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お金をかけずにサイトの価値を最大限高める方法

弊社はWEBアプリや電子書籍の開発技術をを売っている企業です。作ったWEBでもっと集客できないかな?というマーケティングよりな相談もきます。たとえば、お問合せ数を増やしたい!と依頼をうけて、下記のように増やしてます。(対策期間:1ヶ月)

収益を拡大するためならお金を使う人は多いので、そのための商材もまた多くて、どれがいいかわからなくなっちゃいますよね。SEOやLPOやEFOやリスティングやリマーケティングやDSPなど、いろいろあるけれど、どこから手を付ければいいのか?ぶっちゃけ全て有効なのでやればやるだけ効果はでます。それぞれの業者が提案する内容もおそらく効果ありますよ。変な業者でなければ。なので、何をどの順番でどこまでやるか、ですよね。順番間違えるとあとでけっこう損し(た気分になり)ますし、全部やるのは大変な労力かコストがかかるので、気をつけたほうが良いです。

まず、キーワードをいちいち勉強しても無駄です。毎年新しい手法が生み出されていきます。最近はFacebook広告を活用した商材をよく見かけますよね。日々新しいのがでてくるので都度飛びついてたらいくらお金があっても足りない。GoogleAnalyticsの設定なんてのも覚える必要ないです。現代のWEBっ子なら大抵使えるし、サイトを立ち上げるときに都度依頼するくらいで問題ないはず。KGIとかKPIとか小難しいキーワードをよく使いますが、聞きなれない言葉なら、深く考えなくてもたぶん困らないです。大切なことはもっともっと他にあります。

どうすれば売上があがるの?の仮説を用意する


月間PVを伸ばせばいいのか(広告収益)、資料請求やお問合せ量を増やせばいいのか、商品購入率を高めればいいのか。事業によって複数の商流があるとおもうので、伸ばしたい商流を1つ選択します。簡単そうに見えるけど、以外とここで悩むかもしれません。深く考えず、なるべく利益に直結する部分を選ぶと良いです。今回はお問い合わせ(引き合い)を増やしたいサイト、を例にしていきます。このサイトでの問合せ数のグラグを計測したのがこれです。

無駄が多いところ、今後活かしやすいところを特定する


流入源(参照元/メディア)別に、お問い合わせにつながっている量と率を出してみました。organic(検索エンジンからの自然)検索と、referral(外部からの紹介)の実績を比較できます。紹介サイトにお金を払っているのにお客さんはあまり来てくれていなくて、逆に放置気味だった検索エンジンのほうからはお客さんがいっぱい来ている状況でした。

そのため、すぐに外部サイトへの支払いを止めて、サイトの中身を改善して自然検索周辺の対策を重点的強化すべきだという方向性が見えてきます。単純でいいんです。専門家なら全く新しい営業口を見つけられるのかもしれませんが、今回は誰が行なっても多少の問題解決になるようにと思いこの解析方法を選択しています。

必要なところで必要な対策だけうつ


サイト内改善に注力すべきといっても、外部からの紹介をないがしろにしようというわけではありません。同じ目的のために生み出された手段なので組み合わせることによって、ある程度の相乗効果を産みます。集客量と成約率が高い少数精鋭のページには一気に客を呼び込むために外部の紹介(広告など)を使えばいいんです。ただ、時間を費やすのはそこまでです。効果が薄いところにそれ以上踏み込んでも、片手間くらいの労力だと、思ったほどの効果は得られないです。今回は、制約率が高いページの集客増を狙うことと、集客がうまくいってるページは成約率改善を狙う、といったサイト内改善を行います。例えば、下記のような感じですね。

いけてないところを継続的に見つけて合間を縫ってなおす


優先順位をつけて計画的に動くことも重要ですが、サイトって生物なので、サイトを更新してページを増やしたり、対策の結果お客さんの数と属性がかわったり、季節など外部要因もからんできたり、頻繁にみえてくる問題が変わると思うのです。素直にサイトでお客さんを逃しているポイントを見つめなおして、地道に、継続的にテコ入れしていくことが、大事ですよね。

事業を一番わかっている本人が実施するのが最も効果的でしょうから、その場合はこちらの本も役に立つかと思います。
これからはじめる SEO内部対策 WEB開発の仕事に付加価値つける

とはいえ、大変面倒かと思うので、誰かにやってもらおーな際には遠慮なく頼ってくださーい。


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