自転車通勤のススメ

はじめまして。中途で今月入社したWEBチームのyoshitakuです。
長らくJava/COBOL/VBなど広く浅くウェブ以外に携わって来た、使い捨てカードの私。
レベルが高いキラカード揃いの輪に飛び込んで一体何を話せと……。
というわけでマイブームな自転車の話でもしようかと思います。

自転車通勤してみませんか?

自転車通勤はとても気持ちが良いです!
と言いつつも私は基本は電車通勤で、たまに自転車派です。
前職では気が向いたら自転車で通勤したり、深夜リリースの際は折り畳み自転車で15~16kmを帰っていました。
現職ではまだ駐輪場の申請中なので、乗れる日を楽しみしています。

自転車で通勤すると疲れて仕事にならないのでは?

そんな質問を受けたことがあります。
運動が苦手で体力も全然ない私ですが、頭がスッキリ冴えた状態で仕事が始められるので意外に気持ちが良いものですよ。
無理なく走れる距離は、体力以外にも自転車や道も重要な要素になりますので、まずは試しに乗ってみることをお勧めしたいです。

昨今はコミック/アニメの影響、震災時は都市圏で自転車が注目されるなど、利用する人が多くなりました。
ダイエットにも良いと思います。

乗る!と心に決めても、まずは会社に相談を

「健康にも良いし、みんなも乗っている。だから私も乗る!」

ちょっと待ってください!
まずは会社に相談をしましょう。

  • 交通費の詐取になる場合があります
  • もしもの時に労働者災害補償保険(労災)が下りない場合があります

交通費について

みなさんは通勤交通費を会社に負担して頂いていると思いますが、会社負担は義務ではありません。会社のご好意で成り立っています。
黙って自転車で通勤するとなると会社から余分な交通費を受け取ることになりますので、会社の許可は必ずもらいましょう。

労災について

労災は、通勤/帰宅時に負った事故や災害に対しても保険が下りることがありますが、寄り道をしていた場合は下りないことがあります。
自転車通勤するとなると会社に申請している通勤ルートとは異なることになりますから、予め自転車通勤することを会社に伝えておきましょう。

忘れてはいけない必須アイテム

自転車通勤が決まったら、準備が整っているか確認をしましょう。

  • 自転車
  • 駐輪場
  • 防犯登録
  • カギ
  • ライト
  • 反射板(リフレクター)

自転車

もしこれから購入しようと考えているようでしたら、後述も参考にしてみて下さい。

駐輪場

必ず確保&事前確認しましょう。
近隣の方々にご迷惑をおかけした場合、会社としても責任を取らなければならない場合も有り得ますので、十分気を付けましょう。

★ポイント
定期契約ではない駐輪場では、満車のときに他人の自転車を勝手に移動して止める悪い人もいるようです。
暗証番号が設定できる駐輪場を選びましょう。

★ポイント
タイヤの太い自転車やサドルが高い自転車などは思うように止められないことがあります。
契約前/利用前に事前確認しましょう。

防犯登録

インターネットで購入した場合なども登録されていない場合があります。
罰則はありませんが登録は義務ですので、防犯登録はしましょう。

★ポイント
防犯登録は有効期間が8年間です。
8年間を過ぎたら更新しましょう。

防犯登録は自転車店のほか、自転車を取り扱うホームセンターやスーパーでも登録できることがあります。
他店で買った自転車を持って近所の自転車店で登録するのは気が引ける…という人は、スーパーなど大型店での登録がオススメです。

費用は自治体によって異なるようですが、東京都や埼玉県では500円(非課税)でした。

カギ

★ポイント
タイヤにだけロックをかけておくと、タイヤだけ外されて盗まれてしまうことがあります。
ワイヤー/チェーンのカギをタイヤとフレーム本体に通した上で、柱や駐輪場の固定設備などに通しておくと安心です。

ライト

普段は休日の日中にしか自転車に乗らない方でも、通勤で利用するとなると日が落ちてから乗ることになります。
白い光のライトを設置しておきましょう。

★ポイント
設置や夜間点灯を怠った場合、処罰される地域/自治体があります。

ベル(警音器)

ベル(警音器)を取り付けましょう。

★ポイント
設置を怠った場合、処罰される地域/自治体があります。

反射板(リフレクター)

後方には赤色灯または赤色反射板を取り付けましょう。

★ポイント
設置を怠った場合、処罰される地域/自治体があります。

ルールとマナー

復習だと思って目を通して頂けるとありがたいです。

  • 基本は車道走行
  • ライトを付ける
  • ベルは無暗に鳴らさない
  • 飲んだら乗らない
  • 携帯電話の画面を見ながら走行しない
  • 耳をふさぐ形で音楽を聴かない
  • 傘の利用の注意

基本は車道走行

自転車も車両です。公道では車道の左側を走行することが基本となります。
「自転車歩道通行可」の標識がある歩道では、歩道でも走行することが許されています。

ライトを付ける

自分自身が明るいほうへ向かっているときは「こんなに明るければ大丈夫だろう」と思いがちですが、反対に明るいほうからやってくる歩行者や自動車にとってみれば、暗いほうから来る自転車には気付きにくいことがあります。

ベルは無暗に鳴らさない

ときどき歩道でベルを鳴らしながら走行する自転車を見かけると思いますが、実はルール違反です。
自転車も自動車も車両ですので、歩道では常に歩行者を優先して歩行者の後ろを走るか、車道を走行するようにしましょう。

飲んだら乗らない

自転車運転でもアルコールが検知されればもちろん違反となります。

携帯電話の画面を見ながら走行しない

実は私もやってしまったことがありました。
その日は近所へのたいしたことの無い用事だったので時計もせずに出かけ、時間を見ようとスマートフォンの画面を見た瞬間、たまたまそこに警察官がいて止められてしまいました。
違反切符ではありませんでしたがレッドカードなるものを頂いてしまいました。
地域/自治体によっては処罰の対象となることもあります。
少し見るだけでも止まって降りて見るようにしましょう。

耳をふさぐ形で音楽を聴かない

大事な音が聴こえないことが問題なのですが、例え音量を下げていたとしてもヘッドホンやイヤホンなどで耳をふさいでいると処罰対象となる地域/自治体があります。

音楽を聴きながらのサイクリングって楽しいですよね。私も明確に違反とされる以前の時代にはイヤホンをしながら自転車に乗っていました。
何とかこれからも音楽を楽しめないかと骨伝導ヘッドホンを購入してみたのですが、結構音漏れしました。興味があればご参考にしてみてください。

傘の利用の注意

もしものときにきちんとブレーキをかけられる体勢で運転なければ違反となる場合があります。よって片手で傘を差して運転では処罰対象となる地域/自治体があります。

器具で傘を自転車に固定して運転するのは?

一般的な傘の大きさでは違反になる可能性があります。
またサイズ問わず傘自体の利用が禁止されている地域/自治体もありますので、条例等を確認するか、できれば傘以外の利用をオススメします。

まだある自転車のこと

以上は必須となる話でした。
ここからは私の個人的意見ですので参考程度に目を通して頂けると幸いです。

どんな自転車がいい?

下記の3つの選択肢は如何でしょう?

  • 折りたたみ自転車+輪行袋
  • 電動アシスト自転車
  • クロスバイク

折りたたみ自転車に輪行袋を用意しておけば、持ち運びできるので持って帰ることができますし、旅行にも持って行けます。折りたたみ自転車なら輪行袋に仕舞うのも楽にできます。

電動アシスト自転車は坂が多い場合は楽です。帰りにスーパーで買い物をして帰るような人にもオススメです。

ママチャリを買うぐらいならオススメしたいのがクロスバイク。
カゴも泥よけ(フェンダー)も付いていないので必要ならば用意しなければならず、ライトやベルやペダルも付いていない場合があります。
そのような点は面倒ではありますが、スピードは出ますし休日は少し遠出のサイクリングも可能。アシスト機能が無いので運動にもなります。
ロードバイクのようなシビアさも無ければ、服装も気にしなくて良く、ママチャリとスポーツ自転車の良いとこ取りのような街乗りに最適な自転車です。

折りたたみ自転車+輪行袋

★メリット
場所を取らない
駐輪場が無くてもスペースがあれば置いておける
輪行袋を用意することで電車でも運べる

★デメリット
スピードが出ない
坂がきつい
大きなカゴが付けられない

電動アシスト自転車

★メリット
走行が楽

★デメリット
値段が高い
充電が必要

クロスバイク

★メリット
軽い
スピードが出る
ロードバイクほど敷居が高くない

★デメリット
パーツは自分で揃える

予算はどのぐらい?

20km以下なら10万円前後が良いと思います。
職場が近場なら、安いママチャリで全然問題ないと思います。

折りたたみ自転車

安いものもありますが、せっかく折りたたみ自転車を買うのであれば、折りたたんで持ち運びできるメリットも活かしたいものです。
そうなると軽めのものを選びたいところ。
距離を乗るならギア切り替えできると走りやすいですし、通勤に使うのであれば泥よけ(フェンダー)付きが良いです。
5~10万円ぐらいの自転車+必要アイテムの値段ぐらいを見ておくと良いと思います。

電動アシスト自転車

雨具以外は必要なものはすべてセットでの販売だと思います。
よって自転車以外にかかる費用は少ないのですが、何より自転車そのものが高いです。
7~15万円ぐらいを見込んでおくと良いと思います。

クロスバイク

本体だけであれば一番安く済むのがクロスバイクです。
5万円程度のものでも十分機能が揃っていて毎日の通勤に利用可能だと思います。
しかし、何かと追加アイテムが必要になるのがクロスバイク。
どのように乗りたいか?にもよりますが、アイテム購入に2~5万円程度は見込んでおくと良いと思います。

あると便利なアイテム

  • レインコート(雨合羽)
  • ミラー(鏡)
  • テールライト(尾灯)
  • ホイールリフレクター/スポークリフレクター(反射材)
  • パンツプロテクター
  • 手袋と耳当て
  • ヘルメット
  • 携帯型工具セット(六角レンチなど)
  • タイヤレバー
  • パンク修理材 または タイヤレバーとチューブ
  • 携帯ポンプ/CO2ボンベと空気圧計
  • 変換アダプタ(主にクロスバイク)
  • ポーチ
  • フェンダー(泥除け)

レインコート(雨合羽)

雨天時の傘差し運転は危険ですのでレインコートの利用をオススメします。
夏はどうしても暑くなりますが、それでも値段が高めの高品質なレインコートは二重構造になっていたりと体にへばりつきづらく蒸れにくくなっています。
着心地が全然違いますので高品質なものがオススメですよ。

ミラー(鏡)

ハンドルに設置するミラーは是非設置をオススメしたいです。
私はどの自転車にも右ハンドルには必ずミラーを設置しています。
車道を走るような場合は振り返らずに後方確認ができ、精神的にもとても安心です。
特に鏡面がガラスのものは錆や傷で見えにくくなることが少ないので良いですよ。

テールライト(尾灯)

後方から近づく車両に安心を与えられます。
100円ショップでも自転車用の赤色LEDライトが売られていますので、シートポスト(サドル/いすの下の棒部分)やヘルメットの後ろに付けると良いと思います。

ホイールリフレクター/スポークリフレクター(反射材)

ホイールリフレクターはタイヤのスポーク(タイヤにある放射状の金属線)にまたがる形で取り付ける板状の反射材です。
自転車に毎日乗っていると、プラスチックで出来ているホイールリフレクターは意外にも高い頻度で破損/落下をします。
中央1箇所で固定するものでは無く両端で固定するものがオススメです。

また、取り付けるのが面倒だという人はスポークにはめ込むスポークリフレクターもオススメです。私も利用しています。
ホイールリフレクターもスポークリフレクターも100円ショップでも購入できます。

パンツプロテクター

長ズボンがチェーンに絡まらないようにする右足首に取り付けるプロテクターです。自転車用のものは反射材も付いています。
特にクロスバイクに乗る方は必須のアイテムだと思ってください。
私も過去にはプロテクターを付けずに何度かスーツのズボンを汚したり穴を開けてしまったことがあります。

手袋と耳当て

冬期は必須アイテムです。
特に耳は痛むほどまで冷えるとなかなか暖まりませんので、常備しておくことをオススメします。

ヘルメット

ヘルメットは値段高く目立つものが多いので抵抗があると思いますが、中にはカジュアルなものもあります。

携帯型工具セット(六角レンチなど)

使用頻度が増すとネジが緩んだり壊れることもあります。自転車では特に六角レンチを使用する頻度が高いため、携帯型工具セットを常備しておくと安心です。

パンク修理材 または タイヤレバーとチューブ

途中でパンクしたときすぐに営業している自転車店が見つかれば良いのですが、そうも行かない場合もあります。そんなときに安心なのがスプレータイプのパンク修理材です。タイヤに挿入することで小さな穴ならふさぐことができます。

ただし、大きな穴の場合はふさがりません。
特にクロスバイクですと高い空気圧が必要になるので、替えのチューブと、チューブを取り出すときに必要なタイヤレバーという道具を用意しておくと確実だと思います。

携帯ポンプ/CO2ボンベと空気圧計

パンクの修理を終えた後に空気を入れるため、携帯ポンプを用意しておくと良いと思います。小型のCO2ボンベですと場所も取らず軽くて携帯も楽です。
携帯できる空気圧計もありますので併せて用意しておくことをオススメします。

変換アダプタ(主にクロスバイク)

タイヤの空気を入れる口の形にはいくつかの種類があります。ママチャリは英式と呼ばれるタイプですが、クロスバイクは仏式が多く使われているため、ママチャリ専用のポンプでは空気を入れられません。

そのようなときは仏→英変換アダプタを用いると英式用のポンプでも空気を入れられます。
アダプタは200円ぐらいで購入できサイズも小さいので、常に持ち歩いていても良いと思います。

ポーチ

工具、修理用具、ポンプ、アダプタなどは、サドルなどに取り付ける自転車用のポーチに入れてまとめておくと良いですよ。

フェンダー(泥除け)

雨の日も乗るのであれば取り付けておくと、服や鞄を汚さずに済みます。

是非してほしいこと

  • 空気はこまめに入れる
  • 自転車保険の加入

空気はこまめに入れる

毎日乗ると空気も抜けやすくなります。空気圧が低いとパンクしやすくなりますのでこまめに空気を入れましょう。
特に細いタイヤの人は空気圧計を使用しながら入れると良いです。
適正空気圧はタイヤの側面に刻字されています。「空気なんてだいたいこんなものだろう」と思っていた感覚をひっくり返されますよ。

自転車保険の加入

ほとんどの地域では自転車保険の加入は任意ですが、例えば滋賀県では加入が義務となりました。
自分自身のため、そして事故で他人傷つけてしまった時のため、加入をオススメします。
裁判では高額賠償の判例も出ていますので1億円までの賠償をカバーできるものが良いと思います。
TSマーク加盟店の自転車店では、有料でメンテナンスを受けるだけで1年間有効な自転車保険のシール(TSマーク)を自転車に付けてもらえます。
TSマークには種類がありますが、私は「赤」をオススメします。

さいごに

随分と長くなってしまいましたが、最後までお読み頂ありがとうございました。
少しでも参考になれば幸いです。
楽しい自転車通勤ライフを♪

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この記事の著者

yoshitaku

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