Googleアナリティクスの機能「ユーザー エクスプローラ」のデータは生々しい

初めまして、yama13です。19卒の新入社員です。
Googleアナリティクスの機能の中で「こんなことまでわかるのか」と驚いた機能を紹介しようと思います。ある程度アナリティクスを使ったことがあれば、その機能知ってるよという方も多いかもしれません。

Googleアナリティクスとは

Googleアナリティクスとは、Googleが無料で提供しているWebページのアクセス解析サービスです。大企業向けにGoogleアナリティクス360という有料プランも用意されています。

Googleアナリティクスを使うことで、Webページを訪れたユーザーについての様々なデータを取得することができます。
ざっくりと

  • 何人がサイトを訪問したのか
  • いつ訪れたのか
  • どんなデバイス(スマホ、PC、タブレット)で見たのか
  • どのようにしてサイトに訪れたのか(検索、リンク、URL打ち込み等)
  • サイト内でどれくらいページを見てまわったのか(回遊率、直帰率)

などなど。

他にも細かくデータが集計されており、閲覧した日付、ユーザーの年齢・性別や、閲覧時に使用したブラウザの種類とそのバージョンなど、様々な観点からのレポートが用意されています。

そんな数あるGoogleアナリティクスの機能の中から、個々のユーザーに焦点を当てた機能「ユーザー エクスプローラ」というレポートを紹介します。

「ユーザー エクスプローラ」レポート

どんな機能?

サイトを訪問した個々のユーザーの行動を追うことができる機能です。

Googleアナリティクスでは基本的に集計されたデータを見てどのページがよく閲覧されているのか、どんなユーザーに閲覧されているのかなど、マクロ的な分析をするのに使われます。

対してこのレポートでは例外的に個別のユーザーに焦点を当ててミクロ的な分析をすることができます。2016年3月に提供が開始されました。

サイトを訪れたユーザーごとに固有のクライアントIDが与えられ、ユーザーによっていつ、どのページが閲覧されたのかがわかります。

使用しているアナリティクスのタグの種類や設定によって変わりますが、現在サポートされているアナリティクスのタグのデフォルトの設定では、最後にサイトを閲覧してから2年間はクライアントIDが保持されます。

つまり、先週サイトを閲覧した人が今週再び閲覧した場合には、同一ユーザーとして認識されてレポートに反映されるということになります。1ヶ月ぶりでも半年ぶりでも同様です。

いつ使うの?

サイトを訪れた人の全員分のデータを確認すると膨大な手間がかかってしまいます。

そのため、サイトで問い合わせをしたユーザーや自ら設定した特定の条件を満たすユーザーなど、重要な行動をとったユーザーに絞って詳しく調べる場合に使われることが多いでしょう。一度に20人以上の行動データを調べようとするともう大変です。

集計されたユーザーの行動が重要になるのは、大きな地域をターゲットに設定するなど、大規模なデータを管理する場合です。一方で、個別のユーザーの行動が重要になるのは、ユーザーごとに異なるユーザー エクスペリエンスを提供したり、特定のユーザー エクスペリエンスについての分析やトラブルシューティングを行う場合です。たとえば、平均注文値が顕著に大きいユーザーの行動を分析したり、注文時に問題が発生するポイントを確認する場合が該当します。
アナリティクス ヘルプ – ユーザー エクスプローラより

実際にあった事例:Techrachoを見てBPSに採用エントリー

以前、弊社BPSのHPで採用応募に至った人がそれまでにどんなページを見たのか調べたことがありました。その一例を紹介します。

「ホームページから採用応募した」という情報だけでなく、ユーザー エクスプローラ レポートを使うことで次のような閲覧データが得られました。

Google検索

Techrachoの記事を閲覧

BPSのHPへ

BPSのHP内のページをいくつか閲覧

採用応募

また、この閲覧者がBPSのサイトを訪れたのはこの訪問が初めてであり、サイト流入から応募まで約10分でした。

検索から当記事に流入してきたので、BPSやTechrachoのワードで検索したものではないと考えられます。
検索ワードを知りたい場合にはGoogle Search Consoleというツールも。

ちなみにTechrachoのページ右側のサイドメニューや記事の下の方に「開発エンジニア積極採用中です!」の画像があるのでお分かりかと思いますが、Techracho運営の狙いのひとつとして、弊社BPSへの採用応募数の増加があります。
まさにその狙いに沿った行動がとられていたことがわかりました。

あとがき

Googleアナリティクスで、どんなページを見ているのかがここまでわかってしまうということが伝えられたかなと思います。このようにして何を見たのかが記録されるのは最初知ったときは驚きましたが、皆さんどう感じたでしょうか。

服屋に入って何の商品を見て回っているのか遠目で店員に見られているようなもの、と思えばそこまで不思議ではないという気も…?

ということで、最後までお読みいただきありがとうございました。

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この記事の著者

yama13

マーケター。慶應義塾大学経済学部卒業後、2019年4月にBPS入社。

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