本当は「2009年を振り返って」などと書くべきなんでしょうが、そんな月並みなことは社長がきっと書いてくれると信じて、昨日の続きです。
今回は、モノクロレーザーからカラーにステップアップする際の注意点を挙げてみようと思います。
カラーレーザーの注意点
でかい重い
一般にでかくて重くなります。
コピー無しでも50kg以上のものもあるので、実物を見ておいた方が良いです。設置場所の他、搬入できるかどうかも含めて・・・
ファーストプリントが遅い
「ウォーミングアップ0秒」と謳われていない機種では、印刷指示してから1枚目が出るまで1分程度かかるのが普通です。(ウォーミングアップ0秒の機種では、モノクロと同じくらい:十数秒で出力されます)
コピーの際も同様で、使い方によっては大きなストレスになるので、ウォーミングアップ0秒の機種を選ぶのも手です。ただし、待機電力が増えたりするので注意してください。
カラー印刷が遅い機種もある
カラーレーザーには「タンデム式」と「4サイクル式」があります。
タンデム式はモノクロとカラーの印刷速度がほぼ同じですが、4サイクル式は印刷を4色繰り返すので、カラーが4倍遅くなります。
低価格・コンパクト機は4サイクル型が多いので、カラーを多用する予定なら注意が必要です。
維持費が高い
カラー印刷は、トナーもドラムも4色使う上、カラートナーはモノクロより高いので、平均で5倍のコストがかかります(1枚12~15円程度)。
デフォルト設定を白黒にしたり、トナー節約モードを活用するなどしないと痛い目に遭います。
印刷品質がまちまち
モノクロレーザーほど文字がくっきり出ない場合が多いです。
また、コンビニのコピー機は数百万の超高級機で、あれほどの品質をイメージしているとショックを受けます。
機種によりますが、「小さい文字がつぶれる」「色むらが出る」「色合いがおかしい」「トナーがテカテカする」などがどれか(または全部)発生します。
サンプルを取り寄せたり、実際に印刷させてもらうのが吉です。
最近はカラーレーザーが5万円程度から、FAXやコピー付でも10万円程度で買えるようになっていますが、以上のような欠点もあるので、よく考える必要があります。
もちろん、人に見せる場合などはカラー化による効果がとても大きいので、目的にあった選定が大切ですね。
自分ならどれにするか
モノクロと違い、低価格カラーで「これだ!」と言える機種にはまだ巡り会えていません。
家庭で使っているRICOH CX3500はファーストプリントが速くて良いですが、小さい文字が少し潰れます。
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BPSで使っているBrother MFC-9640CWは、高機能かつ使いやすいですが、ファーストプリントの遅さが気になります。
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いつかはゼロックスの数百万するA3カラーコピー機を導入してみたいですね。
コンビニ行けば済むけど・・・