Mac OS Xの次のバージョンの、「OS X Mountain Lion」が16日に発表されました。
今回新たに、「Messages」「Reminders」「Notes」「Game Center」「Notification Center」「Twitter」の6つの機能がiOSから移植されるほか、「AirPlay Mirroring」「Gatekeeper」という機能が追加されるようです。
「AirPlay Mirroring」は、Apple TVを接続したテレビにワイヤレスでMacの画面を映すことが出来る機能です。プレゼンや会議等の時に便利そうです。
個人的に、今回の新機能の中では一番楽しみです。
もう一つの「Gatekeeper」なのですが、これはMac App Store以外からのソフトウェアのインストールを禁止する機能です。
まさかMacでもApp Store縛りをしてくるとは驚きです。さすがApple。。
Mac App Storeでソフトウェアを販売した場合、Appleに手数料を3割引かれることもあり、Mac App Storeで販売していないシェアウェアのほうがまだまだ多いのですが、Gatekeeperの導入で状況も変わるかもしれません。
また、今までMac用シェアウェアの決済代行サービスやストアSDKを提供してきた、eSellerateやkagi.comなどの今後の動向も気になります(注: kagi.comは閉鎖しました)。
デベロッパープレビューも公開されたので、気になる方は、Mac Developer Program (8400円/年) に会員登録して、仮想環境や、余っているマシンにインストールしてみると良いかもしれません。
ただ、同時に複数のアプリでネットワークに接続できないなど、実用レベルではないので、メインの環境に入れることはおすすめしません。