確かにお尻や太ももは楽になります。
しかし背中に適切な支えはないので、自分の筋肉でしっかり支えるしかありません。
椅子の背もたれにもたれようとすると、骨盤クッションがある分よりのけぞります。
かといって骨盤クッションがないと疲れやすかったり、酷いと「仙骨座り」をいつの間にかしてたりします。
私もそうでした。
そこでこの腰クッションがあると、いい感じに姿勢を支えてくれます。

得られた健康効果

体感した効果は以下になります。

  • 座っていて疲れにくくなった
  • 座り姿勢が良くなった
  • 姿勢の悪さから来る頭痛(緊張型頭痛)が減った
  • 姿勢の悪さから来る腰痛が減った

先ほどに引き続き効果は似ています。
座り姿勢や疲れにくさに効きますし、姿勢の悪さから来る痛みにも効いているように思います。

骨盤クッションも腰クッションも、自前の筋肉で良い姿勢を取れてかつ、スタンディングデスクも使っているので不要だ、という方もいると思われます。
しかしそうではない方、筋肉が無い方や筋トレで強化中の方、スタンディングデスクが難しい方などは、これらを使って良い姿勢をサポートしてもらうと良いのではないでしょうか。

しっかりとした筋肉があるのが理想的ですが、なかなかつけられないまま「仙骨座り」が常態化して、いずれ腰の病などになるよりはよっぽど良いかと思います。

さいごに

今回は身体のケアについて書きました。
身体のケアの面白いところは、効果抜群なケアを見つけてヒットすると一気に改善が見られるところです。
改善にも小・中・大と程度がありますが、大を引いた時は特に嬉しいです。
そして小や中でも決して不要ではなくて、少しでも不快さが減ることが日常の快適さに繋がります。
仕事はもちろん、プライベートでゲームをされるような方も気を付けることで、良い成績に繋がるかもしれません。
そして先ほども書きましたが、「仙骨座り」に代表されるような良くない習慣、これを防ぐのも大事です。
事故・病気に繋がりかねないので、前もって予防しましょう。
良い成績というプラスにも繋がりますし、事故・病気を防ぐというマイナスを避けることにも繋がります。

今回書いたこと以外にも食事(ビタミンだとかミネラルだとか)や、持病がある方は薬との付き合い方などもあります。
いずれにせよ言えるのは、大きな事故・病気に繋がる前に、余裕のある内になるべく健康体でいられるように、自分の体と対話することが重要ということです。

今回紹介したケアも私は効果を実感してますが、そうでない人もいると思います。
食事も薬もそうで、人によって効果が出たり出なかったりします。
対話と表現したのは「このケアどう?と試す」→「よく効いた or 効かなかった」などの体から来るフィードバックのことです。
色んな事でこれを試すことを繰り返すと、だんだんと「これは自分に効く」、「これは効かない」と分かってきます。

そうして自分の体のことをよく知って、少しでも健康でいられるようになるのが望ましいですよね。

ということで今回はこの辺りで。



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