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2024年3月期 BPS概況

ご挨拶

こんにちは。BPSの渡辺です。また1年が過ぎてしまいました。TechRacho(このサイト)を運営しているBPS株式会社の近況を大雑把に報告します。取引を検討してくださっている方、応募を検討してくださっている方、渡辺や会社の誰かのご家族など知り合いで心配で見てくださっている方、それとは関係なくただ興味を持ってくださっている全ての方へ。いつも応援ありがとうございます。<(_ _)>

業績・各種利益

今回の着地に対しての率直な感想は「思ったより良かった」です。一時的な悪化については一昨年くらいから予想できていましたため悔しさはあるものの不安はないです。同じ情報を共有できていなかった人は心配させてしまっているかもしれませんね。うまく先行投資の成果をあてて相殺できたらよかったなと後で気づいて反省しています。投資~回収までのスパンが長くなってきているので、うまく着地を合わせられるかについては練習が必要そうです。

2023年03月期 BPS概況

2022年03月期 BPS概況

セグメント情報

去年売上順▽ 売上・前年比 外注費・前年比 人件費・前年比 補足
受託開発 109% 97% 111% 事業の属するチームはいわずもがな、普段は他の事業に専念しているチームも関わってくれた。
教科書 38% 67%(書籍と合算) 105% (書籍と合算) 教科書改訂がない年だからしょうがない。様々な種まきが花開くのは今期以降。
電子書籍 97% 67%(教科書と合算) 105% (教科書と合算) 合算(外注費・人件費)はふりわけ基準が去年と今年で異なるため。来年は合算しないでいけるかも。
くん 175% 128% 93% 主力だった電子書籍事業と比較できるくらいに成長。外注費増加分が寄与してくるのは今期以降。人件費が減っているのは他事業への貢献が多かったため。
漫画翻訳 96% 83% 109% 縦読、カラー版、海外作品輸入といった新たしい試みアリ。これらの影響が見えてくるのは今期以降。げんきだま株式会社の吸収合併を経てより事業分析と連携を強化する。
合計 82% 94% 107%

業績同様に棒グラフにしたほうが見やすそう。まあ来年に向けた気づきということで。。

近々TechRachoでそれぞれの事業を紹介していくことになりました。数字やポジティブな感想だけあってもつまらないよ、もっと中身を教えてよ、みたいな感想を持ってくださった方は、乞うご期待。なお、チーム紹介もよければご覧ください。

借入

現在借金はありません。以前、練習を兼ねて借り入れしたものの不要だったため返済済み。社債もありません。

沿革・人数

  • 濃い青色がBPSです。
  • それ以外が関連会社です。
  • アルバイトなども含みます。
  • 2024年の人数増主要因は子会社の吸収です。アルバイト沢山。

役員

経営体制に変化はありません。

弊社の主力である・チームについてはこちら。

事業の紹介ページがいずれできましたらそちらのリンクもはります。たぶん。忘れなければ。

課題

事業specificな課題には触れません。例年通りなもの含め意識している課題とその対処内容まとめます。

ブランディング

会社・製品のブランド価値とリーチ、それぞれ向上させます。既存のお客様から更なる信頼、新規のお客様及び求職者からの信用と新たな出会いの機会を作るため。具体的なところは決まってないものもあるのでキーワードを並べる感じになってしまってごめんなさい。

  • プライバシーマーク更新
    • 2024年5月に更新完了しました。
  • ISMS取得
    • 2025年後半以降に取得するかもしれません。
  • HP更新
    • 何も実績が増えてない起業したての頃はむやみやたらと更新するのに、ちゃんと実績が増えて多少軌道に乗ってくると更新しなくなるのは何故なんでしょうね。
    • あぐらをかいていい結果が生まれることはないので時間を見つけてできることから。最近コッソリ事業理念、ビジョン、挨拶あたりを更新しました。
  • TechRacho
    • TechRachoはBPSドメインへ全体の95%くらいのアクセスを占めるメディアです。殆どの人がTechRachoで初めてBPSに触れてくれます。
    • 既に事業で関わってくださっている取引先以外の不特定多数の会社様や応採用募者の印象改善に繋げられる活動をします。HP更新同じような感じですね。
  • 事業成長
    • 既存事業での成長や広がりも当然会社の知名度やブランディングに寄与してくるため。
  • 自社採用に向けた動き
    • (今までのエージェント経由での採用と比較して)自社採用は応募者への認知度や直接連絡してもらえる流れを整備する必要があります。
    • 当然これまでとは異なる手法・ルートでの対策・計画が必要になりますし、直接応募してもらうためにはどうしても会社の知名度や印象を意識するようになります。
    • その過程で必要であったりこれまでにやってこなかった活動に気づいてはやっていく流れを作ります。それらがブランディングという枠組みの中での活動の新しいキーワードになっていきそうです。
    • またその流れの結果、入社してくる人員の性質やキャリアやタイミングも当然異なることが予想されるため、採用前後の考え方・方針・流れの追加や改善が必要になってきそうです。

新技術への対応

市場からは常々新しい課題解決や技術を用いた挑戦が求められます。自社・自社人員で率先して対応できるものもあれば、業務優先順位の都合で対応しきれないものもあります。対応できないものは関連会社やパートナー企業を介して知見を蓄えておく方針です。

  • 現行選定技術の既定路線上にあるもの全般
  • 生成AI
  • ノーコード、ローコード
  • AI翻訳
  • 昨今のSEM
  • 縦読み漫画、デジタル漫画

需給バランス

全体方針

開発会社あるあるですね。人の総稼働量と仕事の総量、人員やチームの成長状況にマッチする案件など。引き続き関連会社さんや開発パートナーさんと相談しながら、採用する人材のレベル(投資枠 or 戦力)や採用タイミング自体をズラしたり、体制を組み合わせることによって解決する方針です。

ただ、社内で操作できる割合が大きくなればそれだけ自社単独で安定するということで、今年からは社内開発チーム新設や既存チームの枝分かれによって自立成長しやすい体制の増強に注力していく方針です。

内部管理体制

事業別収支把握

  • BPS
    • 事業Aの収支を月次で集計 → 事業部長Aが閲覧可能に (new!)
    • 事業B

事業責任者が自分で必要と感じたタイミングで取得可能に。事業全体の数字を把握しやすくして事業課題の発見と解決に貢献したいです。

数年前からやりたかったことはほぼ全部できたので、現場の声を聞きながら改善したり、情報提供先事業を増やしたり。

チーム別収支把握

  • BPS
    • 事業A
      • チームAの収支を月次で集計 (new!) → チームAのチーム長が閲覧可能に (new!)
      • チームB
    • 事業B

各チーム長も事業と同様に情報を取得可能に。より現場に近い目線でのPDCAにも貢献したいです。

数年前からやりたかったことはほぼ全部できたので、現場の声を聞きながら改善したり、情報提供先チームを増やしたり。

会計・財務

  • 請求書受領サービス導入
    • 会計上の収支と現金、それぞれ予定を含めて月次で管理できるように
  • 承認済請求書を一括支払い
    • 個別振り込みの時間短縮とミス軽減できるように
  • 子会社事業の吸収
    • 投資事業・小型事業も同様に収支把握・リスクヘッジができるように
  • クレカ周辺の安全強化と最適化
    • 手作業がいくらか残ってるし
  • インボイス・電子帳簿保存法対応
    • 必要だし

こちらも数年前からやりたかったことはほぼ全部できました。インボイスや電子帳簿保存法などは、ルールもツールもまだ変化しているため徐々に最適化していきます。収支インパクトが大きいものに気づいたらまた取り掛かります。

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